平成22年2月22日の2が5個並ぶぞろ目の今日、
私達夫婦は40回目の結婚記念日を迎えることが出来ました
JR発売の記念の入場券もゲットしてきました
今をさかのぼること40年前、昭和45年2月22日結婚式当時の初々しい私達
年月は瞬く間に過ぎ、昨年7月に2人で「北海道旅行」をした時の私達。
何でもやりたがる好奇心旺盛な私と、無趣味の主人、性格も水と油ほど違います。
主人も私のことを結婚前に思っていたイメージと後とでは大きな開きがあったと思いますが、
私の主人に対するイメージも、結婚前と後とではあまりにも違いが大き過ぎでした
主人は何事もケ・セラセラという考えで、私からみれば兎も角、いつもお気楽でいいな~と思えます。
それに引き替え私は、神経質過ぎると言われるように石橋を叩いて渡るという具合です
主人は特に趣味というものが無い上、会社人間そのものだったので、
定年後、自分のやりたいことが見つからず、家で閉じこもりがちの生活になったのです
スポーツが好きだった主人に、娘から 「 プールに通っては? 」 と提案されても却下。
それでボケてしまっては困ると心配した息子からはプレステーションとゲームソフトを、
娘夫婦からはゲームソフトを数個プレゼントして貰い、毎日を過ごすようになりました
ゲームと言っても主人のするゲームは、囲碁・将棋・麻雀・テトリスなど、
指も頭も使うものなので、家族からすれば何もしないで引きこもるよりは多少いいのではとの思いです。
私からは主人が少しでも運動をするようにとウォーキングを提案しました。
そして、毎朝のウォーキングに至っているわけです
と言っても最初は嫌がり、ポケットに手を突っ込み背中を丸めノソノソ歩いていた主人でした。
が、今では颯爽と歩き、元々会話の少なかった私達がウォーキングの時には色々なことを
話すようになりウォーキングを始めて、つくづく良かったと思っています
けれどそれ以外、主人は出掛けることがほとんどないので、
私は何か機会を見つけては誘いをかけるのですが、主人の答えはいつもNO
年に1・2度の旅行と家族でのイベントだけは大喜びで参加しますが、
後はなぜかあまり行きたがりません
私が稽古事に行くのは気を遣わず行かせて貰っているのですが、
あまり外出しない主人に悪いなと思ってしまい、友人と出掛けたりするのは躊躇してしまいます。
なので私自身の外出も主人の在職中と同じというわけにはいかなくなってしまいました
今の安泰した生活があるのは、主人が一生懸命働いてくれたお陰だと思っているだけに、
これでも私、主人に気を遣っているのです。
よく出掛けるご主人や、趣味の多いご主人のことを羨ましく思う時がありますが、
そんなに争いもなく無事40年を迎えられたことを嬉しく思います
その主人が今、思ってもいなかった「 帯状疱疹 」 という病気にかかっています
私はウォーキングの時も食事の時も、不思議と主人の右側しか見ていなかったので、
主人の顔に異常が現れているとは全然気づきませんでした。
主人自身、体の不調を訴える訳でもなく、一言でも言ってくれたら対処するのに何も話さないので、
顔の左上部分が酷い状態になっているのをしばらく知らずにいたのです。
私が聞いたのは3日ほど経ってから。
その時初めて聞かされ、顔を見ると本当に酷い痛々しい状態になっていました
もうビックリして皮膚科ですぐに診察してもらったところ「 帯状疱疹 」とのこと。
「 帯状疱疹 」 は体調が悪い時とかストレスによって患うことが多いらしいのです。
主人は血圧こそ高く薬は手放すことは出来ないけど、
それ以外はいたって健康でいてくれて、有り難いと思っていたのですが・・・。
口数が少なく家にいることが多い主人、
のんきそうに見えて実はストレスが溜まっていたのかもしれませんね・・・
気がつかずごめんなさい。
何でも話してくれたらいいんだけど、何も話さない主人の心の中は
40年連れ添った夫婦でも分かりません。
私は友達・妹・子供達と人と話す機会も多いけれど、
主人は普段私以外の人と話すことがほとんどないのです。
本当なら昨日は子供達主催で40周年の結婚記念祝いの食事会に招待されていたのだけど、
急きょ主人がこの状態なので延期にしてもらいました。
結婚記念日のイベントは延期になったけれど、主人が1日も早く回復してくれることが先決。
心配していた主人の 「 帯状疱疹 」 も今朝は随分と良くなり快方に向かっているようです。
本当に良かった
わりと平凡にきたと思う私達夫婦でも人生、山あり谷あり。
主人の帯状疱疹というハプニングがあって迎えた40年の結婚記念日だけど、
私としては夫婦ともにここまで歩んでこれたことに感謝です
後どれだけ二人の時間があるか分からないですが、
この先の人生も出来れば穏やかに元気に過ごすことが出来ればと心から願っています
これからもよろしくね、お父さん