轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

力を合わす

2010-11-14 | Weblog
7年半ぶりに自宅軟禁から解放されたアウン・サン・スーチーさん。
自宅の門での演説。


沈黙を守るべき時と声をあげる時があります。人々は力を合わさなければなりません。
そうして初めて目標を達成できるのです。

担う

2010-11-13 | Weblog
2010年ノーベル平和賞を受賞した劉暁波。
妻の劉霞に贈った詩。


「担う 苦難の妻へ」

君はぼくに言った
すべて担える
君の瞳は粘り強く太陽に向かい失明して炎となり
炎は海水を塩に変えた
親愛なる人よ
暗闇を隔てて君に聞かせよう墓に入る前に
骨と灰でぼくに手紙をくれ
冥土の宛先は忘れるな

12/5(日)ピアノリサイタル

2010-11-11 | Weblog
轟です。久しぶりにライブの告知を。
古賀夏美さんというクラッシックピアニストのリサイタルに朗読で出演します。

「古賀夏美ピアノリサイタル」
12/5(日)
開場13:00/開演13:30/終演15:30予定
\2500円(ドリンク別)
沼袋「Organ Jazz 倶楽部」
(西武新宿線「沼袋駅」北口より徒歩1分、JR中野駅より徒歩20分)

古賀さんはかつてヨーロッパツアーなども行ったピアニスト。
そんなリサイタルに僕は嵐、Ⅴ6、少年隊などの作詞をされている比留間徹さんとのコラボで出演します。古賀さんのピアノに合わせて比留間さんの詩を朗読。
ジャニーズでお仕事されてきた比留間さん。でも今回は商業作品ではなく、ご自身が書きたい詩を創られています。轟が読んだ感想はルー・リード、ピンク・フロイドです。

思いっきりクラッシックをやります。ショパン、モーツァルト、ガーシュウィン。お時間ございましたら是非ご来場ください。大人な轟ひろたです。


沼袋「Organ Jazz 倶楽部」
中野区沼袋1-34-4 B1F
TEL03-3388-2040
行き方は「沼袋駅」北口改札より右後方、花屋さんを左に見て道を進み焼肉「牛繁」のビル地下1階にあります。

裁判員

2010-11-06 | Weblog
ある事件の裁判員裁判。判決後の記者会見より。
裁判員補充2番のことば
(氏名は非公表)


死刑制度が導入されている日本で、死刑という刑にどういう意味があるのか、改めて深く考えようと思った。

(死刑も)人が人を殺すことに変わりはないとの思いだったが、いろんな意見を聞いて、抑止の面で死刑もあり得るとは思った。しかし、生きていく中で何かを見つけ出していくのがやはり人間なんじゃないかと思った。

(裁判員の)一人一人が遺族の身になろうと努力したのは間違いない。遺族の方には少しでも希望を持って欲しい。

大変かもしれないが、これからの日本の社会を良くするためにもぜひ、裁判員になってこの疲労感を感じてもらいたい。

苦しさを越えて

2010-11-04 | Weblog
金沢市の元小学校教師、金森俊朗のことば。
がん患者を授業に招くなど実体験を通し、子どもたちに「生きること」を考えさせる「いのちの授業」を提唱した。


言葉は忘れても、苦しさを越えて語ってくれた人の像は子どもたちの中に残る。出会いをつくり、心を耕すことが教師の役割なんだ。