モスク 2005年08月27日 03時31分32秒 | 写真:アフガニスタン モスク : カンダハール カンダハールの中心部にある Mullah Abdul Fayazモスク 豪華絢爛な装飾はないが、 味わい深い趣がある。 ------------------- これを撮影した2週間後に、 モスク中庭で自爆テロが起こった。 カブール州警察署長を含む、 20人が死亡、45人が負傷した。 海外メディアは即座に「アル・カイーダ」と報道。 地元では軍閥の仕業だと確信する人もいる。 海外メディアは、事件があれば、 タリバーン、「アル・カイーダ」ですませてしまうが、 その内の三割は軍閥の犯行だ。 « 市内バス | トップ | アフガニスタンの治安問題 »
11 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 よく分かるんだな (pk2001) 2005-08-28 00:01:39 >>海外メディアは、事件があれば、タリバーン、「アル・カイーダ」ですませてしまうが、その内の三割は軍閥の犯行だ。そう、それ。“タリバーン”や“アル・カイーダ”は、いわゆる「代名詞」として、メディアのいいように使われてしまう。じゃあ、ホントのところは誰が事を起こしたのか。何故そのような事を起こしたのか。この事を考えると、全てが一つのラインで繋がっていく気がする。 返信する 貴重な一枚 (タリバンファン) 2005-08-28 03:37:21 事件後、モスクのまわりの ざわざわした様子の写真はメディアに多く流れましたがスピーカーまでハッキリ映された全容を初めて見ました。貴重な一枚だと思います。このスピーカーから、アッザーンが流れるのですね。?・・・・・・・・・・・・・英字のニュースで、タリバンスポークスマンを名乗る者が「メディアが、選挙の妨害を望んでいる話を作り上げた、タリバンの戦いを侮辱するつもりか、、私たちは選挙妨害はしない」みたいな発言をしたとか。pk2001) 様パキスタンの選挙は前回、MMAが躍進したと、メディアをにぎわせた、あの選挙ですか??それとも、日本で言うところの、衆議院、参議院、みたいに分かれている別物?あの頃、パキスタンのメディアは賑々しくタリバン支持だった、政治家の発言を多く載せていたのを思い出しました。すいません、中司さまの掲示板をおかりしてしましました。 返信する pk2001さんへ (中司) 2005-08-28 16:58:03 「テロ」の現場を検分し、発表する警察がどのような人で構成されているかを見れば、こうなるのは必然でしょうね。メディアはその発表をタレ流すだけです。9月18日の総選挙が近づくにつれ、「タリバーン」の文字が、頻繁に躍るでしょうね。 返信する タリバンファンさんへ (中司) 2005-08-28 17:20:35 タリバーンがアフガニスタンの混乱を望んでいないことは、確かだと思います。治安回復のために立ち上がったタリバーンは、いまでも市民の安全を第一に考えていると言えます。でなければ、アフガニスタンはいまごろイラク化しているはずですから。戦術的な効果や成果よりも、信念を優先させているようにさえ見えます。・・・・・・・・・・・・ご自由にこの場をお使いくださいませ。連絡や問い合わせから、悩み相談、果ては、恋の告白まで。 返信する ではでは、お言葉に甘えて (pk2001) 2005-08-29 00:27:51 タリバンファンさんパキスタンの地方選挙は日本のそれと若干制度が違っているので説明するのが難しいのですが、タリバンファンさんのおっしゃる「MMA・・・」で間違いありません。2001年に引き続いての選挙であります。前回ほどの騒ぎはありませんでしたが、それでも票をめぐっての争いが後を絶たなかったようで、職場の同僚が住む村では、9人もの方が闘争に巻き込まれて亡くなったそうです。現在のパキスタンのメディアや政治家はタリバーンを支持するか否かというよりも、イスラム教と国際社会の関係性や、インドとアフガニスタンの関係に対するパキスタンのあり方について論ぜられているのがほとんどです。アフガニスタンの選挙は9月18日。投票日が近づくにつれ、中司さんの言われるように「タリバーン」の文字が躍り始めています。住民達の反応は前回ほどの盛り上がりを示していません。「選挙」というものが市民生活において結局なんの意味ももたない、といったことを理解したかのようにも見えます。(詳細は、中司さんが「アフガニスタンの治安問題」で述べられている通りです)それに反して、外国メディアとそれに従事する外国人、彼らを心配する在アフガニスタンの各国大使館は、今回の選挙にも大盛り上がりです・・・。 返信する Unknown (Unknown) 2005-08-29 03:13:15 中司様>・・・・果ては、恋の告白まで。どなたか、告白される日がくることを楽しみにしております。(笑)では、お言葉にあまえまして、pk2001 様>イスラム教と国際社会の関係性や、>インドとアフガニスタンの関係に対するパキスタンのあり方について論ぜられているのがほとんどです。郵政で騒いでいるわが国より、なんか、進歩的に感じてしまいました。インドと、アフガニスタンが仲良くすることに対しては警戒心?みたいなものがあるらしいと感じているんですけれど、どうなんでしょうか(カシミール問題が未解決だから?)かつて、北部同盟とインドが仲良しだったとの情報など読んだこともありました。核保有国、ということが、ある意味、強み?なような気もしてしまいます。(^^ゞ 返信する Unknown (タリバンファン) 2005-08-29 03:15:09 すみません。また! です。上のコメントは、私です。名前書き忘れ。 返信する 恋の告白、ではないです (pk2001) 2005-08-30 01:03:41 タリバンファンさんインドとパキスタンの問題というのは、我々外国人の想像をはるかに超えた奥深さがあります。両国間における暗い紛争の歴史がその最たる理由であるわけですが、アフガニスタンをめぐってのインドとパキスタンの援助合戦や、盛んに繰り広げられている核開発競争など、互いにどうしても相容れることの出来ないミゾが存在するのは確かです。“カシミール問題”は氷山の一角にすぎません。ここでパキスタンにとってさらに深刻な問題になってくるのが、パキスタンとアフガニスタンとの関係というのも実はなにかと厄介である、という点です。米兵によるコーラン冒涜事件がきっかけとなってアフガニスタン各地で反米デモが沸き起こった折、どさくさに紛れてパキスタン領事館までもが焼き討ちにあってしまったことからもその問題が見て取れます。(同じイスラム国家なのに)地理的理由による貿易や民族の問題、はたまた上で述べたインドとの暗雲漂う関係性もあり、アフガニスタンという国はパキスタンにとって切っても切り離すことの出来ない存在であるため、政治上での摩擦を少しでも減らすべくあの手この手でアフガニスタンのご機嫌をうかがっている状態です。援助合戦などはその一つです。しかし、“民族間の確執”という根本的なところでつまずいてしまっているため、なかなかうまい具合には事が進まないようです。>中司さんお邪魔ばかりしてまことに申し訳ないです。しかもやたらと長い文章を書いてしまった。こんなことなら、手前のブログに掲載すべきだったか・・・・・とほほ 返信する pk2001さんへ (中司) 2005-08-30 02:15:41 ひとつ記事を損しましたね。まあ、明日があるさ。ジャララバードのパキスタン領事館の焼き討ちのとき、カブールのパキスタン大使館もしばらく閉鎖されました。アフガニスタン出国まじかなのにビザが取れず、あの時は大変焦りました。コーラン事件で、なぜ僕がこんな目に遭わなければならないのか・・・この地帯の、複雑な地政学を身を持って知らされました。お邪魔しました。 返信する 援助合戦 (タリバンファン) 2005-08-30 02:16:49 (Pk2001 様)告白でなかったんですね、チョッピリザンネン!(-_-;) な、わけないですが。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・詳細な説明、ありがとうございました。援助合戦と聞いて思い出したのがかつて、アフガニスタンにアメリカとソ連が、大金をつぎ込んでの援助合戦が繰り広げられた、古いニュース記事です。現在ある、空港、ダム、道路、トンネルほとんど、元は大国が手がけたものでしたねドイツなども紡績工場など作ったようでした無償の愛、という 言葉がありますが援助合戦の裏には、この 言葉は 死語でしょうね。>あの手この手でアフガニスタンのご機嫌をうかがっている状態ですザイルシャー時代は パキスタンと政府は仲が非常に悪かったようです。あの当時はパシュトニスタン建国云々も浮上していた頃でしたね。・・・・・・・・あとで、そちらの ブログにも遊びに行きます。。。。。。。。。。。中司 様度々、勝手に珈琲のんでいるみたいな感じですみません。 返信する タリバンファンさんへ (中司) 2005-08-30 08:01:13 こんなところでよければ、ゆっくり寛いでいってください。 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡
そう、それ。“タリバーン”や“アル・カイーダ”は、いわゆる「代名詞」として、メディアのいいように使われてしまう。
じゃあ、ホントのところは誰が事を起こしたのか。何故そのような事を起こしたのか。この事を考えると、全てが一つのラインで繋がっていく気がする。
様子の写真はメディアに多く流れましたが
ス
ピーカーまでハッキリ映された全容を
初めて見ました。貴重な一枚だと思います。
このスピーカーから、
アッザーンが流れるのですね。?
・・・・・・・・・・・・・
英字のニュースで、タリバンスポークスマンを名乗る者が
「メディアが、選挙の妨害を望んでいる
話を作り上げた、
タリバンの戦いを侮辱するつもりか、、私たちは選挙妨害はしない」
みたいな発言をしたとか。
pk2001) 様
パキスタンの選挙は
前回、MMAが躍進したと、メディアをにぎわせた、あの選挙ですか??
それとも、日本で言うところの、衆議院、参議院、みたいに分かれている別物?
あの頃、パキスタンのメディアは賑々しく
タリバン支持だった、
政治家の発言を多く載せていたのを思い出しました。
すいません、中司さまの掲示板をおかりしてしましました。
9月18日の総選挙が近づくにつれ、「タリバーン」の文字が、頻繁に躍るでしょうね。
・・・・・・・・・・・・
ご自由にこの場をお使いくださいませ。
連絡や問い合わせから、悩み相談、果ては、恋の告白まで。
パキスタンの地方選挙は日本のそれと若干制度が違っているので説明するのが難しいのですが、タリバンファンさんのおっしゃる「MMA・・・」で間違いありません。2001年に引き続いての選挙であります。前回ほどの騒ぎはありませんでしたが、それでも票をめぐっての争いが後を絶たなかったようで、職場の同僚が住む村では、9人もの方が闘争に巻き込まれて亡くなったそうです。
現在のパキスタンのメディアや政治家はタリバーンを支持するか否かというよりも、イスラム教と国際社会の関係性や、インドとアフガニスタンの関係に対するパキスタンのあり方について論ぜられているのがほとんどです。
アフガニスタンの選挙は9月18日。投票日が近づくにつれ、中司さんの言われるように「タリバーン」の文字が躍り始めています。住民達の反応は前回ほどの盛り上がりを示していません。「選挙」というものが市民生活において結局なんの意味ももたない、といったことを理解したかのようにも見えます。(詳細は、中司さんが「アフガニスタンの治安問題」で述べられている通りです)
それに反して、外国メディアとそれに従事する外国人、彼らを心配する在アフガニスタンの各国大使館は、今回の選挙にも大盛り上がりです・・・。
>・・・・果ては、恋の告白まで。
どなたか、告白される日がくることを楽しみにしております。(笑)
では、お言葉にあまえまして、
pk2001 様
>イスラム教と国際社会の関係性や、
>インドとアフガニスタンの関係に対するパキスタンのあり方について論ぜられているのがほとんどです。
郵政で騒いでいるわが国より、なんか、進歩的に
感じてしまいました。
インドと、アフガニスタンが仲良くすることに対しては警戒心?みたいなものがあるらしいと感じているんですけれど、どうなんでしょうか(カシミール問題が未解決だから?)
かつて、北部同盟とインドが仲良しだったとの
情報など読んだこともありました。
核保有国、ということが、ある意味、強み?
なような気もしてしまいます。(^^ゞ
上のコメントは、私です。名前書き忘れ。
インドとパキスタンの問題というのは、我々外国人の想像をはるかに超えた奥深さがあります。両国間における暗い紛争の歴史がその最たる理由であるわけですが、アフガニスタンをめぐってのインドとパキスタンの援助合戦や、盛んに繰り広げられている核開発競争など、互いにどうしても相容れることの出来ないミゾが存在するのは確かです。“カシミール問題”は氷山の一角にすぎません。
ここでパキスタンにとってさらに深刻な問題になってくるのが、パキスタンとアフガニスタンとの関係というのも実はなにかと厄介である、という点です。米兵によるコーラン冒涜事件がきっかけとなってアフガニスタン各地で反米デモが沸き起こった折、どさくさに紛れてパキスタン領事館までもが焼き討ちにあってしまったことからもその問題が見て取れます。(同じイスラム国家なのに)
地理的理由による貿易や民族の問題、はたまた上で述べたインドとの暗雲漂う関係性もあり、アフガニスタンという国はパキスタンにとって切っても切り離すことの出来ない存在であるため、政治上での摩擦を少しでも減らすべくあの手この手でアフガニスタンのご機嫌をうかがっている状態です。援助合戦などはその一つです。
しかし、“民族間の確執”という根本的なところでつまずいてしまっているため、なかなかうまい具合には事が進まないようです。
>中司さん
お邪魔ばかりしてまことに申し訳ないです。
しかもやたらと長い文章を書いてしまった。こんなことなら、手前のブログに掲載すべきだったか・・・・・とほほ
まあ、明日があるさ。
ジャララバードのパキスタン領事館の焼き討ちのとき、カブールのパキスタン大使館もしばらく閉鎖されました。アフガニスタン出国まじかなのにビザが取れず、あの時は大変焦りました。
コーラン事件で、なぜ僕がこんな目に遭わなければならないのか・・・
この地帯の、複雑な地政学を身を持って知らされました。
お邪魔しました。
告白でなかったんですね、チョッピリザンネン!(-_-;) な、わけないですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詳細な説明、ありがとうございました。
援助合戦と聞いて思い出したのが
かつて、アフガニスタンに
アメリカとソ連が、大金をつぎ込んでの
援助合戦が繰り広げられた、古いニュース記事です。
現在ある、空港、ダム、道路、トンネル
ほとんど、元は大国が手がけたものでしたね
ドイツなども紡績工場など作ったようでした
無償の愛、という 言葉がありますが
援助合戦の裏には、この 言葉は 死語でしょうね。
>あの手この手でアフガニスタンのご機嫌をうかがっている状態です
ザイルシャー時代は パキスタンと
政府は仲が非常に悪かったようです。
あの当時はパシュトニスタン建国云々も
浮上していた頃でしたね。
・・・・・・・・
あとで、そちらの ブログにも遊びに行きます。
。。。。。。。。。。
中司 様
度々、勝手に珈琲のんでいるみたいな感じで
すみません。