福島正伸「仕事が夢と感動であふれる5つの物語」のあとがきより
ある人によると、人間の遺伝子はすべての人がほんの少しずつ違うそうです。それはすべての人が違う体質となって生まれるためだそうです。たとえ一つの恐ろしい病気が人類を襲ったとしても、その病気にかかりにくい体質を持った人が生まれるためだそうです。そうすると一つの病気で人類を滅ぼすことができなくなります。
ただ、そのために重い病気を持って生まれてくる子もいるのだそうです。難病の子どもたちはみんな、人類にとって最も大切な存在なのかもしれません。
すべての人には生まれてきた理由があります。そしてそれは自分で見つけ出すことができます。意味の無い状況はありません。意味を見出そうとすれば必ずそこには重要な意味があることに気づきます。
私たちが人間として生まれてきたのはまわりの人々だけでなく、他の生物や未来の地球にとって必要な存在なのだからです。