轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

心が

2010-04-30 | Weblog
タオ自然学より


心が乱れたとき、事物は多様なものとしてあらわれ、心が平静なときには、事物はその多様性を失う。

僕がしたいのは

2010-04-27 | Weblog
ボブ・ディランがデビュー当時よく歌っていた「ALL I WANT TO DO」


君と競うつもりはないし
打ち負かしたり だまし いじめたり
君を単純化も 値踏みも
拒絶も やっつけもしない
僕がしたいのは ただ
君と友達になることだけ

ボブディラン

2010-04-17 | Weblog
3/21と29、Zepp Tokyoで行われたボブ・ディランのライブに行ってきました。
すさまじかった。

両日で選曲が3分の2も違う。ライブのオープニングもアンコール最後の曲も。
ギターは1曲しか弾かず、あとはキーボード。昔の曲もやるのだが少しだけ、ヒット曲もアレンジどころかメロディーも大幅に変えてる。なのに、かっこいい。
今もなお現在進行形のディランがいました。

3/11~29まであった日本ツアー。
19日間で14本のライブ。
毎夜のごとく2時間、17曲を歌い続ける。座ることもなく。
毎ライブで必ず歌ったのは4曲のみ。つまり残りの13曲は日替わり。
日本ツアーを通して歌ったのは全66曲。
69歳。


ボブ・ディランのことば
「目的に到達したと思ってはいけない。いつもどこかに向かう過程にあると思うべきだ。そう思っているかぎり大丈夫だ」

天気予報

2010-04-17 | Weblog
「4/17(土)
雨のち曇り
最高気温11度

4/18(日)
晴れのち曇り
最高気温18度

4/19(月)
曇りのち晴れ
最高気温16度

体調だけは気をつけて
おやすみなさい」


以上は昨夜、友達に送ったメール。
今朝ふと気づいた。まるで「人生」の縮図みたいな内容。

かき鳴らす程度でも

2010-04-15 | Weblog
ニルヴァーナのベース、クリス・ノヴォゼリック。
ボーカル、カート・コバーンの葬式で話した弔辞より。


カートがこの世界に残してくれた教訓は、音楽やアートに携わるなら、かき鳴らす程度でも、とにかく頑張り続けることだ。

非核の傘

2010-04-11 | Weblog
4月7日「朝日新聞」の社説より
「米核戦略転換―「非核の傘」さらに大きく」 

オバマ米大統領が、核戦略について英断を下した。

米紙との会見で、核不拡散条約(NPT)を順守する非核国に対しては核攻撃をしない方針を明らかにした。通常兵器はもちろん、生物・化学兵器による攻撃やサイバー攻撃に対しても、原則として核による報復攻撃をしない。核の役割を縮小する転換である。最新の核戦略見直しの柱の一つだ。

同盟国を核抑止で守ることは「核の傘」と呼ばれる。これに対し、非核国を核攻撃しないと保証することは「非核の傘」とも言うべき、新たな安全保障政策である。

米国はこれまで、核兵器を持つ国はもとより、その同盟国も「非核の傘」の外に置いてきた。オバマ新戦略によると、これからはNPT加盟の180カ国以上の非核国が対象となる。「非核の傘」が広がることで、NPTの一員として条約を順守する利点もはっきりする。非核を徹底すれば安全もより確かになる、という考えを根づかせる力になろう。

今後の大きな課題は、米国以外の核保有国を同調させて、「非核の傘」を世界標準にできるかどうかだ。

今のところ、ロシアは非核国に対しても核使用を辞さないというのが基本戦略だ。北大西洋条約機構(NATO)に比べて通常戦力で劣るロシアの態度は硬い。まずはNATOが、オバマ新戦略に合わせるのが得策だろう。NATOメンバーである英仏もそれに賛同したうえで、より包括的な軍縮、安全保障協議を進め、ロシアも「非核の傘」を広げるよう、促すべきだ。

中国は、核の先制使用はしないとの立場を繰り返し表明している。真剣な戦略であるなら、オバマ大統領に同調して、「非核の傘」を広げる外交を積極的に展開すべきだろう。12、13日にワシントンで開催される核保安首脳会議には、胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席も参加する。主要テーマは核テロ防止だが、米中首脳会談を開き、非核国への核不使用の徹底についても話し合ってはどうか。

核戦略見直しの過程では、核攻撃の抑止を核兵器の「唯一の目的」とする方針も検討された。しかし、そこまで目的を限定すると、北朝鮮やイランなどの非核兵器に対する抑止力が弱まるとの国防総省の慎重論もあり、見送られた。

日豪主導の国際賢人会議は昨年12月、2012年までにすべての核保有国が「唯一の目的」宣言をするよう提言している。12年が無理でも、できるだけ早期の宣言を促している。

オバマ新戦略は画期的な一歩だが、ここで立ち止まらせてはならない。日本は、核の役割をさらに軽減して核軍縮を進めていくために、核保有国が「唯一の目的」宣言に向かうよう、外交努力を強めていくべきである。

新年度

2010-04-01 | Weblog
皆さまおはようございます。いま総武線よりこの文章を書いている轟です。
いよいよ本日から新年度ですね。皆さんに感謝の言葉をひとつ。

まず前フリ。
僕はインターネットやブログをいまひとつ信じていません。実は。
知り合いに西新宿でレコード屋を開いている人がいます。こんな話を聞きました。
「一時期インターネットでの通販が流行って、たくさんのレコード屋が店頭販売よりインターネットに力を入れた。でもインターネットでのお客さんは固定客にならない。このデフレでみんな潰れた。結局、店頭販売や電話でのやり取りを大切にしたレコード屋が残っている」

そんな話を聞いてからというもの、インターネットやソーシャルネットでの繋がりよりも直接の人間関係が大切だなぁ、と思ってきました。
以上。前フリ。

とはいえ、この「轟見聞録」毎日50人以上の人が来てくれていまして、多いときは100人を超えます。

僕は普段の生活で50人もの人と触れ合っているわけではありません。
また毎日更新するわけでもない、本人の日記などほとんどない、言葉だけが載るブログ。

そんな「轟見聞録」にどこからのきっかけで触れてくれる仲間たち。
僕のアンテナに共感してくれる50人以上の仲間たち。

感謝です。
なんかね、嬉しいんですよ。本当にありがとうございます。
新年度にあたりそれだけは伝えたかったのです。

これからも「轟見聞録」はちょっと頑張っている人や、これから頑張ろうと思っている人に共感してもらえるようなブログにします。
いよいよ平成22年度。今年度もなにとぞよろしくお願いします。

最後にボブ・ディランの言葉を。


「目的に到達したと思ってはいけない。いつもどこかに向かう過程にあると思うべきだ。
そう思っているかぎり大丈夫だ」