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定在波(覚書)

2024年04月05日 | ケーブル

VSWR(電圧定在波比)は、高周波信号が回路上で反射する度合いを、1以上の数値で示している。アンテナに発生した信号を同軸ケーブルで取り出す場合、どれだけ効率良く信号を伝送できるかを示す指標である。

VSWR値が「1」であれば、全く反射のない理想的な伝送路という。高周波信号を伝送する場合、VSWRができる限り1に近いことが望まれる。

定在波とは

定在波は、給電線に含まれる進行波と反射波を合成している。信号を伝送する場合、送信機から進行波と呼ばれる順方向の電流が流れるが、インピーダンスの不一致があると、送信機側に電流が戻ってしまい、反射波となる。

反射波が大きい場合、給電先に正規の電流が流れないことがある。送信側に電流が戻ってしまう事象もあり、品質の低下につながる。同軸ケーブルの場合、急激な屈折、接続不良により反射が発生し、信号の伝送不良の発生につながるので、施工にも注意が必要である。

同軸ケーブル

 

同軸ケーブルの正式名称は、発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸ケーブルである。英語では(COAXIAL CABLE - コアキシャルケーブル )と呼ばれている。高周波の多重伝送に適しており、VHFやUHF、BSの信号の周波数である、70MHzから2,000MHzの高周波信号の伝送が効率的である。

 

主に電気通信用として使用される通信ケーブルであり、断面は円形状となる。テレビとチューナー装置の接続、ネットワークケーブル用など、幅広い用途で利用されている。

 

同軸ケーブルは、高周波伝送における損失が少ないだけでなく、施工性が良く、接続や中継が容易、直流電力を重畳できるといった利点により、画像信号線として幅広く利用されている。

 

 

 

 


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