轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

X JAPAN

2008-03-31 | Weblog
行ってきました、X JAPANの復活ライブ。初日。
10年ぶりのX JAPANを生で見たかったのです。

亡きhideの音と映像が、生のバンドの演奏とリンクするという演出はすごかった。残されたメンバーのhideへの愛情が感じられたし、スクリーンのhideに呼びかける観客の声援には演奏以上に感動してしまいました。

そして一番印象に残っているのが、アンコールで「1曲だけ歌います」と言って始まった「ART OF LIFE」
32分ある大曲。わかりやすい曲ではないし、盛り上がる曲でもない。

Led Zeppelin「kashmir」という曲があります。演奏時間は約8分30秒。こちらもメロディアス曲でもないし、どちらかというと骨のある曲。
そんな「kashmir」のことをボーカル、ロバートプラントは"The Pride of Led Zeppelin" (レッド・ツェッペリンの誇り)と呼んでいた。
また95年、ロバートプラントとギターのジミーペイジが「PAGE PLANT」名義で復活したとき、アンコール最後に演奏されたのは「kashmir」

X JAPANのライブを見て、「誇り」と言える作品を作ってみたい。そう思いました。

サイの角のように

2008-03-23 | Weblog
「ブッタのことば」蛇の章より


今のひとびとは自分の利益のために交わりを結び、また他人に奉仕する。今日、利益をめざさない友は、得がたい。犀の角のようにただ独り歩め。

水の中の魚が網を破るように、また火がすでに焼いたところに戻ってこないように、諸々の煩悩の結び目を破り去って、犀の角のようにただ独り歩め。

与えなさい

2008-03-20 | Weblog
「新訳聖書」ルカの福音書より


自分の給料で満足しなさい。

下着を二枚持っている者は、一つも持たない者に分けなさい。食べ物を持っている者も、そうしなさい。

自分を愛する者を愛したからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。罪人たちでさえ、自分を愛する者を愛します。

さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。

与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。

関係を深める

2008-03-18 | Weblog
俳優、加藤鷹のインタビューより


人と人との関係を深めるのに必要なのは「テクニック」かい?違うだろ。
大切なのは相手を思いやる気持ちと気配り。「テクニック」ではなく「マナー」だ。
そして一番大事なのは、自分の思いを伝えること。人間は感情に反応する感情動物なんだから。

全世界を手に入れても

2008-03-16 | Weblog
「新約聖書」マタイの福音書16章24節


イエスは弟子たちに言われた。
「誰でも私について来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を背負い、そして私について来なさい。
いのちを救おうと思うものはそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見出すのです。
人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。」

「私」を捨てて

2008-03-13 | Weblog
江戸時代の兵法書「葉隠」より


誰でも、ものごとをじっくりとよく考えさえすれば、どんな難解なことでも考えだせるように思うかもしれないが、「私」(私心・主観)を基本にして判断したのでは、いくら考えてもすべてが邪智な働きとなってしまい、役立たずなるばかりである。
とはいうものの、おろかな人間どもには「私」をなくすということばむずかしい。だから、ことにのぞんだら、そのことは別にして、まず原則にしたがい「私」を除いて、いろいろ考えれば、大きくはずれることはないだろう。
「私」を捨てて考えるとき、いままでに思いもよらなかったような知恵すらでてくるものである。