轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

近道は遠回り

2008-11-30 | Weblog
イチローのことば


近道はもちろんしたいです。簡単にできたら楽なんだけど、でもそんなことは一流になるためには不可能なことですよね。
一番の近道は遠回りをすることだっていう考えを、いまは心に持ってやってるんです。

長く続ける秘訣

2008-11-27 | Weblog
メタリカのドラム、ラーズ・ウルリッヒのインタビューより


長くバンドを続ける秘訣かい?
その瞬間にできる最高のことをやれるよう努力すること。俺達はただそれをやってきただけさ。

残された人は

2008-11-26 | Weblog
「死生学」の哲学者、アルフォンス・デーケンのインタビューより


ー最愛の人を失った家族にとって、大事なことはなんでしょうか。

愛する人が亡くなることは残された人も死ぬことと同じです。残された人は積極的な努力によって立ち直る道を歩むことが重要です。最初は精神的な打撃、パニック、罪の意識がありますが、新しい生きがい、立ち直りへと変化します。
特に、新しい生きがいが重要です。ボランティア活動をはじめ、積極的に生きる人がいますね。

生きてる?

2008-11-23 | Weblog
「男はつらいよ」寅さんのことば


労働者諸君! 田舎のご両親は元気かな。たまには手紙を書けよ。

燃えるような恋をしろ。大声だして、のたうち回るような。

ザマ見ろぃ、人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。

生きてる? そら結構だ。

これからの轟ひろた

2008-11-18 | Weblog
轟ひろたの出演情報を3つ
(画像はだいじゅさんが撮った伊豆下田の海)

○11/26(水)吉祥寺「曼荼羅」
朗読Night「Nocturne~語り手は語る~」
開場18:30/開演19:00/終演22:30予定
チャージ:1600/1800(当日)+ドリンク代
出演:轟ひろた/坂元隆一/なかがわあつこ/三熊こうすけ/佐竹海莉/八木岳

アニマル王子の八木岳くんが主催の朗読会。出演者はご覧の通りアニマル関係者だらけです。
私の芥川龍之介を聴きに来て下さい。


○12/7(日)高円寺「ぱちか村」
「こもれびひろば」vol.7
開場16:00/開演17:00/終演22:30予定
チャージ:無し(飲食代+投げ銭)
出演:轟ひろた(一人芝居)/近藤直子(一人芝居)/HIROYUKI(カリンバ)/豆太郎(ちんどん)/あきあらき(ジャンベワークショップ)/早川章弘(口笛) 他

アフリカの匂いがする高円寺「ぱちか村」。前回出演したら楽しすぎた。何かを作る表現者・その場を楽しむ表現者がたくさん集まります。早川章弘さんは2006年「第一回全日本口笛音楽コンクール」で優勝。「近松」の雛鳥こと近藤直子も出演します。


○12/13(土)渋谷「DESEO」
だいじゅワンマンライブの司会・一人芝居
夜。詳細未定

だいじゅさんは最高のシンガーソングライター。
四谷天窓の観客動員記録を持つ男。
泣けます。

以上。だんだん寒くなってきましたが、おもしろい面子と共演しています。お時間ありましたら御来場ください。
よろしくお願いします。

生きている喜び

2008-11-18 | Weblog
アジアン・カンフー・ジェネレーションのボーカル、後藤正文のインタビューより


みんな、世界は素晴らしいって言い切りたいわけで。そんなことはないんだけど。それで生きている喜びを表したい。広い意味で、それが愛っていう言葉な気がする。

老人ホームで一人芝居

2008-11-16 | Weblog
先日、調布にある老人ホームで一人芝居をやってきました。
感動しました。

演目は
1「坊っちゃん」みたいに
2 シルヴァスタイン「大きな木」

アニマル王子「近松:ジュリエット女庭訓」を見ていただいたホーム職員の方からのオファー。事前に「80歳以上の高齢者が多いので、ゆっくりめのテンポで演じてください」とのお話がありました。

いざ行ってみるとホームの文化祭ということもあって、利用者さんたちの絵、詩などいろんな作品が展示されていました。それを見ているだけで「いいところに来たなぁ」という感慨にふけってしまいました。
画像はそのひとつ。「ひとの世の 幸不幸は 人と人とが 逢うことからはじまる よき出逢いを」

ひとつ告白しておきますと、僕の一人芝居は大好きな夏目漱石や宮沢賢治の言葉をたくさん混ぜ込んであります。普段の一人芝居のお客様は若い人ばかり。ということもあって、漱石や賢治のセリフをしゃべってもほとんど反応がありません。
今回の老人ホームで驚いたのが「坊っちゃん」を使ったセリフが来たときに客席がどよめいたこと。嬉しい誤算でした。

共演者もすごかった。
クラシックからアイリッシュまで。バイオリンの石井貴さん
沖縄音階など多様な音使い・カリンバのHIROYUKIさん
12月からロスに住み込み「Heaven Dust」としてデビューする、尺八のDaiさん
笑顔の大トリ、三線の中沢健さん

他の出演者のパフォーマンスを見ているとき、ふと客席の高齢者に目を向けました。なんだか熱いものが込み上げてきました。その空気なのか、真剣な眼差しなのか、私よりも50年以上生きている人たちの重みなのか。
出演者でありながら感動してしまいました。

みなさんも「よき出逢いを」