東京スカパラダイスオーケストラのギター、加藤隆志のインタビューより
クラッシュ、プリンスとかを録ったジョー・ブレイニーという人を共同プロデューサーに迎えたんですが、そのジョーから「もうちょっとテンポを落としてビートの出し方を変えたらどうか」とアドバイスを受けて。
アメリカのコーチェラフェスのとき、数字で言うとどのくらいかな。(BPM)3ぐらい落として、ノリ方を変えたんですよ。そしたら反応が全然違って、どんどん人が増えていって。
なるほどな~って思いましたよ。というのは、レッチリしかり、ニルヴァーナのデイブ・グロールもそうだけど、アメリカで成功しているバンドって、テンポを落とした曲でもパッションを残しているんですよね。テンポが高ければ高いほどパッションは増すものだけど、彼らは速くない曲でも同じような熱量のダンスビートを紡いでいるんですよ。