轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

なれない

2013-01-31 | Weblog
立川談春のことば


自分も談志になれると思ってたんだ。自分は談志になれないと気づくのに10年かかった。その時、初めて自分に向き合うのよ。「何ができるの?」って。
以前ジュニアくんと話す機会があって、そんなこと言ってたんじゃないかな。松本さんと同じじゃない、自分の表現に向かったような。

縮まらない溝

2013-01-16 | Weblog
元たま、柳原陽一郎のインタビューより


シンガー・ソング・ライターっていうのは、自分で自分のことを歌うじゃないですか。そうすると一つ罠があって、自分が好きならば、皆も好きだろうと思って作ってしまうことがあるんですよ。自分のことを歌う僕を皆さんに認めて欲しい、そうすれば僕たちはweになれます、usになれます、一つになれますって。でも、本当は「歌」ってそういうものじゃないんですよね。人と人との間に生まれる複雑なドラマとか、切なさとか、どうしても縮まらない溝だとか宿命とか、昔はそういうものを歌っていたんですよ。そこに歌のドラマがあった。昔は歌はドラマだったはずなんですよ。
今は、「僕が頑張って、君も頑張ろう。友達だよね」みたいな歌ばっかりなので、いやそうじゃないよっていう気持ちは、僕個人の中にややアンチな気持ちとしてあるんですけどね。昔歌われてたもののことは、やっぱり忘れちゃいけないよね、っていう。

下手な絵

2013-01-14 | Weblog
画家、松本俊介のことば


堂々と下手な絵を書け。ルノアルもヴェラスケスも別世界のものだ、技法上の約束も全部頭の中から放逐してしまえ。ただ美に従える徒弟として、黙々と自らの下手な絵を描け。それだけが作品だ。

心をコピー

2013-01-13 | Weblog
クロマニヨンズ、甲本ヒロトのインタビューより


ゴッホが油絵の具をキャンバスに置く瞬間のテンション、その興奮を妄想するんです。それを憑依させるんです。
妄想がエネルギー。ピート・タウンゼントがウインドミルする瞬間の心をコピーするんです。だから(クロマニヨンズは)コピーバンドなの。
ピート・タウンゼントやマディ・ウォーターズや僕の好きなミュージシャンの心をコピーして、そしたら言葉は僕の言葉で出てきますよね。

高い空

2013-01-10 | Weblog
トルストイ「戦争と平和」より


どうして俺は今までこの高い空を見なかったんだろう。今やっとこれに気がついたのは実になんという幸福だろう。そうだ、この無限の空以外のものは、みんな空(くう)だ、みんな偽りだ。

あけまして

2013-01-01 | Weblog

あけましておめでとうございます。本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

今年は昨年にも増して、のんびりしようと思っております。
家族第一。フジロックは二番。

昔ほど音楽を聞かなくなりました。ロックよりもクラシックを聞いてます。
ベートーベン、バッハ、ワーグナーのCDばかりを買ってました。
ロックはニールヤングとブラックサバス。
去年一番感動したライブはマーラーの交響曲2番「復活」

相も変わらずマイペースなブログです。皆さんもふと暇になったとき、少し疲れたとき覗きに来てください。
本年が皆さんにとって素晴らしい一年になるよう心より祈ってます。



追伸
最近知りました。
私と生年月日が近い有名人。

本上 まなみ
ジャック・ジョンソン
河相 我聞
長塚 圭史
だいた ひかる
マック鈴木
ローリン・ヒル
アンジェリーナ・ジョリー
平野 啓一郎
城 彰二
波田 陽区
チェ・ジウ