goo blog サービス終了のお知らせ 

YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

Fフォークの見分け方

2014年02月11日 | YB&YBR関係雑記

南米で発売されて、さらに世界中で製造・販売されてるYBR125は販売国それぞれで仕様が異なり
すべての部位が共通というわけでない。
日本国内で流通してるのは主に中国製造の車体だけど、これも年式によって若干仕様が異なる。

某掲示板でフロントフォークの購入相談があがって、参考に画像を提示してみたけれど、せっかくこしらえ
た比較画像なので、情報共有の観点でこちらへ移動してみた。

まず、なにも記述してない生の画像比較。

これを見て御自分のYBRがどちらか分かる方はかなり観察力に優れてると思う。

比較・判断するに便利な位置情報を記述したのがこれ。

2005年~2006年式YBRと2007年式以降ではブレーキキャリパの違いから、固定部分の寸法に違いがあるんだな。
一番わかりやすいのは固定部分が反射板から離れているか近いかの違いだ。左フォークは年式問わず共通仕様。

ヤフオクでは出品者本人が撮影した画像ならそれで判断して構わないだろうが、残念ながら曲がりの無いFフォークが出品
される確率は低い。
転売屋さんが新品のインナーチューブだけ出品されてる例もあるけど。
タオバオの場合は画像が旧型だけで注文時にはどちらか指定とかも有るのでかなり注意が必要だ。
さらに指定注文したにもかかわらず、違う物が来るリスクもあるので必死に中国語を解読して怪しそうな業者は避けるべき
だと思う。
画像と説明書きが一致しない出品は要注意だろうな。

フォークの分解組立が可能な人は、どうせ中のフォークオイルの品質や液面が不安だろうから、インナーだけ注文する
方法もある。
最初から自分で管理したほうが後々良い場合もあるけれど、面倒だったり交換知識が無い場合は総額が高くなっても組立済
みのアッシーごと購入するのが楽だと思う。
また、越野版のG系統のインナーフォークは普通のYBRよりも40mm長いので、少し直進安定性を増したいとかオフタイヤを
履かせて林道へ出向く機会の多い人などは、交換ついでにG系用に替えてみるのもいいだろう。
気に入らなければフォークトップに突き出しを設ければ15mmくらいまで調整できるので、キャスター角の調整で許せる範囲
までつじつまをあわせる事も可能。

致命的な大きなサビによるオイル漏れや事故・転倒衝突によるフォーク曲がりの修理の時に、この資料を参考にすると良いと思う。

掲示板での数行程度のやりとりで確実な情報と保証は期待できないので、YBRを買ったリスクとしてこんな苦労も受け入れなけ
ればならない。
まあ、行動力または資金力さえあれば初バイク・初心者YBRオーナーでも実際にどんどん整備や修理をしながら乗り続けてる人
も居る。
単に安いからとか気に入ったからで済まないのが非正規輸入バイクの弱点なので、これからYBRを購入するかもしれない
方々は、極めて現実的な転倒による故障の際に部品購入の苦労も考慮して判断されてください。
一番いいのは転倒させない、壊さない、事故を起こさない・巻き込まれない・・・のはどんな乗り物でも同じだろうが、なかなか
うまく行かないのがね・・・w



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。