轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

ふたり

2011-07-31 | Weblog
旧約聖書のことば


ふたりはひとりよりもまさっている。ふたりが労苦すれば、良い報いがあるからだ。

好きなライブ映像

2011-07-25 | Weblog
轟です。
今回は僕の好きなライブ映像やPV特集。どれも僕の表現方法に影響を与えてくれた映像です。

できれば今回は携帯からではなくパソコンから見てください。すべて動画サイト「You Tube」からです。
全9曲。全部見たら40分くらい。小分けに見ていただいて構いません。もしお口に合わなければ次の曲に飛んでいただいても構いません。
ただ、どれも全画面に拡張して見てください。よろしくお願いします。


○ヒップホップのバンド「Beastie Boys」から「Sabotage」
1994年の曲。その後のPVの歴史を変えましたね。
http://www.youtube.com/watch?v=z5rRZdiu1UE&ob=av3e


○「Foo Fighters」というアメリカのバンド。「All My Life」という曲の野外ライブ。
僕は熱い人間が好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=s3pNq_0nYiU&feature=related


○同じくFoo Fighters。「Best of You」
アコギ一本でここまで世界を広げられるんですね。後半がすごい。
http://www.youtube.com/watch?v=v-QQvpI5aZs


○The Suzan 「Home」
日本の女性4人組のバンドです。軽やか。国内よりも海外で受けているみたい。
http://www.youtube.com/watch?v=-lh35pYVxLQ


○Eric Clapton 「Don't Think Twice, It's All Right」
この映像はギターが好きな人だけ見てください。クラプトンがボブ・ディランの「くよくよするな」という曲をコピーしています。僕の生涯で一番好きなギタープレイです。
http://www.youtube.com/watch?v=WqISzRFzDyE


○Aretha Franklin「Nessun dorma」
98年グラミー賞、ソウル歌手アレサ・フランクリン。オペラ歌手のパバロッティが本番前に出演をキャンセルしたため、急遽ピンチヒッターで歌ったオペラ「誰も寝てはならぬ」
http://www.youtube.com/watch?v=2DwZ-GMHyho


そして最後に、僕の大好きなイギリスのバンド「Massive Attack」
3連発。内省的なんですが見るとヒリヒリします。

○「Splitting The Atom」のPV
http://www.youtube.com/watch?v=otY1sfvELXQ


○「Teardrop」のPV
http://www.youtube.com/watch?v=u7K72X4eo_s&ob=av2e


○「Safe From Harm」。フジロック2010でのライブ映像です。
途中からのカットインであること、隠し撮りなので見づらいです。が、それを差し引いても好きな映像。
http://www.youtube.com/watch?v=sBvF8gbL3G0

おまけ。まったく同じ日の映像。
いかんせん音がつぶれている。音量を少し下げてください。ただし、こちらの方が近めで撮っています。すごい迫力。
http://www.youtube.com/watch?v=0FljsOqKOg0


以上です。いかかだったでしょうか。
情熱と切実さを持った表現者になりたいものですね。
よかったら3年前に載せた、素人監督たちの短編映画特集も見てやってください。
ではまた。バイバイキン。

時間をかけて

2011-07-24 | Weblog
オノ・ヨーコ「グレープフルーツ」より


書き出しなさい。
あなたがしようとしていることを、ぜんぶ。
それを誰かに見せなさい。
あなたがやり終えるまで、その人を眠らせなさい。
できるだけながく時間をかけてやりなさい。

自分の

2011-07-09 | Weblog
ブッタのことば


花を摘むのに夢中になっている人を、死がさらって行くように、眠っている村を、洪水が押し流していくように、花を摘むのに夢中になっている人が、未だに望みを果たさないうちに、死神がかれを征服する。
蜜蜂は花の色香を損なわず、汁をとって、花から飛び去る。聖者が、村に行くときは、そのようにせよ。
他人の過失を見るなかれ。他人のしたこととしなかったことを見るな。ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ。

宮城県日記

2011-07-02 | Weblog


轟です。先日、宮城県に行ってきました。仙台、赤井、石巻。
私は阪神大震災のとき、神戸市長田区で一か月半のボランティア活動をしたことがあります。自分の中では震災のイメージはもともと持っていたつもりですが、今回はそれをも超えていました。
感じたことを率直に書きます。


・栃木県あたりから高速がでこぼこしてくる。

・夜の宮城は普通の町。小金井市か八王子市に近いイメージ。

・朝。壁のひび、貼り紙が目につく。


【仙台】
















・車で海岸部に近づくにつれ、道路がでこぼこしてくる。水たまりが目立ってくる。

・瓦の無い家。ブルーシートを張った家。

・一階部分がもがれた家。海側がえぐられた家。窓枠が残って、カーテンだけが揺れている。

・すべてが流されている。避難所すらもない。工事車両と警備員がいるだけ。夜には誰もいなくなるのだろう。

・海は静か。葦が目につく。

・土のうの量

・鉄筋コンクリートの壁。コンクリがはがされ、グニャグニャになった鉄筋だけが残っている。

・流されているもの。漁の網。半分だけ入ったカルピスウォーターのペットボトル。

・手すり、フェンスが海側に倒れている。

・車での帰り道。みんな静かになる。カーナビのガイダンスだけが響く。

・津波に襲われた近くのコンビニ。花火セットが売られている。このギャップ。



【石巻】
















・石巻。高台が無い。1~2キロ先に山が見える。どこへ逃げろというのか。

・工事車両のみ。若干の自衛隊。警察。

・ガレキ撤去のトラック。専用の道路が渋滞。

・車がペシャンコというよりはクシャクシャ。

・粉じん。蠅。

・ヘドロの匂い。糞尿の匂い。腐敗した匂い。

・阪神大震災と違って焼けた家がほとんどない。焦げた匂いもしない。

・フェンスに貼ってあった手書きのプラカード
「全国からのご支援ありがとうございます」

・戦後の焼野原は、戦後だからこそバラックから復興できたと思います。阪神大震災の焼野原も、そこから5分も歩けば日常が垣間見えた。ただ今回は沿岸部がすべて流されている。何キロ単位の広範囲。余震、津波のリスク。電気、ガス、水道などのライフラインが停止。夜はゴーストタウン。
「復興」「再生」という言葉よりも、「減災」という言葉のほうが現実的だと感じました。


以上です。
私のなかで問題意識が強くなりました。「起承転結」の「起」は理解できました。
長期戦になります。一人ひとりができることをやっていきましょう。被災していない地域の方は日常での防災、減災に努めましょう。
小さなことからコツコツと。