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Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

脳を食べるアメーバが、鼻から侵入!日本にも存在する病原体?

2013年08月09日 | 微生物・ウイルス

 日本にも存在する病原性アメーバ
 2013年7月、米国アーカンソー州に住む12歳の少女が寄生虫に感染し入院した。この寄生虫、病原性アメーバで、鼻から体内に侵入し、脳の組織を食べ、高い確率で死に至るという。

 アーカンソー州保健局は米国時間7月26日、同州リトルロックのウィロースプリングス親水公園にある砂底の湖が感染源とみられるとの声明を発表した。同公園は、2010年に発生した感染例との関連も指摘されている。

 アメーバが原因となって発症する病気の代表としてアメーバ赤痢が有名。しかし、少ないながら脳の方へ入り込み髄脳膜炎を引きおこすアメーバが知られている。原因となるアメーバは、水中などの自然界に生息する自由生活アメーバと呼ばれているもので、髄膜脳炎を引き起こすものは3属が確認されている。

 このアメーバ、ニュージーランドから報告されることが多い。ここでは、天然温泉への入浴や湖沼での水泳によって、経鼻感染するのが特徴となっている。非常に急性の経過をとり、発熱や嘔吐を伴う頭痛からはじまり、意識混濁などの神経症状を経て、1週間前後で死に至る。そのため、死亡後に解剖して初めてアメーバ性の髄膜脳炎であることがわかるケースが多い。これを、 原発性アメーバ性髄膜脳炎 (Primary Amoebic Meningoencephalitis: PAM) と呼ぶ。

参考 National Geographic News 脳を食べる病原性アメーバ、鼻から侵入

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病原体進化論―人間はコントロールできるか
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感染症をめぐる54の話 あなたの隣に潜む病原体と病院内感染
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ショック!アフリカニシキヘビが男児を襲う!

2013年08月09日 | 動物

 ニシキヘビが男児を襲う
 ショッキングな事件が起きた。カナダ東部のニューブランズウィック州で8月5日、就寝中の男の子2人が、ペットショップから逃げ出したアフリカニシキヘビ(アフリカンロックパイソン)に絞め殺されたという。

 アフリカニシキヘビは、アフリカ最大のヘビで、世界で最も獰猛な1種として恐れられている。ニシキヘビの食欲は凄まじく、自分の体より大きな牛、ワニなども襲って締め殺して丸呑みすることがあるという。

 捕食した獲物は、長時間かけて消化するため、1週間から1ヶ月程度、何も食べずにいることもある。それにしても人を襲うことがあるというのはショックだ。気になって調べてみた。

参考 National Geographic News 男児を襲ったアフリカニシキヘビとは?

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すばる望遠鏡「SEEDS」計画で、第2の木星を発見!

2013年08月08日 | テクノロジー

 直接観測で系外惑星を発見
 系外惑星とは、太陽系にとっての系外惑星、つまり、太陽系の外にある惑星である。今、大型望遠鏡と精密分析装置によって、他の恒星をまわる系外惑星が次々に発見されている。

 これまで、系外惑星は3500個以上が見つかっているが、恒星の光が強すぎて見えないため、直接観測は10例ほどしかない。ほとんどは、惑星が恒星の前を通る時にできる影を調べる手法などで見つけている。

 米ハワイ州にある日本の「すばる望遠鏡」で、地球から60光年離れた恒星を回る惑星の撮影に成功したと、国立天文台などの国際研究チームが8月5日、発表した。木星の3~5.5倍の質量しかなく、これまでに直接撮影された太陽系外惑星では最も軽く暗いという。

参考 国立天文台プレスリリース:SEEDSプロジェクト第2の木星発見 

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もう一つの地球が見つかる日 系外惑星探査の最前線
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生活習慣病を抑制するタンパク質「ATRAP」を発見! 横市大

2013年08月07日 | テクノロジー

 生活習慣病にかかるとタンパク質「ATRAP」が減少する
 生活習慣病とは、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称。食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が原因と考えられる疾病。

 私も偏った食習慣、運動習慣によって、高尿酸血症と診断されている。なぜ糖尿病でないのかはよくわからない。毎日の食事制限、運動習慣は欠かせない。

 今回、横浜市大の田村功一准教授らの研究グループ(GR)が、生活習慣病を抑制するタンパク質の解析に成功した。

参考HP Wikipedia:生活習慣病 横浜市大 生活習慣病を抑制するたんぱく質を発見

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イルカの優れた知性!名前を呼び合い、20年前の仲間を記憶!

2013年08月06日 | 動物

 イルカの知性
 イルカは体重に占める脳の割合(脳化指数)がヒトに次いで大きいことから、イルカの知性の潜在的可能性が古くから指摘されており、世界的にも数多くの研究者の研究対象になり、世間一般からも興味の対象とされてきた。

 ただし、イルカの脳はサイズは大きいものの、グリア細胞の割合が多く、ニューロン自体の密度はそれほど高くない。だがニューロンの密度をもって知性が劣ると言い切れるのかは定かではない。従って、脳のサイズのみから知性のレベルを判断するのは早計である。

 イルカの知性はどのようなものだろうか?最近イルカの能力について、驚くべき研究が発表された。

 アメリカ、シカゴ大学の動物行動学者ジェイソン・ブラック(Jason Bruck)氏は、20年ぶりに再会した仲間の鳴き声を記憶しているハンドウイルカを実験で確認。人間以外の動物では最も長期にわたる記憶力だという。個体ごとに異なるイルカの鳴き声が名前の役割を果たし、群れの結束力を維持していると考えられている。

 また、イルカの行動を研究するカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のホイットニー・フリードマン(Whitney Friedman)氏によれば、自分の鳴音と同じ音に反応し、「ここにいるよ。誰か呼んだ?」とでも言うように、同じ音を繰り返すという。

参考 National Geographic news:イルカの記憶力、20年前の仲間を認識 イルカは名前を呼ばれたら反応する

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クジラ・イルカのなぞ99
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海の森が消える!「海底砂漠化」の謎解明!NHKサイエンスZERO

2013年08月05日 | 環境問題

 海の砂漠化「磯焼け」とは?
 コンブなどの海藻が、緑豊かにうっそうと広がる「海の森」。様々な魚たちが暮らし、地球上で最も豊かな生態系を育む、特別な場所。しかし今、その海の森が根こそぎ死滅し、「海の砂漠」と化してしまう怪現象が相次いでいる。

 この現象を「磯焼け」という。「磯焼け」は海中に海藻が減少し、海藻を餌とする生物の減少し、生態系全体に波及し、漁獲量も激減する状態を指す。この原因は何だろう?

 これまで考えられた原因としては、ウニや小型巻貝類などの植食動物による食害、サンゴモの優占、都市や農村から流入する河川などからの環境ホルモンによる汚染、森林伐採による貧栄養化や、地球温暖化による海水温の上昇などが指摘されてきた。

 これまで、そのメカニズムは大きな謎とされてきたが、ついにその主犯格が判明した。それは「ウニ」と「サンゴモ」のチームプレーによるものだった。あるきっかけで、ウニは爆発的に増えて、あっというまに海の森を食い尽くしていたのだ。そのきっかけとは何だろうか?

参考 サイエンスZERO:海の森が消える?海の砂漠化の謎 東北大学:水圏植物生態学

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超広角、高解像度!「Hyper Suprime-Cam(HSC)」で見たM31

2013年08月04日 | テクノロジー

 超広視野主焦点カメラで写したM31
 国立天文台は7月30日、すばる望遠鏡に新たに搭載された超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム:HSC)」が本格的な観測を開始し、撮影したアンドロメダ銀河(M31)の姿を公開した。

 このカメラ、視野が広くなったが、画質もよいカメラで、像を拡大すると銀河内にある星の1つ1つも分離して写し出されていることを見ることが可能だ。

 M31は、日本やハワイなど北半球から見える銀河としては見かけの大きさが最大で、そのために従来の地上大望遠鏡ではその全体を一度にとらえることができなかった。

 この広い視野とシャープな星像こそが、すばる望遠鏡とHSCの組み合わせで実現される最大の特長というわけである。なお、昨年から続けられてきた一連の性能試験観測により、HSCの視野全体で設計通りの星像を達成していることが確認された。

参考 マイナビニュース:異次元の視野の広さと解像度

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高温超伝導に新展開!「新・超伝導密度汎関数理論」で限界突破?

2013年08月03日 | テクノロジー

 高温超伝導とは?
 高温超伝導とは、高い転移温度 (Tc) で起こる超伝導である。

 1911年、オランダのヘイケ・カメルリング・オンネスによって「純度の高い金属が容易に得られる水銀を液体ヘリウムで冷却していったとき、温度 4.20K で突然電気抵抗が下がり 4.19Kではほぼゼロの10万分の1Ω以下になる現象」が報告された。ヘリウムの 液化と超伝導の発見によって1913年にノーベル物理学賞が授与された。

 一般に高温超伝導と言えば、ベドノルツとミューラー(ミュラー)がLa-Ba-Cu-O系において1986年に発見したことから始まり、その後続々と発見された転移温度が液体窒素温度(−195.8 °C, 77 K)を越える一連の銅酸化物高温超伝導物質とその超伝導現象のことを指す場合が多い。高温超伝導を示す物質のことを高温超伝導体という。

 高温という語は、通常は人間が「熱い」と感じるほど温度が高いことを表すが、高温超伝導における高温とは、従来の超伝導体と比較すると高温である−200℃~−100℃程度を指す。ミュラーとベドノルツはこの業績により1987年のノーベル物理学賞を受賞した。(Wikipedia:高温超伝導

 科学技術振興機構(JST)、東京大学、理化学研究所(理研)の3者は7月31日、物質の結晶構造と構成元素の情報だけを用いて、超伝導体が超伝導状態に変化する転移温度を精密に評価する新理論計算手法を開発したと共同で発表した。

参考 Wikipedia:BCS理論

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生物界で初の「ソリトン現象」を発見!粘菌細胞集団の不思議な波

2013年08月02日 | テクノロジー

 通り抜けるソリトン波
 ソリトン波という波がある。粒子の特徴をもつ孤立波で、波の1つの盛り上がりだけが進む。19世紀前半、英スコットランドの運河で、船が止まった後にできる波として見つかった。

 ソリトン波は、衝突しても互いに波形が変わらずに通り抜ける不思議な波だ。例えば津波を思い出すとよい。地球の裏側で起きた津波が日本までやってきて多大な被害をもたらすことがある。また、木星を観察すると、いつも表面に存在する、巨大赤斑もソントン波の一つである。

 これまで、ソリトン波は液体や気体などの流動性が高い「物質」や「光」などでしか観察されず、「生物」で観察されたことはなかった。

 ところが今回、世界で初めて、生物がつくる「ソリトン波」を筑波大が発見した。生物がつくる「波」とはいったいどんなものだろうか?

参考 Wikipedia:ソントン波

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カーボンナノチューブで新材料!導電率、銅の2倍・電流容量100倍

2013年08月01日 | テクノロジー

 カーボンナノチューブ
 カーボンナノチューブ(CNT)というと、1991年、日本の飯島澄男(当時NEC筑波研究所。現NEC特別主席研究員)によって、フラーレンを作っている途中にアーク放電した炭素電極の陰極側の堆積物中から初めてTEM(透過電子顕微鏡)によって発見された。

 この発見の後、日本の遠藤守信(当時信州大学工学部助教授。現同大教授)により、化学気相成長法によるカーボンナノチューブの大量生産技術が開発された。当該製法により生産されたカーボンナノチューブは「遠藤ファイバー」と呼ばれ、リチウム電池などに使用されているほか電子デバイス等多くの分野で実用化されている。この業績から飯島・遠藤両氏はノーベル賞候補とされている。

 これらのデバイスに電力を供給する配線については大きな進展が見られない。デバイスの小型化に伴い、電流密度は高くなり、現在では既存の配線材料の限界に近づいている。国際半導体技術ロードマップによれば、2015年にはデバイス内の電流密度は、現在主に用いられている銅と金の破断限界を超えるとされている。

参考 産業技術総合研究所:銅の100倍の電流容量、カーボンナノチューブで新材料 Wikipedia:カーボンナノチューブ

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ナノカーボンの科学―セレンディピティーから始まった大発見の物語 (ブルーバックス)
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