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2枚のCD(再掲載3)

2023年10月17日 | CDの事

録音技術の良し悪しなのか

はたまた

録音機器の良し悪しなのか、

そこまで、判断できないが、

昨日の390SLオーナー様が持ってきていたCDの1枚。

カルテット仕様だったと思うが、

ピアノ・ドラム・ベースあたりの位置が見えない。

(音はしっかり、録音されていて、それぞれの楽器の細かいところが出ている)

なぜ、位置が見えないかと言えば、

一つには、各楽器に至近距離でマイクを置いているせいではないかと思う。

そこまでは、どこでもありえる、録音状態なのだと思う。

ところが、編集(ミキシング)が、まずいのか?

ダイレクトな音で、小気味よいのだが・・・

何か、違和感がある。

 

そして、ルイス・ヴァン・ダイク・トリオを

あとで、聴いてみたところ

違和感の原因が判った。

位置が判るとか、そういう問題ではなく

そういう問題である。

(また、わけのわからんことを?)

 

ルイスは、トリオと銘打つだけのことはある。

当たり前の話なのだが

3人が同じステージ、同じ空間に同じ時間に存在している。

 

ところが、前述のCDは、

同じ時に同じ場所に居ない。と、感じる。

それこそ、別の日に別の場所で

録音して、あとで、ミキシングしたといわれても

納得してしまう。

 

なぜ、そう感じさせるのだろう。

ルイスを聴くと、おのずから答えを見せてくれる。

三重奏が、単純に重なっているだけではないからだ。

見事といってよいほど、

渾然一体化していて、

かつ、各々の楽器の個性(演奏・音)が引き出されている。

時にドラムの音が強くでているのに、ピアノと融合して

ドラノ(ドラム+ピアノの融合楽器ww)(もしくは、ピアムww)という

一つの楽器になっている。

それが、三重奏で各々の組み合わせで新楽器が出来上がる。

それほど、楽器のひとつずつが融合して

かつ、各々の音を冴えさせる。

どう考えても、別々に録音することは不可能。

同じ空間。同じ時間。

4次元、5次元の座標軸の1ポイントに居る。

 

先のCDは

一つずつの楽器の音は良いのだが

う~~ん、どういうのだろう。

協調性がないというか、

各楽器との、コントラストが違うというか。

この明暗感やらくっきり感の違いが

同じ位置に居ないような

微妙な座標軸ポイントの違いのように思えるのかもしれない。

 

このCDはお客様が聴いてみて

焼き付け盤をおくってくださったのだが、

CDRでも、音がよく(本人たちの実力故に)

長いこと、本物を買うことを思いつかせなかった。

ちょっと、前に、本物を購入して

ある意味、あきれる。

CDRのほうが、やはり、音は劣っている。

だが、本物を聴くまで、

それが、判らないほど、

「らしさ」に酔わされていた。

とは・・・

見事といってよい♪


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