報道写真家から

我々が信じてきた世界の姿は、本当の世界の実像なのか

ステゴマ

2005年09月17日 08時12分05秒 | 写真:アフガニスタン
ステゴマ : カブール

アフガニスタン国防省の衛兵。
国防省へ入るには、
二ヶ所のゲートと建物の入り口で、
すべてのカメラのシャッターを切らなければならない。
爆弾が仕掛けられていないか確認するためだ。
ステゴマになるよりはと、その場で無造作に撮った一枚。

北部同盟のマスード司令官は、
ビデオ・カメラに仕掛けられた爆弾で殺害された。
2001年の911事件の二日前だ。
「アル・カイーダ」の犯行だとされているが、
これも謎めいた事件だ。

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2 コメント

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謎のまま (タリバンファン)
2005-09-19 11:38:38


>これも謎めいた事件だ。



私も、そう感じています。



高度な技術が必要ですし。



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タリバンファンさんへ (中司)
2005-09-19 23:56:15
あるアフガニスタン人は、マスードについて、

「彼は、パンジシールの英雄です。決してアフガニスタンの英雄ではありません」

と語っていました。彼は続けて、

「マスードは人物的には、悪くはないと思います」と。



もし、マスードが生きていれば、現在のパンジシール人の横暴はここまでひどくはなかったかも知れないと思うことはあります。



もしマスードが生きていたら一番困るのは、カルザイ現大統領かな、とも。
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