轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

くちなしの花

2006-06-28 | その他
戦没学徒、宅島徳光中尉の遺稿集「くちなしの花」。
その中の恋人を思って綴った詩。


俺の言葉で泣いた奴が一人
俺を恨んでいる奴が一人
それでも本当に俺を忘れないでいてくれる人が一人
俺が死んだらくちなしの花を飾ってくれる奴が一人
みんな併せてたった一人

練習ですべてを

2006-06-26 | その他
予選リーグを終えたジーコ監督のインタビュー


ー世界との大きな差は何が足りないか?

プロ意識だ。
まず、外国に行くのもいいが、自分のチームで試合に出られるようにしなければいけない。
代表で初めて一生懸命やるのではなく、クラブの練習や試合ですべてを出し尽くすことだ。

中田とイチロー

2006-06-25 | その他
1分2敗でワールドカップを終えたジーコジャパン。
いくつかのニュースや記事を目にしました。その中で一番興味深かったのが、6/23「毎日新聞」夕刊の記事。抜粋します。


中田英寿はドイツ入り後、明らかにいらついていた。
「走るという基本ができていない」
「戦う準備が足りない」
味方への批判とも取れる言葉がたびたび漏れた。練習でも仲間とほとんど会話せず、アップも1人で行った。
ただ試合に臨む姿勢は誰よりも激しかった。ジーコ監督から「中田はいつでも同じ気持ちで全力を出せる」と絶賛された。

中田と同様に「孤高」と称される存在に、イチローがいる。
今年3月のワールド・ベースボール・クラシックでは、意外なリーダーシップを発揮した。
練習中から仲間に積極的に話しかけ、2次リーグでの米国戦では円陣の中心で「歴史的な日にしよう」と叫んだ。チームは一丸となり、世界一を手中にした。

世界を知る中田の厳しさを日本代表の他の選手は最後まで理解できず、彼自身も仲間とも一定の距離を保った。
中田はイチローになれなかった。

10-1=0

2006-06-20 | その他
ビジネスマナーの本より。

お客さまに提供するサービスは常に完全なもの、少しの落度も許されません。
1つでも落度があれば、そのサービス価値は「10-1=9」ではなく、「10-1=0」すなわちサービス価値は「ゼロ」となります。
いつでも、どこでもファーストクラスのサービスを提供することが大切です。

どうか平和で

2006-06-12 | その他
5月14日に亡くなられた元衆議院議員、箕輪登さんの言葉。

「(自分は)やがて死んでいくが、死んでもやっぱり、日本の国がどうか平和で、働き者の国民で、幸せに暮らしてほしいなと、それだけが本当に私の願いです」

一期一会

2006-06-11 | その他
一生に一度会うこと。また、一生に一度限りであること。

曼荼羅飛び入りや井の頭公園でのパフォーマンスで、すばらしい人達とたくさん出会えました。
一期一会。みなさんとの出会いを大切にしたいです。みんなありがとう。

好きなタイトル

2006-06-07 | その他
ライブハウス「LOFT」が出しているフリーペーパー「ROOFTOP」の中に、たくさんのコラムが連載されています。
好きなコラムタイトルがいくつかあったので紹介します。


「センチメンタル☆高校13年生」

「スリーアウトでもチェンジしないぜ」

「君の便りは南風」

外側の親分

2006-06-06 | その他
イニューイ(エスキモー)の言葉。
「人間の手が、決して届かないものがある。猟をしているとそう実感する」

イニューイには「ヒダッ ナーラガ」という言葉がある。ヒダッは「外側」、ナーラガは「親分」。自然環境が一番偉いという意味。

海の中は

2006-05-30 | その他
身体障害者や高齢者のダイビングを指導する、椎名勝己さんのインタビューより。


無重力空間のように浮遊できる海中では、コツさえつかめば障害があっても健常者と同じように前に進める。
海の中で、車イスから離れられるだけでも嬉しいという人がいる。講習は厳しいが、障害が重い人ほど弱音をはかない。気を遣ってサポートしていたら、受講者から「ぎりぎりまで手を出さないで」としかられたこともある。
地上よりも海の中の方がバリアフリーだ。