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波乗りOBABAの独り言 (再掲載3)

2023年10月21日 | 雑感・・3

 

なにか、しらないけど、この前から

波乗りOBABAの独り言(2記事)を読みに来てくださる人がちらほら。

せっかくなので、再投稿します。

 

ネットサーフィンなんて、言い方はもう、今の若者は使わないのかもしれない。

昔の若者である、代理の中では、健在であるが・・・

そのサーフィンの腕前は別として

波乗りのはずが

流されるまま、たどり着いてしまったところが

ん?

オペアンプ?

ちょっと、覗いてみようとおもったところが・・・

これが、

なんだか、前にも書いたことある思惑がむずむずわいてきてしまう1文をみつけてしまい・・

勝手にたどり着いておいて、何をいうか!!

で、あるのだけど、

なに、まあ、そうなんだ。

「物言わざるは腹膨るる」で、

なんだか、とっても、腹心地が悪い。

 

その1文。

「バーブラウンのOPA627BPは、アナログチックな音がでるというが、

よくわからない」

それに対して

「アンプにも、よりけりですよ」

 

う~~~~~ん。

アンプによりけり、と、いうのは

あながち、嘘ではないのだが、

ここが、当方の場合、アンプによりけり、という状態ではない。

CDPの音を忠実に拾い、忠実に再現するように

高橋、サイテーションの中をほぼ全部やり変えているわけです。

 

********

今回は当方で修理したCDプレーヤー等のエージングに使用しているハーマン・カードンのパワーアンプCITATION16Aの紹介です。
このアンプの前はLUXMAN L-580をエージングに使用していましたが発熱がひどく常時通電で使うには一抹の不安があり2年前あたりからアンプを探していました。
修理にきたアンプや試しに購入したアンプ知り合いの所有しているアンプなどかなりの台数を聞いた結果我が家で使用できる大きさで且つ金銭的に無理のない物としてCITATION16Aを選択しました。
発売からかんがえると38年前のアンプで骨董品の領域に入るものですね。

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流石に内部は埃と錆でオーバーホールをしないと使える状態ではありません。当然動作品では無く音が出ないジャンク品の購入なので修理をしないといけませんが駄目もとの購入です。

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まずは出力リレーの接点が固着して動かないので代替のリレーに交換です。

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調べて行くと初段のダブルトランジスタも壊れている様なので日本製のトランジスタに置換えて対応です。

音が出る様になりましたのでまずは何時ものごとく電解コンデンサ交換や半田増しの実施です。
 
オーバーホール後音を聴いたときにはなかなか良い音が出るなと思って聴いていましたがエージングで使用するには問題が有る事に気が着きました。
なんとCDプレーヤーを替えても同じ音が出てきます。音が良くても何もかもハーマンカードンの音に成ってしまっては意味が有りません。
とにかく癖のない素直な音が出る様に改造です。



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最初は作業が簡単な基板上の部品交換からです。基板上のトランジスタ・ダイオードを除きコンデンサ抵抗は全てクリアな音を出す事を目標に交換です。


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基板上の部品交換だけでは思うような音に成らないので今度は出力回路側のパワートランジスタや抵抗・コンデンサも全て交換です。

ここまで部品の変更を行ってやっとCDプレーヤーの違いや・音質改善の効果を確認できるように成りました。
どうも一番音に影響していたのは出力に使用していたパワートランジスタのように思えます。

RCAの入力コネクタも錆が酷いのでかなり前に購入していた真鍮削り出しにロジュウムメッキを施した物に交換しました。

もとの部品は筐体・トランス・ドライバー段のトランジスタ・ダイオードのみと成ったので外観はCITATION16Aですが音も中身も全く違う別物のアンプです。

**********

 

すると、アンプに拠りけりでないとなった時を考えますと

オペアンプの個性がでてこないというのは、

もう、CDPが「抽出」できていない、と、考えるしかないわけです。

高橋、オペアンプをチョイスするにあたり、

627BP他、かなりの数のオペアンプを試してみています。

それぞれに個性があり、

明るめな音、暗めな音、切れ味のある音・・etcの、中で

意表をついていたのが、

627BPだったので、よく覚えています。

性能は上の部類とおもえますが、

音は、アナログチックというより、

「濁り」があります。

この「濁り」の効能で

ちょっと、真空管ぽい音になるのが、

アナログチックと、受け止められているということでしょう。

この効能は代理の考えでは、

ちょっと、そっとのアンプでは、オペアンプを没個性にできるものではないと思えます。

と、なると、

CDP自体が抽出できていない。と、考えるほうが、

妥当と思えるのです。

 

で、

「なんだか、前にも書いたことある思惑がむずむずわいてきてしまう」

と、いう部分です。

まいどのことですが、

基本性能をきちんとする。(OH)

そのOH なしで、音質改善はしない。

(基本の音質が劣化していては、改善の土台がない)

と、書いているわけです。

1704のことでも、

元の性能、音質改善、クロック交換など、なしでは、

つまり、

1704が解析するもとの「性能」が良くない状態では

1704の効能は期待できない。

(厳密には良くなるわけですが、以前に書いたのは、

無い音質を解析できない、と、いうことです)

 

つまり、オペアンプがど~のこ~のという前に

CDP自体の性能・音質を良くしていく方が先なのです。

オペアンプの音がアナログチックにきこえない。

と、いうのは、

オペアンプのせいではなく、

たぶん、OHすらしていないCDPのほうに要因があると感じるのです。

 

そして、CDPのOH/改善ができると

アンプによりけりという部分を詮議できるわけです。

当方は先にあげたように、

CDPの音質をチューンナップしているので、

アンプの個性が「よりけり」ではだめなので、

まあ、言い方は悪いですが

「没個性」のアンプをつくることにより

(性能はむろんアップしてます)

CDP自体の音が、よくわかります。

 

そして、良くなったCDPにオペアンプを厳選していくと

それぞれにCDPとの相性があるのもわかります。

 

そのオペアンプも、

個性がありますが、

たいていが高域にシフトしやすく

この部分を補完する作業をおこなうということもできるわけです。

 

元を良くして

オペアンプも良くする

 

と、いう二重構造なしでは、

活きた音にならないどころか

アナログチックな音(ま、とりあえず・・)を抽出できないわけです。

 

その部分を認識されていないと、

良いオペアンプを付けたというだけで、

本当のオペアンプの効能がでていないわけですし

アナログチックな音という段階くらいしか、

聞き分けられない表現になっているということです。

本来は微妙なビブラートと濁りが混在しているオペアンプだと思います。

 

このオペアンプの音の違いが判るほどに

CDPをチューンナップしないと

オペアンプの能力は十分に発揮されないと考えます。

 

と、まあ~~~~

ネットサーフィンのはずが

いちゃもんOBABAになってしまったではないか~~~~~♪


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