YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

燃料計故障判定方法

2018年02月06日 | YB125SP電装系

 ネット上でYB125SPの燃料計の不調を目にした。
YBR125時代に一回経験していたので、自分用のメモとして検査
方法をYBRのサービスマニュアル記述から噛み砕いて書いてみた
い。
回路テスターを用意して、以下の部分を検査してみてね。

サイドカバー、シート、燃料タンク固定のボルトを外して、
タンクを少し持ち上げると、隙間からこんな2Pのコネクタ配線
が見つかるはず。
異常が無ければついでに端子が錆びていないかチェック。
大丈夫だったらコネクタを元通りに刺しておく。

ライトケース内の配線チェック。
燃料メーターの電源配線が正常か、メインスイッチを入り切りし
て確認。
電圧が来ていなければ配線やコネクタ端子の異常。
これで異常が無ければ、ついでに燃料センサーからの配線コネクタ
の黒・緑間の抵抗値を測って4~100Ωの数値を示すか確認。
ここで解放(無限大)ならば、前出のタンク側からの配線やコネクタ
に異常が起きている。

これでも異常が無ければ、今度はメーターケースを分解して裏側の
燃料メーター固定ビス3個所を見つけて、黒・茶間で約12V、黒・緑
間の抵抗値を測ってみる。
異常があれば上記配線コネクタからメーター内までのコネクタや配線
端子の異常。

一通り検査して異常が見つからない時は、いったん全てのコネクタを
接続して動作状態を見て見る。
もしも動いたら単なるどこかの接触不良だったので、コネクタの抜き
差しで回復したって事になる。
これでもメーターが動かない場合は、燃料メーター自体の故障の可能
性が濃厚って感じ。

丁寧な確認作業をして原因究明と故障個所の特定をされてください。



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