YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

CDI変更で燃費実験

2022年06月21日 | YB125SP電装系

 今日は夏至なのだ。
ツーリングで昼間走行を長く楽しめるのは素敵だ。w
さて、ガソリン価格がまた値上がり傾向になり、燃費の
良いバイクであっても辛くなってきたよ。
YB号の燃費を最後に計算した時は38㎞/Lだった。
これをもう少し伸ばしたい。
そこで手元にある部品で出来ないかあれこれ考えた
結果、CDIを純正の1JP型に戻してみる事にしたよ。
先日のお弁当ツーリング前に5VL型から載せ替えた。
1JP型と5VL型の違いはリンクを参照してくだされ。
CDIの進角を見てみた

 CDIはガソリンタンクの下にある。

ここまでたどり着くにはいろいろな部品を外すので、め
ったに行わないけれどゼロ円で済むから頑張った。
せっかくだからフレーム周辺の埃を掃ってあげる。

 純正CDIの1JP型。

中の電気的特性が違うのだ。

 進角特性はこんな感じ。

エンジンの回転数に対して点火時期を変える事でトルク優
先だったり拭け上がり優先だったり、高回転時に回転を
抑えるリミッター特性を持たせている。
1JP型はトルク優先型のようだ。
代わりに8000回転付近から回転上昇を抑えて高回転時の
故障を防いでいる。

 取り替えた。

コネクタは真っ直ぐ抜き差しするのが壊さないコツである。
YBR125時代にひどい目にあったのだ。w
リンク→点火系チェック(3)完結

CDI換装で確かに5VL型と比べて5000回転付近までのトルクが
増してドカドカと力強く加速する。
荷物を載せてたり登坂時のギア選定のシフトダウン率が
減った。
これを上手く利用して加速時は大きくアクセルを開けずに
小さく開けながら早めのシフトアップをすれば燃費改善に
なるかもしれない。

 給油して燃費計算をした結果、240㎞走って5.78Lの消
費だったから燃費は41.5㎞/Lになった。
街中短距離シビアコンディション50%、中距離ツーリング
50%の割合での結果で、前回よりも良くなっている。
このまま1JP型CDIでしばらく過ごして、ガソリン価格が
十分に下がったら再度拭け上がり重視の5VL型CDIに載せ替
えることにしよう。
何年先になるか不明だけど・・・

以上、CDIの進角特性の違いで実燃費が変わるのが分かった
実験結果でした。



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