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YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

2014年モデルのYBRって?

2014年06月17日 | YB&YBR関係雑記

画像検索してたらYBR125Kの2014年モデルと称する画像を発見したよ。

国際的な年度からすると9月からのはずだが、細かい事は抜きにして、ちょっと画像群を観察してみた。

千葉県のオートショップミヤシタさんが各部詳細画像を公開してるので観てあげて。
また、おなじ年式車体を幾つかの店が扱ってるようで、どこかの仲買輸入商社がコンテナ輸入したみたい。

さっそくこの手の輸入で有名なアトラスのサイトを見たけれど更新なし・・・中国ヤマハも未だ2013年式の
宣伝をしてる。
やはり9月を過ぎないと正式発表されないのかな?
いくつか気になる変更点があったのでヤマハのグローバルサイトを徘徊したら、同一か似たような仕様の
YBR125Kが既に発売されていたよ。

メキシコ
 YBR125R (K・カウル)
アルゼンチン YBR125E(K・カウル)
コロンビア YBR125ESD (K・カウル)
      LIBERO125(丸目無印)
ペルー  YBR125ED(K・カウル)
ウルグアイ 一番詳しい YBR125ESD(K・カウル) 

・括弧内は日本で知られるモデル名と同等

しかし日本国内発売の車体は南米生産では無いので、これから中国本土で発表される前に先行輸入さ
れたのか?

それでは気になった変更点をウルグアイヤマハの画像群などで抜粋して紹介してみる。
キックスターターが標準装備になった。(セル&キック仕様)

同時に2013年モデルで廃止になった左クランクサイドカバーのセンター穴が復活し、タペット隙間調整
が旧型同様に楽にできる。
これは大いに評価したい部分だと思う。(一時期とは言え、無駄に廃止するなよヤマハさんw)

リアキャリヤが標準装備。

今までKモデルは社外品やオプション品を後付しなきゃならなかったので、シティコミューターとして力不足
だったから良い仕様変更。
でも、ついでにグラブバーの出っ張りを平らに設計変更して欲しかったな・・・

サイレンサーとホイール関係に大きな変化。

まず目を引くのがサイレンサー。
旧型のシルバーメッキに戻ったと思いきや、後方にスライダー(ガード)が新たに追加された。
右側転倒すると、この付近に深くキズが付くので大変良い改良だと思う。

さらに観察してて気づいたのが“チューブタイプの車輪になった”事だ。
バルブを見ればひと目で分かる。
また、ホイールスポークの断面形状がチューブレスではカマボコ型だったけれど、2014年式ではS字の
断面になってる。
これはYB125Z天戟Zのホイールと共通だと思う。
どうも海外ではチューブレスタイヤは高級仕様らしく、安価で種類が豊富なチューブタイプの方が庶民には
ありがたいのかも?
ビードブレーカーやタイヤチェンジヤーの必要が無く、自転車感覚で交換でき、しかもビード上げも自転車
ポンプでも簡単に上げられる。
パンク修理の手間よりも優先した仕様なんだろうか。
事実、日本国内でYBRに合うチューブ式タイヤの種類はチューブレスよりも多いので、この仕様変更は
さほど悪いと思わない。
どうしてもチューブレスにしたければ従来の2007~2013年式YBRのホイールに交換しちゃえば解決。
幸いヤフオクでも事故車のほとんどが前周り破損のため、リア周りの部品の程度は良いし、セローの様に
パンク確率の高いリアのみチューブレス仕様にする実例もあるので、個人で仕様変更すれば済む。

キルスイッチが無くなった

一連のYBRシリーズの中で唯一K系統だけにキルスイッチが付いてたんだが廃止されちゃったよ・・・
無くて不自由しないけどね。w

2013年式から付いたはずのシフトインジケーターが無い!?

メーターデザインも旧型Kに戻り、たぶんシフトインジケーターのコスト高が響いたんだろうなあ。

左スイッチ関係が2013年モデル以前に戻る。

リモートチョーク、どこ? パッシングスイッチは?
これらも付加価値的に2013年モデルで装備されたが、また元に戻っちゃったw

2014年モデルはカウリングライト仕様のみ?

中南米サイトでもコロンビア以外は丸目仕様が無かった。
世界統一しちゃうんだろうか?

エンジン・スイッチ類・チョーク機構(キャブ)・メーターなど、結局2013年モデルで一新して進化したけど
謎の2014年式では元に戻し、他と共通化しながらコストダウンさせ、代わりにキックとキャリヤーとサ
イレンサースライダーを付けた感じ。
賛否分かれそうなチューブ式ホイールは正式販売国のニーズとして仕方ないと思う。
俺的には2013年式ではキック・キャリヤー・スライダーのみの追加で良かったんじゃないか?って・・・
このやりすぎ感は昔のスズキ車のマイナーチェンジに似てると思うw
いじらなくていいところをいじってw
たぶん先行発売だったYB125SPの仕様と共通化してみても販売促進にならず、コストが圧迫しちゃった
んだろうね。

今現在、まだまだ謎が多い2014年モデルのYBR125系統。
Kは日本ですでに発売され始めたとは言え、KGや無印・無印Gの動向が気になるところ。

とりあえず俺的には排除された部分は気にならない。
丸目が欲しければ部品交換でかんたんに出来る。
タイヤだって種類が豊富なのは歓迎だし、そのままチューブレス化する裏ワザ(クランプインバルブ仕様)
も試してみたいくらいだ。

あ、2013年式で廃止されたキャブヒーターはどうなったか?
まったくわからないw(実車買われた方はコメントよろ!)

追記:YBR125ESDの中国生産南米向け

実車を入手した方からの情報で、どうやらこの機種に関しては本当に南米向け生産品との事。
コンテナ数台で数ロット分が余ったのをどこかの輸入仲介業者を経て日本国内に分散販売された模様。
販売店の中にはYBR125Zって店独自で命名して販売するところもあり、いっそう混乱を招いてる。
臨時の輸入ゆえに、販売数限定で売り切れたら以後は継続輸入はされないらしい。
「YBR125ESD partscatalog」で検索するとメキシコヤマハのURLで部品リストがpdfで公開、DLできる
ので、既に購入された方は手元に保存しておけば保守管理修理に役立つであろう。
部品番号には従来の中国向けなどに多く見られる5VLで始まる部品番号も多く目に止まり、基本消耗品や
エンジン内部品はタオバオやTT-R125の部品でどうにか保守できる。


ノーマルYBRに乗る

2014年06月09日 | YB&YBR関係雑記

画像庫を漁ったらネタを見つけた。

ちょっとノーマルのYBRに乗る機会があったよ。

実はこれ、親戚のYBR。w

俺のYBRは色々いじってる関係でみなさんのYBRと違った感じの乗り味になってるから
感覚のリハビリ的な意味でいい機会だった。
久しぶりにノーマル状態を体験した感想。

・エンジンが滑らかでモーターのような感じ。
 俺のはキャブ変更の関係でエンジンが回ってる感じw
 吸排気音の差もあるけど爆発の感じに違いがある。

・Fブレーキがスポンジー。
 ノーマルブレーキホースってこんな感じだったのか!

・チェンシンタイヤが怖い。
 ドライ路面ではあるがちょっとタイヤが浮いてるような錯覚になる。

・ハンドルが狭い。
 俺のは40mm幅広だからね。

ちょっとひと回りしただけだけど、違いがよく分かった。
年式で言うと2007年式だけど走行距離が短く、新車のような車体に惚れぼれした。
さすがに細部を見ると劣化や小さなサビは起きてる。
仕事柄、単身赴任や出張が多くてあまり乗れないらしいが、できるだけ乗る機会は
設けてるようで、なかなかいい状態だった。
さすがにタイヤにひび割れが目立ってたので交換を勧めておいたよ。w

他人のバイクは気軽に乗せてもらえないけれど、親戚ならではの試乗会であった。


リムプロテクター

2014年06月06日 | YB&YBR関係雑記

タイヤ交換時のリム傷防止のためにリムプロテクターを使う機会があるよね。


普段は自転車の古タイヤを切った物を使ってる。

慣れてるのでいい具合に作業できるけど、昔は製品として売られた物も使ってた。

白いリムプロテクターが買った当時1,500円くらいだったかな?

ところがこれが使いにくく、はめにくい・外れやすい・厚みが邪魔で作業しにくい。
で、先日アストロに寄った時に新たな物を買ってみた。
台湾製で450円くらいだったかな。

実際に使ってみると白い物と比べて使いやすく、ハメやすく、外れにくい。

材質が軟質ビニール系で付け外しも滑らか。

比較してみるとハメ込み断面形状にも違いがあったよ。

YBRにはこの青い低価格なリムプロテクターの方が合ってると思う。

付属のヒモはスポークに回してタイヤレバーの柄を一時的に引っ掛けると両手が自由になって便利だ。


外した古タイヤをいつものバイク用品店に持ち込み処分したら、消費税変更と同時に処分料が値上がり
してたよ、
以前、5%時は1本210円だったのに8%になって324円で実質100円の値上がりだ。
まあ仕方ないね。


かっこいいSP改

2014年04月23日 | YB&YBR関係雑記

タオバオを徘かいしてて見つけてしまった・・・
YBR125ではなく、YB125SPの改装画像。

雰囲気はまさにSR似じゃないか!(タンクのデカールがキャストホイールモデルなら
さらに似る)

画像を拝借しちゃったので、出品者を記述しておいた。
品物はこの薄いタックロールシートで、なかなかいいシルエットになってるではないか。

さて、出品物よりも注目しちゃったのはリアホイールとマフラー。
ベースは日本に輸入されていないスポークホイールモデルなのはタンクのカラーリングで
わかるけど、リアタイヤを18インチ化してるように見える。
尻下がりじゃないのでますますSRっぽく見えるよね。

リアショックアブソーバーはYBRの物と同じだね。

中国ではYB125ZやYBR125のスポークホイールモデルが存在するので、それを流用
したんだろうか。
スイングアームが共通なのでチェーンラインもそのまま出て、ポン付け可能なのが幸いして
あちらで流行ってるのかもしれない。
日本に多く輸入されてるYB125SPはキャストホイールではあるが、同じようにできると思うよ。

ただしフロント関係は
・フォークアッシーをスポークモデル用に交換
・フロントブレーキレバーとレバーホルダー、ブレーキケーブルをドラムブレーキ用に交換
・フロントホイール、ブレーキ関係をスポーク仕様に交換
といった感じで、重量も含めるとかなりの額になるだろう。
でもSR風に仕立てたいならSRを買うよりははるかに安くできるだろうねぇ。

最後にマフラーに注目。
いいじゃないか?これ。
タオバオで出品されてるのかな?これ。
それとも中国得意の「とにかく付けてしまいました」なんだろうか。
探したらYB用ストレートエキパイと汎用メガホンサイレンサーとの組み合わせみたいだけど
確証なし。
しかし、いいセンスをしてると思う。

YBR系はある程度完成されたデザインゆえに改造後の完成形がまちまちだけど、YB125SP
はSR400/500というお手本があるので、目標を定めやすい。

う~ん、YB125SPもなかなか面白いベースマシンだと思う。
俺ならブロックタイヤをはかせてタンクをDT-1風に色付けし、ハンドルを変えてスクランブラー風
に仕上げたい。


ハンドル交換について

2014年04月05日 | YB&YBR関係雑記

今日は天候不順にもかかわらず、いったん出かけたが小雨に降られて逃げ帰ったw
暇つぶしにPCの画像庫を整理してたらハンドル交換のネタ画像が出てきたので、YBR125への
社外ハンドル交換時の注意点をいくつかまとめてみたよ。

俺のYBRの場合、林道を徘徊しだした頃、純正ハンドルの狭さでは押さえが効きにくいと感じるように
なったため、某店のセールをきっかけに社外品に交換した。

さんざん悩んで選んだのはPLOT EZ-FITBAR

だが、YBR専用なんか存在しない。

買ったのはこれ。 2001~2008年モデルのホンダCB750用 EBF049S。

買った当時、処分セールで15%引きだった。

純正と比較するとハンドル径1本分、約22mm低い。

ブレースバーはおなじみPOSHの一番短いやつで、純正に後付してた物をそのまま転用できた。

長さは片側20mm長く、左右合わせて40mmハンドルが広くなる。


仮に車体に付けて角度やタンクとの干渉を確認する。

ハンドルの上下角によってはこのようにタンクとギリギリの離隔距離になって、フルロック時に衝突させて
キズができたり、転倒時に大きな凹みが出来るので重要な部分。

好きな角度は干渉しない程度になったのでこれで決定。

左右とものスイッチボックスの離隔距離を確認する。

さて、問題はスイッチボックスの回り止め位置決めピンの穴。

純正ではこのように穴が開いていて、ボックス側に出っ張りがある。

たまに「そんな出っ張りは削り取ってしまえ!」とか「削って付けて回るようならビニールテープを
巻いて
太らせればいい」とか助言する人は居るけれど、メーカーがコストをかけて、わざわざこんな
手のこん
だ機構にしてる理由を察すれば、お勧めできない
実は昔、やった事があるが、結局雨に日などに勝手に回りだして失敗だと気づいたので、俺個人は穴を
開けるのをお勧めするよ。

ハンドルにグリップを付けてから各スイッチボックスを仮に当てて、上側にあたる部分にマスキングテープ
を貼る。

スイッチボックスの角度をしっかり決めてから、上側を押し付けるとマスキングテープに凹みが出来るから、
そこに十字のケガキ線を書き、穴位置を決定する。

★後に別の方法も紹介したのでハンドル交換について その2も参照してください。

センターポンチで中心に凹みを作る。

センターポンチの代わりに釘でも構わない。

ドリルを使い予備穴3mm→本穴5.5mm(6mmだと少しガタが起きる)を開ける。

バリ取りは8mmのドリル歯を指で回転させながら当てればいい。

両側のスイッチボックス穴が開いたら、ミラーステーやブレーキマスターなどを付けてハンドル上下角の
最終決定をする。

いきなりハンドルをいっぱいに切らずに、干渉箇所の有無を確認する。

右側OK。

スロットルケーブルの曲がり部分も十分離隔距離が確保されてる。

左もOK。

これなら問題なし。

最後にハンドル端にバーエンドを付ける。

これはオフ車時代の残り物が出てきたので流用した。

こんな感じの工程だけど実際にやってみるとかなり面倒で、お店に頼むと工賃がけっこう高い事がわかる
作業内容だ。

また、入手するハンドルによってはタンク間離隔距離問題や、配線関係、クラッチケーブル、スロットルケー
ブル、ブレーキホースなどの長さ合わせなど、簡単な話とはいかない部分もある。
幸い、俺が選んだ物は片側20mm広くなるが高さは22mm低くなるので、純正のままでまったく問題無かった。

さらに低いハンドルを選ぶ場合はつじつま合わせの部品や改造の出費も必要だろうね。
タンク干渉対策で、例えばハンドルストッパーを改造して切れ角を浅くしたり、その影響が出るハンドルロック
部の改造など、いろいろあるだろう。
ハンドルだけ低くしてもステップ位置の関係で前屈になるからバックステップ化したくなり、さあ底なし沼の
世界へようこそ!
そうしてYBRのコンセプトからどんどん離れた世界へ突入するオーナーも居るようだ。

とりあえず、ハンドルを交換したい人はこれらを十分に理解し、納得のうえで実行してください。
余談だけど交換後、未舗装路はかなり走りやすくなったよ。
オフ車のハンドル幅がオン車に比べて広い理由が結果でよくわかる改造だった。


エンジンガード効果

2014年03月08日 | YB&YBR関係雑記

[壁]ω・`)チラ

[壁]彡サッ

[壁]ω・。)チラ

恥ずかしながらYBRで初めて走行転倒しちゃったw\(^o^)/

最初に書くけどケガは太ももの軽い打撲だけで他はありません。
600円程度の中華ニーシンガードが守ってくれた。(スゲー得した気分w

道志みちの小さなワインディングがつづく区間で、残雪が溶け出して濡れてる路面が1箇所だけ凍結して
たのだ。
日陰なので予想すべきだったけれど油断してたよ。
あまり速度を出してなかったけれど、フロントからステーンと転んだので姿勢制御をする余裕もなかったw

エンジンガードはこの通り。

これがあったおかげでスネや足首が守られて助かったよ。
固定ステップもちょっと曲がったけれど、おかげで足首をはさまれずに済んだ。

一番目立つ破損はウィンドスクリーン。

でもこのスクリーンとKG用のライトガードのおかげでメーターは小キズ程度で済んだ。
YBRの場合、守る物がなにも無いと確実にメーターが破損して大出費になる。

お約束のハンドル関係。

ブレーキレバーの先端がちょっと削れただけで曲がりは全くなし。
バーエンドも小キズ程度で済んだ。

エンジンガードは足で前方へグイっと押したら元の位置に戻ったので、中華製の頼りなさそうな固定部の
剛性がうまく力を逃してくれた様である。w(すばらしい
メーターカバーやライトガードのキズはサンドペーパーで修正すればいい。
中華ウィンドスクリーンは二枚購入してたから付け替えれば済む。
ブレーキレバーとバーエンドはサンドペーパーで適当に修正してブラック塗料でも塗っておくか。
ステップ(フートレスト)の曲がりはゴムを抜いて単管の足場鉄管でも差し込んで曲げ直せば済む。
道具の準備をすれば3時間程度で修理できるだろうな。
今朝、取り替えたばかりのリアウィンカーに関しては無傷で済んだので、たった15mmとは言え短くさせた
甲斐があった。

とりあえず新たな出費もなさそうで、中華エンジンガードさまさまだったよ。
なにより大怪我にならなくて本当によかった。

帰りがけに転倒場所を通ったら赤い原二スクーターさんが止まっていた。
彼も同じ罠にはまったらしく、大型スクリーンがパックリ割れてたけれど、大した怪我も無さそうでなにより。

関東地方の山沿いはまだまだ路肩に残雪があるので油断大敵だ。


Fフォークの見分け方

2014年02月11日 | YB&YBR関係雑記

南米で発売されて、さらに世界中で製造・販売されてるYBR125は販売国それぞれで仕様が異なり
すべての部位が共通というわけでない。
日本国内で流通してるのは主に中国製造の車体だけど、これも年式によって若干仕様が異なる。

某掲示板でフロントフォークの購入相談があがって、参考に画像を提示してみたけれど、せっかくこしらえ
た比較画像なので、情報共有の観点でこちらへ移動してみた。

まず、なにも記述してない生の画像比較。

これを見て御自分のYBRがどちらか分かる方はかなり観察力に優れてると思う。

比較・判断するに便利な位置情報を記述したのがこれ。

2005年~2006年式YBRと2007年式以降ではブレーキキャリパの違いから、固定部分の寸法に違いがあるんだな。
一番わかりやすいのは固定部分が反射板から離れているか近いかの違いだ。左フォークは年式問わず共通仕様。

ヤフオクでは出品者本人が撮影した画像ならそれで判断して構わないだろうが、残念ながら曲がりの無いFフォークが出品
される確率は低い。
転売屋さんが新品のインナーチューブだけ出品されてる例もあるけど。
タオバオの場合は画像が旧型だけで注文時にはどちらか指定とかも有るのでかなり注意が必要だ。
さらに指定注文したにもかかわらず、違う物が来るリスクもあるので必死に中国語を解読して怪しそうな業者は避けるべき
だと思う。
画像と説明書きが一致しない出品は要注意だろうな。

フォークの分解組立が可能な人は、どうせ中のフォークオイルの品質や液面が不安だろうから、インナーだけ注文する
方法もある。
最初から自分で管理したほうが後々良い場合もあるけれど、面倒だったり交換知識が無い場合は総額が高くなっても組立済
みのアッシーごと購入するのが楽だと思う。
また、越野版のG系統のインナーフォークは普通のYBRよりも40mm長いので、少し直進安定性を増したいとかオフタイヤを
履かせて林道へ出向く機会の多い人などは、交換ついでにG系用に替えてみるのもいいだろう。
気に入らなければフォークトップに突き出しを設ければ15mmくらいまで調整できるので、キャスター角の調整で許せる範囲
までつじつまをあわせる事も可能。

致命的な大きなサビによるオイル漏れや事故・転倒衝突によるフォーク曲がりの修理の時に、この資料を参考にすると良いと思う。

掲示板での数行程度のやりとりで確実な情報と保証は期待できないので、YBRを買ったリスクとしてこんな苦労も受け入れなけ
ればならない。
まあ、行動力または資金力さえあれば初バイク・初心者YBRオーナーでも実際にどんどん整備や修理をしながら乗り続けてる人
も居る。
単に安いからとか気に入ったからで済まないのが非正規輸入バイクの弱点なので、これからYBRを購入するかもしれない
方々は、極めて現実的な転倒による故障の際に部品購入の苦労も考慮して判断されてください。
一番いいのは転倒させない、壊さない、事故を起こさない・巻き込まれない・・・のはどんな乗り物でも同じだろうが、なかなか
うまく行かないのがね・・・w


立ち往生してみた(2)

2014年01月26日 | YB&YBR関係雑記

押し歩きでやっと辿り着いた駅の駐輪場に一晩置いたYBR号を今朝、引き上げに行った。
新品のMFバッテリやら他の部品を背負い、自宅から自転車で約30分かけて到着。

さっそく干上がったご老体バッテリーと入れ替えた。

約13Vで絶好調の新品。
早速エンジン始動の儀式!

・・・・・・・・・・・・・・かからない・・・・・・・・('A`)

スパークプラグを抜いてギャップの火花を目視確認。

・・・・・・・・・・・火花がとばない・・・・・・・・('A`;)

まずいぞ、まずいぞ、重症だぞ?・・・

簡略したYBRの点火系回路はこれ。

CDIに電源は来ていてクランキングでピックアップコイルの信号が発生し、CDIで点火出力を生成し、IGコイルで
昇圧してプラグで火花を飛ばす簡単なおしごと。

こんな事もあろうかと持参した動作確認済みのIGコイルに交換してみる。



・・・・・・・まだかからない・・・・・・・・('A`)#

どうしよう?どうしよう?
こんな(略)、CDIユニットも交換してみる。

・・火花?なにそれ、おいしいの?・・・・
('A`)・゜゜・。


各部のコネクタ間をテスターで導通試験してみるが不良が見つからない。

 ・・・・: (ノ'A`)>: どうなってるんだよ、これ??

残るはピックアップコイルじゃねーのか? ('A`)y-~

とても路上修理できるレベルじゃない。

しかたないのでさっさと押し歩きを再開。
結局バッテリーが原因でもなく、自走できないので体力のあるうちに押し歩いてやっと帰宅した。

総押し歩き距離約18km、河岸段丘二段上り、坂道4箇所・・・・('A`)
帰宅してちょっと休憩してから軽四で自転車を引き上げに行った。
とりあえず、今日のところは無事にYBR号は帰宅できましたとさ。
余談だけど真冬とは言え、汗だくになりながらの重労働のおかげで体重が4kg減りました。
ダイエットにお悩みの方、YBRを押して歩こう~!


立ち往生してみた(1)

2014年01月25日 | YB&YBR関係雑記

よっしゃーーー!ネタが向こうからやって来た!!

(ノД`)<YBRがエンコしちゃったよ~

エンコと言ってもエンコードではなく、エンジン故障、つまりエンジンがかからなくなってしまった。

先日買い物に出かけた時に途中で低回転時に息継ぎのような症状を起こしだした。
直前に満タン給油をしたのでまさかの粗悪ガソリン?と思ったけれど、そこのガススタは過去うん十年その様な事は
起こしていないのでこれは除外する。
買い物を済ませると元の調子に戻ったのでそのまま帰宅。

で、今朝始動してみると絶好調~。
そのままプチツーでもしようかと出かけて30分くらいしたら例の症状がまた出だした。
そしてついにおもいっきり田舎の場所でエンジンストップ。w
車載工具でいろいろ調べたらキャブまでガソリンは流れてるので燃料経路の詰まりは無い。
次に疑うのはスパークプラグの火花。

なんか弱々しいというより、
目の前でとつぜん火花が飛ばなくなったぞ?w

この症状はIGコイルの劣化に似てて昔CB750FやRG250ガンマで経験してるが、その場でどうする事もできない。

ここでふと思った・・・大陸の人ならどうする?w
となり町まで押しながら途中でトラックでもヒッチハイクしてどうにか辿り着くのかな?
また、震災時の帰宅難民を思い出すと帰路は大した距離じゃない。
エンコした場所が場所なだけに、しかたないので押し歩きで交通の便がましな田舎駅の駐輪場を目指す。

せっせと押し、途中、休憩ついでにちょっと車体をバラバラにしてみた。


路上点検w
幸い書類入れにはYBRの回路図、荷物にはポケットテスターが入ってたから各部をチェックしてみた。
配線のコネクタ間の断線も含めて色々調べたけれど問題無く、あとはIGコイルとCDIユニットくらいしか思い浮かばない。

あ!バッテリーはどうか??


ご老体バッテリー
を年末に充電したら復活したけれど、もしかしたら突然死の電極脱落かもしれない。

電圧を測ると微妙な値でセルを何回も回したせいでかなり放電してる。
そしてついにセルスターターリレーのカチッと鳴る動作音もしなくなった。

\(^o^)/オワタ

実は家に買い置きした新品MFバッテリーと動作確認済みの中古IGコイルとCDIが有るんだよ。(用意周到)
車体を元に戻してまた押し歩き・・・どうにか田舎駅の駐輪場へたどり着いたのひと安心。
公共交通機関を乗り継いでいったん帰宅した。

つづく・・・


タイヤ・F18ダンロップ

2014年01月13日 | YB&YBR関係雑記

出先で珍しいタイヤを履いたYBRさんがいました。

ダンロップのF18という名のモデル。

別のバイクで1回だけ見かけた程度のレア物。

フロント・2.75-18を履いてた。

純正サイズであるんだね、F18って。

トレッドパターンはかな~りクラシカル。

このまま旧車、それも40年以上前のモデルにでも履けば違和感ないけどYBRにはちょっと古風すぎるかな?
このF18はチューブ装着タイプなのでチューブ追加で入れてもらったとのこと。
前タイヤに関してはパンク確率が経験的、統計的に後ろよりも低いので困ることも無いだろう。
ちょっとチューブ分だけ重くなるので立ちが強くなるかもしれない。

なかなか排水もよさそうだし、細かい砂利道でもグリップしそうだよね。


ノーメンテ期間

2014年01月11日 | YB&YBR関係雑記

昨年は色々な改造、改良、整備を連続して行った結果、ついにやる事が無くなってしまった我がYBR号。

ここ2年くらいは寒い冬の時期にちょっとバッテリーの様子をみたりしてたけれど、新充電器のおかげで
今朝も一発始動となって、御老体バッテリーは復活。
リアタイヤのDURO HF329もけっこう持ちがよくてまだ山がたっぷり残ってる。
特に欲しい装備や小技改造も思い浮かべず、ここへきて何もしない時期に突入したようだ。

つまり、車体に関するネタは尽きちゃったw

さすがに寒すぎだからステムの分解整備や2年毎のフォークオイル交換、ブレーキフルード交換はまだ
先である。
いつかはメーター内の電球をLED化しても見たいが、やはり運動性に影響するステムの整備が先で今年
のメインテーマになるだろうな。
なにせ、納車以来1度も確認してないんだw

あとは隠し持ってるライトスイッチの配線強化とかのネタもあるけれど、これは図面を書かなくてはならず、
面倒だしハンダ付けの技術に長けてる人限定の技ゆえに、公開したところで単なるつぶやき程度になって
しまうかもしれない。
できるだけ他人も再現できるネタでないと情報共有の面でもったいないしねぇ・・・

あ!消費税が上がる前に買い置きしておく大物(?)でもリストアップしなければ・・・・
寒い季節はしばらく雑記ばかり書くだろう。


タイヤ選びで悩む秋

2013年09月19日 | YB&YBR関係雑記

中秋の名月、お月様はまんまる!

丸と言えばタイヤ、タイヤと言えば消耗品。
春からあちこち出掛け、変な道とか廃道とかで酷使した今シーズンだったから、
リアタイヤの限界が近付いて来てる。
毎年秋頃に悩むのが次期タイヤ選び・・・
越冬する事を考慮するとこれから気軽に林道へは入り込まないし、舗装路でのグリップ
も考慮しなきゃならないので、前から気になってたDUROのタイヤを候補にしようかと
思ってる。

久しぶりのチューブレス仕様で純正サイズだ。

最近、YBR125のWikiに「タイヤ情報まとめ」の項が追加されて、実際に履いた経験
のあるオーナー達の情報がまとめてあるから参考になるだろうが、残念ながらDUROの
HF-329に関しては未だに不明な点が多い。
どうせ攻めるような走りもしないし、そういう目的の車種でもないので俺が人柱に
なって1本消費させれば何らかのインプレでも書けるだろうと。

と、先日までは思ってたのさ。

ところがYBR乗りの傾向なのか他にもチャレンジャーが居て、IRC井上のGP-210
YBR125KGのリアに履いた猛者が現れた。


キャブ改造でそのチャレンジ精神をいかんなく発揮したbo-chanさんがおそらく世界初、
4.10-18というサイズのGP-210チューブレス状態で履いちゃったのであった。
タイヤ替えました 2 」 勝手にリンクw
へ~、履けるには履けるんだね、このサイズ。
タイヤの断面は種類によってまちまちなので、ダンロップTT100-GPの例では3.50-18
が限界という報告例が多く、4.10-18は厳しいのでは?と思ってたのである。
今後のインプレッションが楽しみと同時に、来季の春以降の候補タイヤがまたひとつ増えた
のがなんとも皮肉だよ。悩むよ~~~~・・・
GP-110とか?w

ただし、この手のイレギュラーサイズや設計外装着方法に関してはパワーの無いYBRと
個人で交換する条件だから冒険できるのであって、お店で交換してもらうのは不可能
と思っていただきたい
商売とは保障も兼ねての商いだからね。


台風去って

2013年09月16日 | YB&YBR関係雑記

ツイッターで「バイク倒れた」で検索するとあちこちで被害が出た模様だ。
午後には天気も落ち着き出し、我がYBR号は幸い強風に勝って倒れる事は無かった。

【ちょっと川の様子を見てくる!】

見慣れた堰堤は増水で埋まり、河川敷の運動場はみごとに水没。
見物人も多かった。

土手道のベンチで一休みしてるとちいさな住民がなにかを訴えてきた。

野良猫のおねだりならぬアマガエルの警戒?
大丈夫だよ、とって食ったりしないからw

さてと、日が暮れる前にチェーンの注油でもしていつもの場所に駐輪するか・・・


ヤマハの部品番号規定

2013年08月30日 | YB&YBR関係雑記

PC内のファイルを漁ってたら面白いものを発見したよ。
どこで拾ったのか忘れたけど、ヤマハのバイクの部品番号の記載パターンの一覧が出てきたので
紹介しちゃおう。

まずは部品番号

普通番号は車種固有の部品を表してるが、別の車種でも共通部品として登録されてる例もあるので、
型式番号は最初に付与された車種と思えばいいだろう。
設計追番や設変(設計変更)番号は、例えば2005年式YBRのパーツカタログと2012年式YBRの
を見比べた時にここが変更されてると、なんらかの仕様変更か大きな変更と判断できるので部品を探す時
や流用する際には注意するべき箇所だ。
色区分番号は主に外装などのカラーパターンだから、これもかなり重要な部分だね。
標準部品はOリングやネジ類、あるいはベアリング等、車種間で共通して採用されるような部品群。
非正規輸入のYBRにもこのパターンの部品番号がよく見られ、国産車採用の経緯があればどこのお店
でも注文できるだろう。
形状・寸度の解読をするとパーツカタログだけでネジの大きさが分かるため、脱落しても適合できる
代用のネジを購入する事が容易になる。
現物と部品番号を照らし合わせれば種類や材質・表面処理(メッキ)の番号が解読できるだろうから、
簡単な表でも作れば維持管理に役立つよね。

寸法の規定

スチールボール(ベアリングやクラッチユニット内のボールなど)はインチ表記、その他は全て
ミリメートル
表記となってる。

しかし、まったく同じ部品のはずなのに生産各国のパーツカタログでは互いに違いがあるのがヤマハ流。
国際的に統一していない関係で時々アタフタするのも輸入バイクの宿命と言える。w

さて、週末は台風の影響でどう天気が崩れるか予想できない・・・
涼しくなって来たから突発オフ会でも宣言しようかと思ってたけど、来週末までおあずけかな?
台風直撃地域の方々、お気をつけて!→バイクの強風対策


YBRのFi用燃料ポンプ

2013年08月28日 | YB&YBR関係雑記

キャブ仕様のYBRにはまったく関係ない話。

タオバオを徘徊してたらYBR125やYBR250の欧州向けFi用ガソリンポンプを発見した。

タオバオのid=10755304287 「125天剑250劲战 汽油泵芯」で検索
120元(約1800~2400円)


偶然とは言え、この形はFi仕様のシグナスX関係の燃料ポンプトラブル記事で見かけて覚えてたので
気になってた物だ。
ポンプアッシー丸ごととなると噂では二万円もの部品代になるようで、ポンプアッシー内のこの部品
だけを交換して直す人も出始めている。
交換は決して簡単ではないけれどFi仕様のオーナーさんはタオバオで買い物するついでにこれを1個
購入しておくか以下の社外品を覚えておくといいだろう

カメレオンファクトリーから 「シグナスX(FI) (BW’S125 マジェスティ125FI) 強化燃料ポンプ 」として
 補修部品が5800円で発売されている模様。

弾丸工房からはドイツ製ポンプ「ビック燃料ポンプ」。
 若干高めだけど欧州車で採用されてるのかもしれない。

上記は流量強化のために消費電流が4A近くあるようだがシグナスXでの交換事例で問題が出てないから
大丈夫だろう。

KN企画からも「大容量フューエルポンプ 【シグナスX,BWS125 FI用】が出てるね。
 こちらは消費電流 2.75Aと明記されている。

極わずかだがYSP公認モデルのYBR125FiやYBR250で燃料ポンプが真夏にオーバーヒートして故障した
事例がネットで見られるようになったし、シグナスXに関しては多いらしくてFi仕様はこれが故障すると部品
交換しか対策ができない。

Fiは燃費の良さと冬季始動安定に優れてるのと引きかえに、繊細な部品が弱点になる場合もあるから事前に
対策案を練っておいたほうがいいと思う。
幸いYBR系FiのポンプモーターはシグナスXと同じ外観・規格なので、台湾製部品も含めてやる気になれば
どうにでも直せる事が分かったから、中古車を買う時も少しは安心材料になるかな?