Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

こいつは驚いた!あなたの性格はDNAで決まる?外向性、神経症傾向、調和性、勤勉性、開放性の領域特定

2017年01月09日 | サイエンスジャーナル

 性格を決めるヒトゲノム領域が特定される

 カリフォルニア大学の研究により、「性格の主要な5因子」に対応するヒトゲノム領域が特定された。さらに、「外向性とADHD」や「神経症傾向とうつ病」といった、性格と精神疾患の発症のしやすさとの間に相関があることもわかったという。

 カリフォルニア大学サンディエゴ校が主導した研究で、性格の主要な5因子とされる外向性、神経症傾向、調和性、勤勉性、開放性に対応するヒトゲノムの領域が特定された。

 研究ではさらに、これらの領域と、統合失調症、ADHD(注意欠陥・多動性障害)などの精神疾患の発症のしやすさの関係も示唆された。具体的には、外向性はADHD、神経症傾向はうつ病、開放性は統合失調症や双極性障害と結びついているとみられることが判明した。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 WIRD: 性格を決めるヒトゲノム領域が特定される

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日本の平均気温過去最高に!昨年の記録を更新、平均より0.88度上回る エルニーニョが原因か?

2017年01月08日 | サイエンスジャーナル

 日本の平均気温過去最高に 気象庁

 今年の日本の平均気温は平年を0.88度上回り、統計開始以来過去最高になる見込み、と気象庁がこのほど発表した。世界の年平均気温も平年を0.46度上回って3年連続で過去最高を更新するという。

 気象庁は今年1月から11月までの観測データを基に平年との気温差をまとめた。その結果によると、今年11月までの日本の年平均気温は平年(1981~2010年の平均値)より0.88度上回って1898年の統計開始以来、最も高い値となる見込み。

 年平均気温は、長期的には100年あたり1.19度の割合で上昇しており、特に1990年代以降、高温となる年が多くなっている。これまで日本で最も平均気温が高かったのは、平年を0.78度上回った1990年だった。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル: 日本の平均気温過去最高に

エルニーニョ・ラニーニャ現象-地球環境と人間社会への影響-
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2016年はやはり雪の多い年に!沖縄で初雪、北海道50年ぶりの大雪、サハラ砂漠に37年ぶりの積雪

2017年01月08日 | サイエンスジャーナル

 2016年の気象十大ニュース

 日本気象協会(東京)はこのほど、2016年の天候や自然災害の十大ニュースをまとめた。1位は熊本地震や阿蘇山の噴火、梅雨の豪雨など「熊本を中心に相次ぐ災害」だった。

 同社によると、気象予報士100人を対象に、印象に残ったニュースを調べてランキング。「北海道に台風上陸3個」が2位、「Uターン台風 東北太平洋側に上陸は史上初」が3位と、異例の進路をたどって甚大な被害が出た台風関連が続いた。

 4位は「西日本で記録的大雪」で、1月に鹿児島県・奄美大島で115年ぶりに雪が降った寒波。5位は「台風1号 過去2番目に遅い発生」だった。ほかには秋の長雨と日照不足(6位)、過去最長を記録したエルニーニョ現象(7位)、夏の関東の水不足(8位)がランクインした。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 NHK news: 50年ぶりの大雪 北海道のJRや空の便に影響続く

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世界最大の気象会社が教える 本当に役に立つ お天気情報99
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政府が「もんじゅ」廃炉を正式決定!高速炉研究は継続、今度はフランス「ASTRID(アストリッド)」と共同開発

2017年01月07日 | サイエンスジャーナル

 政府が「もんじゅ」廃炉を正式決定 高速炉研究は継続

 高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の存続問題について政府は21日午後、原子力関係閣僚会議を開き、廃炉を正式に決定した。この日の原子力関係閣僚会議では、もんじゅは原子炉として再開しないで廃止措置に移行することを最終的に確認。

 一方で廃炉に伴う地域振興策として、もんじゅ周辺の地域を引き続き高速炉研究開発や原子力研究、原子力分野の人材育成の拠点とすることや、もんじゅに代わる高速炉の開発に関してフランスの高速炉実証炉「ASTRID(アストリッド)」や、高速実験炉「常陽」(茨城県)などを活用することなどを決めた。

 文部科学省と経済産業省を中心とするこれまでの政府検討作業では、原子力規制委員会が求めた新たな運営主体が見つからなかったことや、運転再開するために5,400億円以上投入しても運転再開には最低8年かかることなどから「廃炉やむなし」の方針を固めていた。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスジャーナル: どうなる?日本の高速増殖炉もんじゅの見直し問題

池上彰の講義の時間 高校生からわかる原子力
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何と本当はダークマターも重力も存在しないかもしれない? 「エントロピック重力理論」と観測データが一致!

2017年01月06日 | サイエンスジャーナル

 ダークマター存在せず? - 「エントロピック重力理論」と観測データが一致

 「重力もダークマターも実在しない。幻想である」物理学者が宇宙の定義を完全に覆す理論を提唱している。科学革命が起きるのだろうか?

 ニュートンが万有引力の法則を見出して以来、“重力”は宇宙の厳然たる事実として誰もが受け入れてきた。しかし、ここにきて人類の世界観が大きく変わろうとしている。なんと、「重力もダークマターも実在しない」という驚愕の理論が実証されたという。

 ライデン天文台(オランダ)の天文学者マーゴット・ブラウワー氏らの研究チームは、宇宙における重力分布の測定データを分析し、「エントロピック重力理論(ヴァーリンデ理論)」と一致する結果を得たと報告した。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 マイナビニュース: ダークマター存在せず?「エンテロピック重力理論」が観測結果と一致

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反物質の謎に迫る観測結果!「反ヘリウム」を宇宙空間(ISS)で検出か?「反水素」の吸収線スペクトルを観測

2017年01月05日 | サイエンスジャーナル

 2種類の反物質を観測 謎は解けるか?

 反物質(antimatter)というと、質量とスピンが全く同じで、構成する素粒子の電荷などが全く逆の性質を持つ反粒子によって組成される物質。例えば、電子はマイナスの電荷を持つが、反電子(陽電子)はプラスの電荷を持つ。

 宇宙の誕生時、物質と反物質は同数あったと考えられる。しかし現在の宇宙には物質が大量にあり、反物質はほとんど存在しない。「消えた反物質」は物理学の謎で、物質と反物質には「電気以外に異なる性質がある」という説があるが、反物質は物質と触れると消滅するため検証が困難だった。

 また、物質と反物質が衝突すると対消滅を起こし、質量がエネルギーとなって放出される。これは反応前の物質・反物質そのものが完全になくなってしまい、消滅したそれらの質量に相当するエネルギーがそこに残る 。1gの質量は約 9×1013(90兆)ジュール のエネルギーに相当する。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 マイナビニュース: ISSのアルファ磁気分光器、反物質「反ヘリウム」を宇宙空間で検出か

反物質―消えた反世界はいまどこに?究極の鏡の謎にせまる
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地球最深部マリアナ海溝チャレンジャー海淵で新種の細菌・南極の昭和基地で新種の菌類2種を発見!

2017年01月04日 | サイエンスジャーナル

 常識では考えられない生物たち

 地球では、生物の常識では考えられない環境でも、まだまだ未発見の生物が多数存在する。 実際に、さまざまな環境で生物が成育している。例えば深さ10000mの深海にある、海底堆積物内にこれまでは数が少ないと考えられてきたアーキア(古細菌)が大量に生息していることが発見されている。

 地球の上空、高度12000mの成層圏からも航空機を用いた採集標品から、1立方メートルあたり約1個の細菌が検出されている。その菌を調べたところ、これまでに知られている中でもっとも高い紫外線耐性を示した。

 インド洋の深海、水深2450mの熱水噴出口からは122℃の高温、200〜400気圧もの高圧で生育できる微生物が見つかった。発見したのは海洋研究開発機構のチーム。生物の増殖が確認できた温度としては史上最高である。生命の進化の歴史や、地球外生命の存在の可能性を探る研究に役立ちそうだ。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 THE PAGE:地球最深部で高圧を好む新種バクテリア発見 国立極地研:日本の南極観測史上初、新種の菌類を発見

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ありえない生きもの―生命の概念をくつがえす生物は存在するか?
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日本の新しい小型ロケット「イプシロン」2号機打上げ成功!探査衛星「あらせ」がオーロラの起源「バン・アレン帯」を調査

2017年01月03日 | サイエンスジャーナル

 イプシロン2号機 打ち上げ成功

 日本の新しい小型ロケット、「イプシロン」の2号機が地球周辺の放射線を調べる探査衛星を載せて、12月20日午後8時に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、午後8時13分ごろ、予定どおり衛星を切り離して打ち上げは成功した。

 日本の小型ロケット「イプシロン」の2号機は、20日午後8時、1段目の燃料に点火し、発射台を離れました。ロケットは衛星を覆っている「フェアリング」や、1段目、2段目を次々に切り離しながら上昇を続け、打ち上げからおよそ13分半後の午後8時13分ごろ、高度500キロ付近で衛星を切り離し、打ち上げは成功した。

 今回が2回目の打ち上げとなる「イプシロン」は、重さが数百キロクラスの小型の人工衛星を低価格で打ち上げるために、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が、IHIエアロスペースとともに開発した新しい小型ロケットで、3年前に1号機の打ち上げに成功した。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル: イプシロン2号機を打ち上げ放射線探査衛星を搭載

新型固体ロケット「イプシロン」の挑戦
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「はやぶさ2」打ち上げをもっと楽しむために 日の丸ロケット進化論 ~分解できる「イプシロン」超精密ペーパークラフト付き~ (ロケットコレクション)
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土星探査機「カッシーニ」いよいよグランドフィナーレ!土星の環に最接近、見えるかな?「氷」の粒子

2017年01月03日 | サイエンスジャーナル

 土星探査機「カッシーニ」の活躍

 「カッシーニ (Cassini-Huygens)」は、アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)によって開発され、1997年に打上げられた土星探査機。いよいよ「カッシーニ」のミッションも残すところ1年弱となった。これから来年4月下旬まで、カッシーニは土星の環をかすめるようなコースを20回飛行する予定で、その1回目が12月4日に実施された。

 環の粒子はほぼ全て水の氷であり、塵やその他の物質が少量混入しているといわれる。しかし、映像等で実際に確認したことはなく、今回の接近で何らかの証拠が確認できればよいと思う。

 カッシーニは、金星→金星→地球→木星の順にスイングバイを行なって土星軌道に到着した。カッシーニには惑星探査機ホイヘンス・プローブ (2.7 m、320 kg) が搭載されており、タイタンでカッシーニより切り離されてタイタンに着陸し、大気の組成・風速・気温・気圧等を直接観測した。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news:土星探査機カッシーニ、最終ミッションを開始

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世界初!おんどりが朝鳴くときの秘密を解明!「つつきの順位」で序列の高い順から鳴く

2017年01月02日 | サイエンスジャーナル

 ニワトリが朝、鳴くときの秘密

 動物の行動を注意深く観察していくと面白い法則性を発見することがある。ニワトリのコケコッコーという発声は、インダス文明(紀元前2600-1800年頃)の時代から時を告げるものとして利用されており、今では誰もが「ニワトリは朝に鳴く」ということを知っている。

 しかしながら、この現象の背後にある仕組みは、謎に包まれている。これまでに、この現象に体内時計が関与していることを明らかになっている(Shimmura & Yoshimura, Current Biology 2013)。 ある1羽が朝に鳴き始めると、近くにいる他の雄鶏達が一斉に鳴き始める「鳴き交わし」という現象が知られているが、雄鶏はコケコッコーと鳴くことで、自分の縄張りを主張していると考えられる。

 またニワトリは、社会的な動物であり、集団内のニワトリの数が少ない場合には、「つつきの順位」を形成する。「つつきの順位」が初めて報告されたのは、ニワトリに関するトルライフ・シェルデラップ=エッベの1913年の研究である。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 名古屋大学: ニワトリが鳴く順番は、社会的な順位によって決まっていることを発見

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真空は真の空ではなかった?未発見の量子効果「真空の複屈折」を初観測!ハイゼンベルグが予言

2017年01月02日 | サイエンスジャーナル

 真空は本当に何もない状態か?

 真空とは何だろうか?古典論において、真空は「何も無い状態」である。しかし、本当に何もない状態があるのだろうか?量子論における真空は、決して「何もない」状態ではない。例えば常に電子と陽電子の仮想粒子としての対生成や対消滅が起きている。

 また、最近ではヒッグス粒子がこの世界を一様に覆っているため「質量」が存在することが証明されたが、そう考えると、真空中でもヒッグス粒子は存在する。 ポール・ディラックは、真空を負エネルギーを持つ電子がぎっしりと詰まった状態(ディラックの海)と考えていたが、後の物理学者により、この概念(空孔理論)は拡張、解釈の見直しが行われている。

 今回、強力な磁場を持つ超高密度天体である中性子星の観測から、80年前に予測された量子効果「真空複屈折」の証拠となる現象が初めて観測的に示されたとする研究成果が発表された。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 マイナビニュース:未発見の量子効果「真空の複屈折」を中性子星の周りで初観測

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感染性胃腸炎(ノロウイルス)が流行中!新型「GII.17」に注意!予防ワクチン、抗ウイルス薬なし脱水症状に注意

2017年01月01日 | サイエンスジャーナル

 感染性胃腸炎が前年同期比3倍増ノロウイルス流行拡大に警戒を

 ノロウイルスなどで起きる感染性胃腸炎の患者が、2016年11月28日~12月4日(第48週)の1週間で5万4876人にのぼった。1医療機関あたりの患者数は17.37人で、15年同期の6.42人と比べて2.7倍に跳ね上がった。国立感染症研究所が12月13日、ウェブサイトで速報値を発表した。

 厚生労働省のウェブサイトによると、感染性胃腸炎の感染は例年12月中旬にピークを迎え、特に集団感染の多くはノロウイルスによるものとされる。同省は感染予防を呼びかけている。

 従来、ノロウィルスは「GII.4」と呼ばれるタイプが主要。しかし、2014年に川崎市で「GII.17」という新型が発見されてからは、2015年に入ると新型ノロウィルスの感染者数が急激に増えている。2016-2017シーズンも「GII.4」だけでなく、新たなタイプ「GII.17」の流行に注意しておかなければならない。

参考 朝日新聞: ノロウイルスの予防法は?発症したら?小児科医がアドバイス

ウイルスと感染症 (別冊ニュートン)
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ウイルス感染症の検査・診断スタンダード
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奇跡の魚「マミチョグ」!致死量の8000倍の猛毒に耐える秘密を解明!遺伝子の20%を自己変革

2016年12月31日 | サイエンスジャーナル

  奇跡の魚「マミチョグ」

 マミチョグは、見た目はメダカに似ており、小さくかわいらしい魚だ。他の大きな魚の餌にされたり、ボウフラ退治の目的で移植されたりして、生息域を広げてきた。

 しかし、この小さな魚は見かけによらず、他の生物よりも長生きするかもしれない。

 というのは、水温や塩分濃度の劇的な変化に耐性があり、世界でもっとも汚染の進んだ水の中でも特に悪影響もなく生きれるからだ。普通の魚なら死んでしまう状況でも生きることができるのは、必要に応じて特定の遺伝子のスイッチを切り替え、体のパーツすら再設計してしまう能力があるという。

 北米に生息する小型魚マミチョグのなかには、米国最悪レベルの汚染水域で一生を過ごすものたちがいる。そこには多量の毒物が溶け込み、ときに致死量の8000倍にも達するほどだ。彼らが生き残るどころか繁栄しているのはなぜなのだろうか?

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news: 致死量の8000倍の毒に耐える魚、進化の秘密を解明

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ローマ帝国崩壊、原因はマラリア?古代墓地の紀元1~4世紀の遺骨DNAで原虫特定

2016年12月29日 | サイエンスジャーナル

 ローマ帝国の開始

 ローマ帝国の起源は、紀元前8世紀中ごろにイタリア半島を南下したラテン人の一派がティベリス川(テヴェレ川)のほとりに形成した都市国家ローマである(王政ローマ)。当初はエトルリア人などの王を擁いていたローマは、紀元前509年に7代目の王であったタルクィニウス・スペルブスを追放して、貴族(パトリキ)による共和政を布いた。

 共和政下では2名のコンスルを国家の指導者としながらも、クァエストル(財務官)など公職経験者から成る元老院が圧倒的な権威を有しており、国家運営に大きな影響を与えた(共和政ローマ)。やがて平民(プレブス)の力が増大し、紀元前4世紀から紀元前3世紀にかけて身分闘争が起きたが、十二表法やリキニウス・セクスティウス法の制定により対立は緩和されていき、紀元前287年のホルテンシウス法制定によって身分闘争には終止符が打たれた。

 都市国家ローマは次第に力をつけ、中小独立自営農民を基盤とする重装歩兵部隊を中核とした市民軍で紀元前272年にはイタリア半島の諸都市国家を統一、さらに地中海に覇権を伸ばして広大な領域を支配するようになった。紀元前1世紀にはローマ市民権を求めるイタリア半島内の諸同盟市による反乱(同盟市戦争)を経て、イタリア半島内の諸都市の市民に市民権を付与し、狭い都市国家の枠を越えた帝国へと発展していった。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 CNN news: ローマ帝国崩壊の原因はマラリア?遺骨のDNAで原虫特定

ローマ帝国の崩壊: 文明が終わるということ
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こうのとり6号機打ち上げ成功!H2ロケットの成功率97.3%!日本製バッテリー搭載!日本技術に存在感

2016年12月27日 | サイエンスジャーナル

 こうのとり6号機打ち上げ成功

 国際宇宙ステーションに物資を届ける日本の宇宙輸送船「こうのとり」の6号機を載せたH2Bロケットが、9日午後10時26分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、午後10時41分ごろ、予定どおりに「こうのとり」を切り離して打ち上げは成功した。

 H2Bロケットは、打ち上げのおよそ2分後には4本の補助ロケットを切り離し、およそ6分後には1段目を切り離しながら上昇を続けた。そして、打ち上げからおよそ15分後の午後10時41分ごろ、予定どおり、高度287キロ付近で、こうのとり6号機を切り離し打ち上げは成功した。

 今回のこうのとりでは、国際宇宙ステーションの新たな主電源に採用された日本製のリチウムイオン電池を送り届けるほか、深刻化する宇宙ごみを取り除くために、日本が開発中の新たな技術の実験が行われる。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル:国際宇宙ステーションへの補給機こうのとり6号9日夜打ち上げ

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