ヘリテージさんのWADIAproの記事から・・
Proの心臓部には36MHzのクロックで動作するAT&TのDSP2個をパラレルパイプライン構成で搭載しています。
このコンピューターによって1秒間44,100サンプルで記録されたデジタル信号を正確な実補間で32倍の1,411,200サンプルの高密度デジタル信号にリ・サンプリングした上でダイレクトにD/A変換しています。32倍という高次のD/A変換によって帯域外ノイズはオーディオ帯域から遠く離れ、デジタルフィルターだけでなく低次のアナログフィルターさえも不要となっています。
これにより、フィルター方式ではどうしても回避できなかったバスバンド・リップルやトランジェント間のリンギング、群遅延による位相歪み等の有害な副作用を排除しています。
このことは、WADIA6の取説にもかいてあるのですが、
非常にわかりにくい。
つまり、「常識」「当然」になっていて
「さらり」と書いてあるのです。
フィルター方式ではどうしても回避できなかったバスバンド・リップルやトランジェント間のリンギング、群遅延による位相歪み等の有害な副作用を排除
と、いうことも 高橋から説明してもらって
WADIAは 有害な副作用 を、排除というよりも
いかに 有害かを 熟知していて
どうにか、排除できないか
と、考えたのでしょうね。
WADIAの「思想」「やり方」に気が付いたのは
代理の2MHz以上の音で 頭痛がする
と、判った時です。
ー2MHz以上をカットするようにしているのですがー
1MHz以上カットだとぼよぼよした音
2MHz以上カットで ベスト状態
3MHz以上カットにすると キンキンした音で 頭痛が起きる
と、いう検証?(代理の耳の検証?????)をしたときに
WADIA6の取説の中に
このことは書いてある。と、指示されたわけです。
しかし、そうなってくると
代理の耳は DCから2MHzまでの音を聴いている
と、考えられ
それは 何処から出てくるか?というと
SPからになります。
2MHz以上の音(むろん、非可聴帯域です)が出ているときに
音を出していないと 2MHz以上で起きる頭痛は起きません。
と、なると
SPから そんな周波数がでる?
と、いうのが疑問で いろいろ調べてきました。
すると、記事に書きましたが
「ま、人間だったらここまで聞こえるだろう」というところまでしか
測定していない‥ということなのです。
つまり、人間の耳で聴こえない部分まで
測定しても どーせ 聴こえないんだから・・・
と、どこまでの音がでているか 測ってない・・・
この非可聴帯域の音が 可聴帯域にどれほどの影響を与えているか
判ってないのです。
その影響というのも
良い影響をもたらしてくれるのが
先に書いた2MHz以上カットです。
1MHz以上カットだと ぼよぼよの音という風に
良い影響下になる 「周波数カット数」を考えずに
20KHz以上カットなどというフィルターを入れれば
はっきりいって・・・
自然界ではあり得ない音なのですから
なにか、偽物臭い音 不自然な音が出てきてしまうと思えます。
こういう考え方は
おそらく普通の耳???の方には
あいいれない考え方になるのかもしれません。
しかし、
妙な耳をもっていると それが 基準ですから
自分が納得する考え方をしてしまいます。
もちろん、非可聴帯域が聴こえるわけではありません。
可聴帯域に溶け込んでくる「非可聴帯域」の作用を聴くわけです。
そして、2MHz以上になると
代理の耳にきこえるわけですが・・・
それはあまりにも高周波すぎて
「音」として 認識できず
高い振動なのでしょう。
それで、頭痛が起きる・・・・
そして、2MHz以下の音は
自然界に普通に存在しているのだと思います。
逆に 2MHz以上の音は 特殊なものになるのでは?
(例えば 地震の前の岩盤崩落などで キーンを通り越した
耳に聴こえない振動が 2MHz以上だったり
―そう考えると 代理の地震前の頭痛も なぞが解けるのですが・・・)
こういう 自然界のままの音(人間の耳に心地よい限度の)を出していくことで
WADIAの音がより自然で本物に限りなく近い音にすることができているのだと思います。
むろん、ベストな非可聴帯域というだけでなく
いろいろな工夫で 距離感や陰影・深み・・も、たしてやることで
本物(自然)に より「ニア」になっていくのですが、
これは・・・事業秘密です。
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