Return to Paradise 2005年07月03日 14時19分32秒 | ●津波後のピピ島 僕がピピ島に着いた日は、"Return to Paradise"という復興促進の催し物が開催されていた。 タイで津波被害に遭ったのは、ほとんどがリゾート地であったため、 ピピ島に限らず、各地で復興に向けた催し物が行われている。 ピピのメインビーチであるローダラム湾では、 ツーリストが数十人ほどいるだけだった。 かつて、ローダラム湾は世界有数の賑やかなビーチだった。 ビーチの人口密度もかなり高かった。 「ピピも寂しくなったもんだ」 それがピピ島第一歩の感想だった。 しかし、実はこれでも特別大賑わいだったのだ。 翌日からは、数組がビーチにいる程度だった。 これが、現在のピピの本当の姿だった。 瓦礫は、まだいたるところにある。 観光業に必要な基本インフラは、ほぼ揃っている。 ピピを訪れても不便を感じることはない。 しかし、本格的な復旧はまだまだこれからになる。 そして、自然はあくまでも美しい。 « 津波の破壊力 | トップ | 被災地復興とは »