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4章 地球の第1から第3文明-1/7:地球人のルーツ(PrejectnVega)

2016-01-15 | 宇宙種族

Project Vegaさんより http://www.project-vega.org/2014/03/5_30.html 

(1章序文より抜粋) この文章は様々な専門家が、インターネット、テレビ、本などで断片的に論じている出来事を集め、年代別に並べたSFである。可能な限り確実性の高い物的証拠やデータを優先的に集めているが、偽情報やノイズの判断が難しいこともある。特にチャネラーのチャネリングに頼った文章に関しては、本当かどうかは判断が難しい部分なので、この内容を鵜呑みにするのではなく、最終的には自分の頭で考え、確認して、正しいかどうか判断する必要がある。

 
 4章 地球の第1から第3文明 : 地球人のルーツ
 
■紀元前50億年頃

太陽系の誕生-------------------------------------------------------------------------------------------------

 大宇宙には銀河が何千億もあり、その一つの中心から約2.5万光年離れた所にある恒星系やガスで構成されるオリオンアーム(腕)に、太陽系は位置した。
 銀河系には約2000億個の星があり、その中では、太陽系のような小さな天体がいくつも集まり、この銀河宇宙を形成している。太陽系は銀河系の中心を、約2億4000年周期で公転している



太陽の誕生---------------------------------------------------------------------------------------------------

 リラ星の爆発後、そこには炎を噴出する太陽が残った。続けて水星と現存しない太陽系の旧惑星ティアマトも誕生した。



■紀元前46億年頃

太陽系の創世-------------------------------------------------------------------------------------------------

 最初は太陽(アプス)だけが存在していた。まずティアマトが形成され、次に火星(ラーム)と金星(ラハム)が形成された。次に土星(アンシャル)と木星(キシャル)が、それから天王星(アン)と海王星(アンツ)が形成された。このようにして、3組の天空の夫婦が創造され、水星(ムンム)を連れたアプスとティアマトの家族を形成した。
 その頃、各周期は定められておらず、バラバラだった。ティアマトからは月(キングゥ)を始めたとした衛星が11個形成された。そして、遥か離れた深遠なる場所で、ニビルが誕生した。
 放浪の旅を続けていたリラ系種族の移民団は、様々な惑星で生命創造と遺伝子科学の実験を幾度も繰り返していた。そして金星、火星、木星の衛星エウロパ、ティアマトなどが、その実験基地となった。ティアマトは地球人の魂の転生の場所となった第一番目の星である。またエウロパの表面は、少なくとも厚さ3km以上の氷で覆われており、生命を育むための水を保有する星であったため絶好の実験場となった。
ニビル星は人工衛星機-------------------------------------------------------------------------------------

 ニビル星は、プレアデス人が太陽系調査用に作った人工衛星機であり、宇宙連合総司令官ソ・ラーラが、利用可能な資源が太陽系にあるかどうかを調査するために作ったものだった。その二ビルはシリウスBの軌道を廻っていた巨大惑星である。

 宇宙連合とは、ソ・ラーラを中心に、大勢の宇宙の存在の代表から成る機関であり、創造主の指令を受けて、広い宇宙の秩序を保つ存在でもあった。宇宙連合アンドロメダ評議会銀河連邦などとも呼ばれ、特にプレアデス人シリウスA(半水生種)の宇宙人たちとともに取り組んでいる。彼らがここで行っている事は「意識レベルを上げる事」である。
 宇宙連合(銀河連邦)は、宇宙の代表たちによって形成されている機関であり、今の地球における国連のようなものであるが、そのスケールとパワーは比較には及ばない。宇宙連合には多くの銀河系や他次元からやってきた存在たちがいて、彼らは皆、創造主の下、ウエストスターで守られながら暮らしている。それらの多種多様のエンティティたちこそ、宇宙連合そのものであり、その代表を担う総司令官のソ・ラーラは、創造主の意図をそのまま受け継いでいるので、創造主の分身だといえよう。
 総司令官ソ・ラーラ、アシュター、ヴァイアーレス、トーリン、アラールといった最高位のコマンダーたちがいる。

 ニビルは現在エレーニン(C/2010X1)という彗星と言われている。このエレーニン彗星は、ロシアのアマチュア天文観測者レオニード・エレーニンによって2010年に発見された長周期彗星である。アメリカ合衆国ニューメキシコ州メイヒル近郊に位置する国際科学光学ネットワークの天体望遠鏡の遠隔操作観測によって彗星であることが追認された。
 2011年、この彗星は予測されていた軌道を保ち地球からは遠ざかっていることが観測された。なお、この彗星が再び太陽系の中心部及び地球の公転軌道面に近づくのは離心率の平均値から、最短でも1万2千年後であろうと予想されている。
 NASAはニビル星を惑星ヤーヴェというコードネームで呼んでいる

 
シリウスAの4種類のシリウス人-------------------------------------------------------------------------

 地球に数多くの命があるように、シリウススターシステムには非常にバラエティに飛んだ生命や植物がある。シリウスは天の川銀河と同じように、数々の生命と惑星で成り立っている。その中でシリウスAには、少なくとも4種類のシリウス人がいる。

「タイプ1:青い人々または人間
 この種族の人々が、特にシリウスAで大勢を占めている。彼らの身長は160センチから210センチ位。スレンダーで両性具有、体毛は一切ない。シリウスに転生した第一陣の人たちは白色矮星の紫外線の影響により、青みがかった皮膚をしている。シリウス人は古代エジプトの建設に関わり、テクノロジー、ヒーリングに長じた素晴らしい戦士である。

「タイプ2:人魚(女性はマーメイド、男性はマーマン)」
 シリウスの人魚はシリウスにおいて第2の多数派で、地球のマーメイドとマーマンを見守っている。西アフリカの原住民からは、地球の人魚を「ドゴン」と呼んでいた。シリウスの人魚は地球のドゴンと接触し、シリウスの軌道について、またシリウスA,C、更にAがBよりも遥かに小さいことなどを教えた。ドゴンによれば西アフリカの空から半分魚、半分人間の種族が舞い降りてきて、ドゴンの故郷など多くのことを教えた。ドゴンは天体の知識が豊富で、シリウスに関連したエジプトの女神イシスなど何千年も前のことを知っている。シリウスの人魚は、難破して生き残った人をヒーリングした。

「タイプ3:ネコ族
 この種族は、オリオン戦争で惑星を破壊された後に琴座からやって来た。彼らは琴座の避難民だったが、今ではシリウス人として知られている。彼らはヒューマノイド型猫族で非常に高い知性を持ちスピリチュアルである。
 

「タイプ4:エルフ
 エルフについてはいろいろな本で、このタイプのシリウス人が描かれている。映画「ロード・オブ・ザ・リング」ではエルフは遥かな「永遠の太陽の国の大きな海」から来たと言われている。そこでは、背の高い人間のような、魔法を使い、美しく優雅な存在として描かれているが、それは適切である。

■紀元前40億年頃

シリウスとニビルと地球の関係--------------------------------------------------------------------------

 人間の世界からは余りに遠くて定義することさえできない所にある、ソティス、サタイス、アヌという3つの太陽からなるシリウス人の太陽系の中で大きな変動が起きた。地球の天文学者はそれぞれをシリウスA、シリウスB、シリウスCと呼んでいる。シリウスの複雑な天体でこの大変動が起きたときサタイスが崩壊し、自らのアストラルコードを通って、より高い次元へと移行した。サタイス(シリウスB)の崩壊である物質界からの次元上昇が引き起こした途方もない連鎖反応は、シリウス星雲全体から、地球人が呼ぶおおいぬ座にまで広がって、間接的にシリウス人は、地球の太陽系の進化の動きに関与することになった。現時点において地球の天文学の知識では複雑すぎて説明できないが、太陽アヌを周回していたもっとも遠い惑星ニビルは、サタイスの崩壊の過程で、その軌道からはじき出されて宇宙を疾走し、やがて地球の太陽ラーの引力に捉えられて太陽系に引き込まれ、それからまた宇宙の彼方へと飛び去ったのである。
 ニビルと同じくアヌを周回していたそれ以外の惑星は、その軌道上にとどまり、なんとか衝撃波に耐えたが、しかしサタイスを周回していた惑星はエネルギーの渦に巻き込まれ、サタイスとともに次元上昇を果たした。
 シリウスの星の出来事が、地球が存在する銀河の太陽系へ、ニビルの侵入をを引き寄せることになった。そしてそれは現在も、太陽系の惑星群に変化を起こす触媒になっている。惑星ニビルは太陽系を約125年運行したあと、およそ3450年も遠い宇宙空間に出て行く。
 ニビルが回転木馬のように、シリウスと地球との間を繰り返し行き来するうちに、シリウスは地球の太陽ラーと共振するようになった。そしてこのときから、シリウス人と地球人の間にオープンな交流が始まることになったのである。よってニビルについて語るとき、祖先たちの偉大な仕事の邪魔をしたとはいえ、シリウス人と地球人の物質界におけるつながりを強めてくれたのは、彼らであることを忘れることはできず、彼らがその役割を果たしてくれたことにシリウス人は感謝している。

ニビルとティアマト、そして地球の誕生----------------------------------------------------------------

 ニビルが太陽に向けて進路を取り始めると、まずは土星の重力により、ニビルから4個の衛星(北の風、南の風、東の風、西の風)が生じた。それから、更に3個の衛星(邪悪な風、つむじ風、並ぶ者のない風)が生じた。そして、木星の巨大な重力により、ニビルはプラズマを帯びた。
  ニビルがティアマトに近づくと、衛星がティアマト目掛けて突進した。ニビルのプラズマがティアマトを覆い、“邪悪な風”がティアマトの腹に突撃して、腹を引き裂いた。ティアマトは、死骸のようだった。月(キングゥ)以外のティアマトの衛星はニビルに捉えられ、粉々になり、逆方向に回り始めて輪となった。ニビルは太陽から遠ざかり、また近づいて“死骸のようなティアマト”に接近した。そこには、金色の静脈(金鉱石)があった。今度は、ニビルの“北の風”が“死骸のようなティアマト”に衝突し、半分が地球(キ:固い土地)、残りが小惑星帯(打ち出し細工のブレスレット)となった。そして、月(キングゥ)は地球の衛星=月となり、土星の衛星ガガは、度重なるニビルの接近によって軌道を乱され、冥王星となった。ニビルとは、“天と地球の交差点”という意味である。このような宇宙規模の衝突により、ニビルと地球に芽生えていた生命の芽は、中核の部分が共通のものとなった
 二ビルは太陽の引力に捉えられ、太陽系の12番目の惑星となった。こうして現在の太陽系が完成した。この時、ティアマトに転生していた魂は、火星と木製の間の太陽系第5惑星マルドゥクへ転生場所を変更することとなった。
 こういったことは偶然起きたのではなく、人工的に起こされた。つまり太陽系そのものが人工物である。

 つまり地球の元はティアマトと呼ばれた惑星で、ニビルの接近により破壊され、その残骸が地球、片割れが小惑星帯になった。また“打ち出し細工のブレスレット”は、聖書の中のヨブ記、アッカドの古文書などにも登場する。聖書の創世神話はこの話が元である。古代メソポタミアでは、実際に神々の星が観察されており、ニップールで発見された円筒印章には、農夫の一団が日中でも天に輝くニビルを、恐れながら見上げている光景が刻まれている。ニビルはしばしば十字として表された。 

プレアデスからのニビル星人-----------------------------------------------------------------------------

 ある日、宇宙連合のソ・ラーラの指示で一部のプレアデス星人が、次元を超えてニビル星に移住することになった。その星は、宇宙連合によって開発された星であり、アン一族により王権制度の下で支配されることが決まった。その星はニビル星に移住した宇宙人が支配する星となり、アンの子孫の「アヌ」が王となった時代になってから、「地球」という星が発見された。


 「ニビル」という星の大きさは、地球を四倍ほど大きくした球体で、しかもその球体は地球と同じように有機体であり、さらにはプレアデスのテクノロジーを結晶化させたような、地球とはまったくちがう、不思議な力に満ちた惑星だった。
 なぜ彼らは地球という星が、太陽系に存在するとわかったのだろうか。それは、銀河系の惑星の常識ではとうてい説明がつかないことなのであるが、ほとんどの星は、「バイナリースター(伴星、双子、あるいはそれ以上でセットになっている星)から成っている」という、簡単にいえば、銀河のしくみを彼らは熟知していたからである。いわば、同じ銀河系のどこかに、ニビルと同じように居住可能な条件を備えた星が存在する、ということをニビル星人たちは知っていた。しかしながら、まさか、それがニビルよりはるかに優れた星であるとは、彼らも当初は気づかなかった。それはまったく予期すらできないことだった。しかも、彼らが一番必要としている、金(ゴールド)が豊富にあるとは、夢にも思っていなかった。それが地球だった。

 地球とニビル星は、バイナリースター(伴星)の関係にあるが、もともとニビルは太陽系には存在していない。ニビル星は楕円を描きながら軌道するようプログラムされている人工衛星でありながら、その謎めいた有機体の惑星という特徴を宇宙のどの惑星よりも知り尽くし、それを思う存分利用できるすばらしいテクノロジーを彼らは持ち合わせていた。
 ニビルは、地球年の3600年毎に、太陽系に接近するようプログラムされていた。太陽系に接近してから交差するように移動して、また銀河の果てに消えていく人工衛星だった。そんな貴重な人工衛星を、宇宙連合総司令官ソ・ラーラに任され、その「ニビル星」を王権制度で支配する「アン」王。そして、やがて皇子としてアヌは生まれた。金が豊富に採れる地球が発見されたのは、アヌが王位の座につく、少し前の時代だった。アヌの時代になると、一族の地球移住計画が着々と実現することになる。
 


バイナリースターの運命-----------------------------------------------------------------------------------

 「バイナリースター(伴星)」というのは、創造主自身が仕組んだ運命的な働きかけであり、それはただ地球とニビルだけではなく、宇宙の多くの星がこの宿命を背負っている。
 ニビル星の周期的な地球接近は危険をもたらすと同時に、地球に多くの恵みを運んできた。ニビル星人は、この諸刃のような相反する働きかけについて、よく理解しているので、毎回そのチャンスを最大限に利用するだけの科学があった。
 またバイナリースターのもうひとつの特色はというと、二つの星が最接近してちょうどバランスよくメビウスのような距離関係を結ぶとき、一瞬にして住民が入れ替わる、というような奇跡を伴うことがある。バイナリースターは何度もこのようなパターンを繰り返しながら、二つの星の立場が逆転することさえある。ニビルと地球は、そのようにユニークで、複雑怪奇な絆で結ばれているということを忘れてはならない。

 地球で過ごしたアヌンナキの神々もそのニビル接近を非常に恐れた。ニビル星が接近する毎に、地球は揺れ動き、大洪水や異常気象に苦しんだ。彼らも同じように、地上での生活が脅かされるほど大被害をこうむっていた。しかし、人間とはちがってアヌンナキたちは、苦しさを何度も耐え抜いてきた。むしろその忍耐力だけでも、神に値するといえる。

ニビルのイナンナは語る。
 「3600年ごとにニビルは地球に戻ってきます。これがニビル星と地球の運命です。そして、ニビル星が地球に最接近し、また、太陽系すれすれのところを通過して去っていきます。しかし、そのたびに太陽系に大きなインパクトを残していきます。地球は、異常気象、天災が増えて、破滅寸前に追いやられながら現代まで来ました。しかしその都度、飛躍的進化がどちらのサイドにも起きました。バイナリースターがもつこのような宿命は、まさに諸刃(もろは)の剣といえる働きがあり、危機災いと同時に輝かしい命もまた誕生するのです。その時になると地球もニビルも新たに再生し、新しい息吹をもたらすことでしょう。」

ニビルのアンの治世----------------------------------------------------------------------------------------

 地球人にとっての神々アヌンナキの故郷は、太陽系の最も外側を約3600年の長楕円周期で公転する惑星である。その惑星の名は、フリーメイソンのグランドマスターシュメールの研究家でもあったザカリア・シッチン氏によって、“ニビル”と名付けられた。聖書の唯一絶対神を否定するような氏の説は、神の存在を否定する闇の組織のメンバーだからだ、とかなり非難されてはいたものの、やはりそこはグランドマスターだけあって、偽のように見せかけつつも、核心を散りばめたものだったのである。

 ニビルは赤みがかった光を放つ大きな火山性の惑星で、噴火によって供給されるガスによって、分厚い大気層が形成されていた。太陽から遠ざかる寒い時期には熱を逃がさず、最も近づく時には焼け付くような光線からニビルを保護していた。そして、雨を保持したり降らせたりして湖や小川を生じさせ、植物が青々と茂り、様々な生物が存在していた。
 しかし、進化のある時点で種族間の競争が起こり、侵略が発生した。そして、北と南の2つの大きな国が戦争した。兄弟同士が戦うことにもなり、雷や光輝の武器が恐怖を増大させた。何周期にもわたり荒廃が地上を支配し、すべての生命が減ってしまった。それから休戦宣言が成され、和平が訪れた。ニビルの王座を1つとし、1人の王が統治することとされた。北あるいは南から王となる者をくじ引きで選び、王が北なら伴侶は南、王が南なら伴侶は北とすることに決定された。選ばれた王は北の者であり、伴侶は南の者となった。王の名はアン、“天の1人”という意味であり、妃の名はアン・ツ、“アンの伴侶である指導者”という意味である。王は法を制定して国を再建し、ニビルに平和を取り戻した。

ニビルのアンシャルガルの治世---------------------------------------------------------------------------

 そして、アンシャルガル(王子の中で最も偉大なる者、の意)がニビルの1公転周期を1シャルと決めた。彼はシャルを10分割し、2つの祝祭を制定した。太陽に最も近づいた時の暖かさの祭り、最も離れた時の涼しさの祭りである。また、戦争以来、女性の数が男性の数を大いに上回っていた。そこで、1人の男性が複数の女性を娶るよう、布告が出された。法律により、正式な配偶者として1人の妻が選ばれ、“最初の妻”とされた。そして、最初に生まれた息子が父親の後継者とされた。しかし、この法律により、すぐに混乱が生じた。最初の息子が最初の妻から生まれずに側室から生まれ、その後に最初の妻に息子が生まれたらどうなるのか。
  アンシャルガルの治世に、それは現実となった。第一子の息子は、正妻のキシャルガルではなく、側室から生まれた。その後、キシャルガルから息子が生まれた。キシャルガルは主張した。
「二重の種子を見過ごさないで。私は王の異母妹。それにより、私の息子は父の種子を二重に備えていることになります。今後は“種子の法”に最も効力を持たせましょう!」何番目に生まれようと、異母姉妹による息子の継承権を他の息子たちよりも優先する、というものである。王アンシャルガルは、この主張を認めた。
 

ニビルのアンシャルの治世--------------------------------------------------------------------------------

 アンシャルの治世に、農作物が激減した。太陽に近づいた時、その熱は強くなり、遠ざかった時、寒さに凍えることとなった。大気中に、裂け目が発生していたことが原因と判明した。大気の元となる、火山活動と噴煙が減少していた。そのため、ニビルの空気は薄くなり、保護シールドとしての役割を成さなくなってきたのである。

ニビル人のタイムジャンプ能力---------------------------------------------------------------------------

 プレアデス星人がニビル星に移住したのも、彼らがタイムジャンプできる能力を備えていたからである。そのようにして彼らは地球を発見し移り住んだのだが、ニビルから地球に降りたったアヌンナキは、地球の時間軸というものになかなか馴染めずにいた。異星人は、地球の時間軸が自分たちのものと違うことを承知していたので、ニビルから来た者たちは、「シャル」と呼ばれるニビルの時間軸単位を地球でも使っていた。寿命が長く、ほとんどインモータル(不死身)の存在に近い彼らにとって、地球の時間軸は短すぎたり、あるいは逆に長く感じることもあり、混乱させられた。特にリニア的な地球の時間軸の特徴は、彼らのタイムジャンプできる能力を徐々に失わせてしまうことになった。
 地球のライブラリーに記録されている、アヌ一族の物語も、地球の時間軸で進行していない。なにしろ、ニビル星の時間軸における一年は、一シャル(地球の時間軸でおよそ3600年)であり、人間の感覚では到底計り知れない長さだからだ。ニビルは地球のバイナリースター(伴星)といえど、まったく異なる環境の星でもあった。
 ニビルのタイムゾーンはプレアデス星のと類似し、地球との次元が違う軸で成り立っていた。けれども、もう少しすれば地球の人間も、彼らのタイムゾーンを経験できるようになる。そして、人間たちが今度はニビルや他の星のタイムゾーンに慣れていくことになる

 ニビルの時間軸は、地球のものと比べて柔軟性に富み、よりその領域も広がっている。何といっても大きな違いは、領域内では、次元空間を自由に出たり入ったりできることだった。さらに、意図することを自由自在に実現できるので、地球よりも平和的な関係性が保たれているという利点もあった。

 ニビル星人の一部を除いて、一般にプレアデスの存在たちは、自分たちが選択するタイムゾーンに自由にジャンプして出入りできるので、「タイムジャンパー」と呼ばれている。
 タイムジャンプして侵入した領域で起きるであろうイベントを変更したり、リセットし直すこともできる。過去・現在・未来のイベントを、変更させることが可能なのは、彼らが時間軸を理解するマスターだからである。しかし、後になって、ニビル星人たちにもどうにも変更できないイベントもあるということを、地球で経験することになる。

 インターダイメンショナル(次元間的)な旅をするためには、身体的な負担も大きく、タイムジャンプが得意な者もいれば、得意でない者たちもいる。このように、時空の旅には大きな代償があるが、一度この能力に目覚めた者は、その魅力的な遊びに魅了され、自由に旅をし続けるタイムジャンパーになれる。地球の人間は、自分たちの時間に対する概念を捨てないかきり、タイムジャンパーとの距離は開いたままである。逆に、ニビルの住民たちにとっても、地球の時間軸は慣れるのが難しいものでもあった。

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