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電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

ロケ地へ行こう! 韓国編その2

2011-06-24 00:07:37 | その他・研究

「ジャッキーチェンの醒拳」のロケ地であった南漢山城道立公園は
よく映画やドラマなどで撮影が行われる場所であります。

http://www.panoramio.com/photo/15347641?source=wapi&referrer=kh.google.com

民族村から北へ25kmほど移動した場所に南漢山城があります。展望台などもあり、ソウルが見渡せる高い土地です。

南漢山城・守御將台

守御將台は文化財として指定されており、木造建築で歴史的価値が高い建物です。
南漢山城が出来たとき東西南北に4つあった將台の中で唯一現存するものだそうです。(注:將台=司令官が指揮を執る場所)


78年頃、撮影に南漢山城を訪れたジャッキーはこの守御將台の前などで
映画の一部を撮影しています。こんな広くて見晴らしの良い土地での映画撮影は気分も良かったんでしょうね。


『龍騰虎躍』より

この数々の文化財を残す南漢山城が世界文化遺産に登録される日も近い(?)。


Google Earth 守御將台目印
http://maps.google.co.jp/maps?q=http://milano.cafe.coocan.jp/map/west.kmz
または下のファイルをダウンロードしてダブルクリック
http://milano.cafe.coocan.jp/map/west.kmz

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宋家の三姉妹

2011-06-22 00:00:01 | その他・研究

「宋家の三姉妹」原題:『宋家皇朝』
(1997年 日中合作)
監督:メイベル・チャン
出演:マギー・チャン/ミシェール・ヨー
   ヴィヴィアン・ウー

20世紀初頭の中国で波乱の人生を送った三姉妹の姿を描いた大河ドラマ。
神保町にある岩波ホールの冊子を読み返してみると、金像奨6部門受賞って、97年に香港でそんな沢山の賞を取ってたのかと思ってしまう。(活字の量も多くて勉強になる…。)
これに書いてある衣装担当のワダ・エミのぼやきが面白い(笑)。
今ならツイッターで「レイン・オブ・アサシン」の衣装をつぶやいてくれないだろうか。

孫文は、ウィンストン・チャオである。
最新作「1911」でも孫文役をやるそうで(もう1本『夜・明』にも孫文役で出演)孫文俳優として何本もの映画に出演するなんて彼はどんな性格で、どんな俳優なのだろう。

三姉妹は、長女の靄齢(あいれい)は財閥と結婚、次女・宋慶齢は孫文と結婚。三女・美齢は蒋介石と結婚と、中国にとってこの姉妹はとてつもなく大きな存在なんですね。

日本人も絡んだりするような伝記物というか歴史を描いた映画というのはこんな時代だからいま観るのが面白いと思う。(だから映画館なんかで上映されれば客の入りも凄いことになるのだ・・と思う。)

ウィンストン・チャオが子供の頃の三姉妹に会う。こんな小さいのに将来結婚することになるなんてね。
この子たちの母親がどっかで見たことあるなと思ったらエレイン・ジンじゃないの。(「野獣たちの掟」がとてもなつかしい・・。)
まぁそれにしても父親・チャーリー宋という人はまだ子供の姉妹をアメリカへ子供たちだけで行かせるなんて危険なことをしたのだろう。でも、チャーリーさん。孫文以上に熱演してる!

やがて辛亥革命が成立してチャーリーさんがはさみを持って弁髪を切るシーンが出てきます。髪を切り落とした人々がすごい事になってましたが(時代が変わるんだぞという象徴的な場面。でも『少林門』の譚道良を思い出したりして^^。)、こんなシーンは映画じゃないと見れないですね。

私が見たのは字幕版でしたけど、日本語吹替のビデオも存在してたというかあったのね。(マギー・チャンとかミシェール・ヨーを誰がアテたのだろうか?ちょっとだけ興味が・・。)
とにかくマギー・チャンが孫文を”おじさま”って呼ぶんですよ。
この映画の孫文を中国のリンカーンなんて呼び方あってユニークですが、この映画では素敵なおじさまを演じているウィンストン・チャオが良く映ると思います。
3人の女優たちが熱演しているのですが、男3人(孫文・蒋介石・孔祥煕)がどんな計画を立て何をやろうとしていたのか。女優3人の持ち味を活かしてそれぞれの役(革命に燃える男たちを支えるという存在)を演じることが出来ていたのはとてもよかったなと思います。

映画公開から6年。美齢は2003年10月23日、ニューヨーク自宅で106歳で亡くなりました。映画では美齢の最後は描かれませんでしたけど、姉妹が引き裂かれてしまう運命を描いた映画でした。監督のメイベル・チャンは香港返還のときに自分自身を見つめ直してこの「宋家の三姉妹」を作ったのです。そうすることによりまだ知らなかった中国を理解したそうです。日本人には理解しがたい部分がありますが、こういったドラマも必要なのではないかと思います。

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孫文と辛亥革命 その2

2011-06-03 23:59:16 | その他・研究

先週は「カンフーパンダ2」がアメリカ本土など世界各国で公開され、あちらの公式サイトを見るとfacebookのいいね!数が400万超とものすごい数字になっているみたいですね。(これは1+2の数字?)http://www.kungfupanda.com/
日本は少し遅れて今年の夏休みに公開予定ですが、アニメって事で日本語版も用意されると思います。
http://www.kungfupandainternational.com/intl/jp/
そうなるときっとジャッキーのボイスアクター石丸さんの出番になりますね。アニメだからって軽視は勿論しませんけど有名スターも起用したりとかアニメ大国日本にも負けてはいられないというアメリカ・ドリームワークスの意地も感じますね。石丸さんにはジャッキー同様、いつまでも現役でいてもらいたいです。

さて、今回書きたかったのは前回の孫文&辛亥革命の続き、その2です。

今回は映画「1911」の背景などについて考察してみます。ジャッキーが歴史上の人物を演じるということでどうしても演技力に期待しちゃいますが、ピーター・チャンの「孫文の義士団」という映画がかなり良かっただけに「1911」の方もどんなテーマを秘めてるとか、どこまで迫力のある映画に出来ているかなどにも注目したくなる今日この頃であります。

ではここでほんのちょっとだけその歴史、史実の方の確認をしておきますね。
映画がどんな風になっているのかについては実際に目にするまで無論分かりませんが、史実の要点を簡単に解説してみますので映画の参考にでもなれば・・・。(注意:映画を見てから知りたいという人は↓を読まないでください)

ジャッキーが今回の映画で演じるのは黄興(こうこう)という人。この人物に少し目を向けてみましょうか。
辛亥革命の本を読んでいると普段あまり使わない聞き慣れないちょっと難しい言葉とか沢山出てきますね。ではその用語の中から少々解説を。
まず、蜂起という言葉が頻出すると思います。これは反乱とか叛乱の意味ですが革命運動を表すときによく使われるようです。つぎは“武昌蜂起”。武装蜂起なら何となくわかります。でも突然出てくる、武昌蜂起って何なんだよって頭の中を駆けめぐりますが(苦笑)、これは武昌という土地で起こった蜂起の意味でした。わかってしまえば、なーんだってな感じになっちゃいますがこれで少し飲み込みも早くなったと思います。
黄興という人は辛亥革命のリーダーの一人でした。辛亥革命という名前は清朝が滅亡した1911年の干支が辛亥だったので辛亥革命と呼ばれます。
革命を起こしたグループは3つあり、孫文の興中会、黄興の率いる華興会、章炳麟(しょうへいりん)の光複会の3つからなります。ちなみにこれらのグループは地下組織であり秘密結社の要素が強いのですがいまだその詳細はわかっていない部分が多いとされています。
まず最初に動いたのは孫文で、1905年には日本へも来日して様々な活動していました。いざ革命をするにはどうしても1つのグループでは困難なので3つの会派が結集する必要があったのです。そこで新しい同盟組織”中国同盟会”が結成されますが、やはり孫文が頭領になるには第2の人物、即ち黄興の協力が必要だったのです。黄興は日本で孫文と会い、孫文をリーダーとして認めたのです。彼がいなかったら革命はどうなっていのか分からなかったでしょう。

1874年、湖南省長沙で生まれた黄興は本名を黄軫(こうしん)と言いました。革命活動をするにあたり名前を黄興と変えたそうです。彼は5人兄弟の末っ子で、面白いことにカンフーの練習にとても熱心だったと言います。(まるでジャッキーみたいですね!)彼は18歳で結婚してその後、2児をもうけていました。武昌にあった最高学府・両湖書院で学びながら日本へも留学して、この留学を期に革命家として開眼するのです。黄興の出身地・湖南には情熱的な人が多かったそうです。(あの『截拳鷹爪功』で唐炎燦が演じた人物・左宗棠も湖南出身でした。史実では彼も激情家だったのです。映画でも左宗棠の性格が巧く表現されていたと思います)ここの土地の人間とはケンカをするなと言われるほどでした。義和団の乱の頃、清はロシアから七ヶ条の要求をされます。これは一部の省をロシアの勢力圏とする条項でした。そして1903年、日本への留学生だった黄興は反ロシアの集会に参加したのち、上海に移動します。日本より自国で運動すべきだと悟ったのです。上海で教員となった黄興は革命運動をしながら名前を広めていきました。留学生と秘密結社との間に亀裂が生じないよう配慮したりして誠実な人柄で人々から尊敬されていた黄興は秘密組織・華興会のリーダーになったのでした。
しかし、清政府から逮捕命令が下り、日本に亡命しました。1905年7月、横浜に来航した黄興は宮崎滔天を介してようやく孫文と初めて会うことになります。この時、同盟を結んだのです。その後、孫文が革命資金調達を諸外国で展開している頃、一切の軍事を託された黄興は蜂起準備などのため香港へ向います。広州での武装蜂起失敗などを経て、1911年10月10日、武昌蜂起が起こりました。これにより300年続いた清はついに滅亡する事となったのです。

史実をみる限り孫文たちは革命運動、資金集めなどに奔走し、日本や東南アジアを何度も渡航して(孫文はマレーシア、サイゴン、シンガポールそしてヨーロッパなど諸外国へも)目まぐるしく見えますが映画という限られた短い時間の中でこれらを事細かく再現するのは無理がありますし、悠長にそんな細部までの描写は必要ないと思います。しかし、映画では史実も踏襲しつつ、ジャッキーをはじめとするアクター諸氏がどんな工夫をしてみせているのかとてもワクワクさせられます。

黄興はクリスチャンだった孫文と衝突したりして内紛もあったそうなんですが、リーダー3人の人間模様はどんな風に描かれるのでしょうか。辛亥革命は、孫文が現場から遠く離れていようともその指揮官としての指導力が発揮され成し遂げられたのですがそのリーダー孫文にしてもケンカ番長・安部氏が著書で論述していますようにその実体はいわゆる洪門の人でもあり、他にもバツイチ、短気な性格、そして収賄容疑と人間臭さ、多様さが当然ながらあったりする訳なのでドラマなんかももっと作られるかも知れないですね。(作られるにしても日本への輸入はいつも遅いんですが・・・) ほかにも浅井三姉妹じゃなかった(笑)、あの「宋家の三姉妹」も孫文に大いに絡むストーリーでありますし(そういえばこれってミシェール・ヨー、マギー・チャンという豪華なキャストでしたね。これは探さねば!)「1911」も今からとっても楽しみなのですが、まだ間がしばらくあるのでそういった関連作品なども見ながら秋のロードショーを迎えたいと思います。終

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孫文と辛亥革命 その1

2011-05-28 01:15:04 | その他・研究

ジャッキー&ジェイシーの『辛亥革命』ですが、11月5日に世界同時公開で日本でも「1911」として劇場公開が決まりまったようですね。
まだ配給先の東映のサイトにも記事がありますが、ジャッキーが歴史上の人物を演じるということで期待しちゃいますね。東映配給ってのもなんかうれしいのですが(笑)、下記サイトから情報みると近所の映画館でも見れる様なのでうれしい~。上映館を要チェックです!
http://www.toei.co.jp/movie/details/1195729_951.html

それから、やっと見れました「孫文の義士団」。いやぁ素晴らしかったですね。セットも凄いのですが、とにかく香港のスターたち一人一人が見せた演技がとても良かったのでまだ見ていないという方には是非鑑賞をおすすめしたい作品です。この「孫文の義士団」で皆が(というかレオン・カーファイが、かな?)あそこまでして守ろうとした人物。そして、ラストエンペラーの栄光にとどめを刺した男・孫文とは一体どんな人物だったのか。ちょっとばかり気になりますよね。映画「ラストエンペラー」ではまだ誰も知らなかった最後の皇帝(ジョン・ローン)溥儀を世に知らしめました。今度は孫文の番になり、今年は孫文とその周辺の人物が脚光を浴びる年になるのだと思います。まだまだ他にも関連作品の公開やDVDがリリースされる可能性だってあるんじゃないでしょうか。

とはいえ80年代にも孫文の映画はありました。このときは孫文が最初からしっかり出てくる描写であったんです。なので現在は当時よりもっと崇高な人物として描かれているようにも思えます。86年に日本で劇場公開もした「孫文」(原題『孫中山』)は、中国・珠江電影制片公司の製作。これは80年代に既にビデオ、随分と遅れて2006年にはDVDも発売されています。(オリジナルは2時間半バージョンですがDVD、ビデオとも113分にカットされています)こちらは劉文治なる俳優が孫文を演じ、ヒゲの宮崎滔天役に大和田伸也とかその妻・中野良子など日本人も多数参加してました。これが劇場公開されてたとは知らなかったですね。

あともう一本、ビデオでの発売のみになりますが香港版の「孫文」もあります。紛らわしいのでちょっと解説しておきますが、この香港版「孫文」は86年11月12日に香港で公開され香港でのタイトルは『國父孫中山與開國英雄』(台湾では『國父傳』のタイトル)でした。孫文はあちらでは孫中山と呼ばれてます。(蒋介石もそうですがなぜ日本とはこれ程呼び名が違うのか??)実はこの作品は上記の中国映画『孫中山』の香港での公開日と同じ日にわざわざ持っていったのです。競争だったかも知れないですが観客は混乱したりしなかったのだろうかと思っちゃいますね。(いや、きっと両方見てるね(笑)。香港版の方が先に閉幕しちゃってますけど。)なので日本で言うところの「孫文」という映画は86年には2本あったことになります。

この香港版「孫文」は孫文の生涯を描いたスタンダードな伝記作品であるのに「孫文の義士団」と同様キャストが凄いのです。孫文役こそ林偉生とかいう人ですが、体中を泥だらけにして必死に地下道を掘って総督府を爆破させた革命派・史堅如を立派に演じてみせた「少林寺三十六房」の劉家輝を筆頭に、アレックス・マン、ワン・ダオ(王道)なんかも顔を出しています。女優ではムーン・リーに「霊幻道士」ポーリン・ウォン、そしてベティ・ウェイも!あと目立っていたのは何と言ってもヒゲが印象的な広東省長にメルビン・ウォン。86年といえば「検事Mr.ハー 俺が法律だ」なんかと丁度同じ時期になりますね。(どうして彼らが台湾に呼ばれたのかわかりませんけど) 他にも張沖や梁家仁とまぁ挙げればきりがないくらいです。コレ、黄卓漢作品であり監督も丁善璽、助監督が李作楠という思いっきり台湾色が強いメンツですが、こんな意外な映画ビデオが日本語字幕版(約103分)で国内リリースされていたことに今更ながらビックリします。中国版の方は映画賞を取ったりしている様ですが、やはり香港版の方が顔ぶれも慣れ親しんでいますし、いつもの感じで楽しめますね。 つづく

 

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ある特定の時期に製作された映画を調べる方法

2011-05-15 00:15:38 | その他・研究

今回は表題について私なりの手段、方法論を書いています。
調べる方法が既に分かっている、または知っている
という方は今回の記事は参考にはなりません。
どうか読まれませんように。

それではここから私の手段について書いてみます。
ネットの普及以前、香港映画ファン必携のバイブル(資料)としては、過去国内で発売された書籍では例えば「香港電影百科」「香港電影スペシャル」などがありました。この2冊は私はいまだに手に取って眺めています。

最近はあまり古い映画の本も出版されることもなく記憶にあたらしい本では
中華電影データブックもありましたがこちらは量が半端ではありませんが
基本的には邦題のない未公開作品は含まれていませんでしたね。

「香港電影百科」には劇場公開済みの85作品を紹介したページ(本文)と
配収ベスト10などその他資料が続いていてその中に未公開22作品のポスター集がありますね。

「香港電影スペシャル」も巻末には「大福星」までの公開済み81作品の紹介と
未公開作品が大半をしめる(未公開の56本が含まれる)全部で81本のオリジナル・ポスター集が載っています。

これらの資料にある映画をコレクションとしてビデオやDVDなどを集めていく人も多いと思いますが、私の個人的な趣味でもありますね。電影百科のほうの85作品はなんとか集まりました(苦笑)。スペシャルの方も殆ど集まったのですがあと1本だけ協利の『出錯綽頭發錯財』が見つからないですね~。(まぁこれは見なくてもいいか・・。)

特にいま調べている1970年代の時期とか30年前以上の古い映画になると、実際に見ることも困難となるケースが多くなりますが、近所のショップとか通販で購入可能な字幕つきの映像ソフトを探してみるのが手っ取り早い手段になります。DVDをレンタル店で借りてくるのもいいですね。年代別に整理されているお店もあります。そんなところがあれば効率よく探せますね。

私の場合は、まず全体としてどの位あって全体的にどんな映画があるのかを知って、そしてその中のどれがめずらしいものなのかとか知らないので1本1本時間をかけてどのようにしたら購入できるのかを調べていきます。なのでどんなものがあるのか把握するのが先になります。

最初にすることはこの全体に当たる資料を探すことになります。
私が見つけた参考書は『七十年代香港電影研究』という香港で出版された本でした。この本、香港で公開された香港の映画の網羅性は完全に近い状態ですばらしいです。ただし香港で公開されたものだけしか分からず香港で未公開の台湾作品や
香港で公開された台湾映画については巻末のリストにも無いので把握できません。
そこで私は、台湾の資料を探してみました。
『台灣電影百年史話』という上/下巻の書籍です。
これの上巻の方に製作会社別に台湾で70年代に公開された作品が公開日付きで掲載されているのでその全体が把握できると思っています。(他にもっと良い資料があるかと思いますが・・。)

あとはネットにある香港や台湾のデータベースサイトを利用してその全体の補完をします。これがなかなか大変なのです(苦笑)。


例えば香港なら香港電影資料館がいいですね。

URL

注意点としては上映時間の記載があまりなかったり、香港で公開されていない映画も含まれていますがその場合、正確でない可能性があります。

台湾なら台湾電影網がいいと思います。

検索ページURL

注意点として上映時間は記載がありますが、ところどころ抜けている箇所があります。また、こちらは年度=公開した年度(リバイバル、再映含む)になっており、1973年以降が対象になっております。(例えば1972年に台湾で公開された映画は検索できません)

通常は70年代は検索できませんが下記の方法で可能になります。
(1)URLを加工する。

www.taiwancinema.com/lp.asp?CtNode=38&CtUnit=60&BaseDSD=41&htx_ProductYearS=19●●
●●に73を入れれば1973年になります

<73~79年のリンク先>


以上、分かりづらいかと思いますが調べる方法の一例でした。ご参考まで。

 

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ゴールデン・ウィーク

2011-05-01 00:49:05 | その他・研究

GWに入って今日は日曜日。あいにく天気はいまいちか・・。
仕事の方もいらっしゃるかと思いますが
今年はお蔭様でしっかり休むことができそうです。
(ゆっくりと休んで休息したいなぁ。)
時間があるので映画をいっぱい見ようかな?

そういえば先日、探していたM:I-2サントラCDを某所を歩きまくって格安でゲットしちゃいました!!
欲しかった物を安く手に入れる・・・。
努力が必要になるのですが、これがかなえばとってもうれしいですし、満足できますね。やっぱり足を使わないといけませんね!
ちなみにサントラCDには2種類あるのをご存知でしょうか?劇中に流れない曲を集めた物と、使用曲が入っているスコアと呼ばれる物の2種類です。
M:I-2の場合は2枚出ていて分かれています。M:I好きな人は両方持っているんじゃないでしょうか。

ところで、最近は洋画に興味があってもっぱらそちらに時間を割いてますが、
映画ファンというのは1本あたり90分~100分前後、長ければ2時間近くかかりますので沢山みたい!というケースでは、当たり前ですがいっぱい時間が要ります。私の場合は途中で中断するのがイヤなので最初から最後まで通して見る派(?)ですから、まとまった時間があるときにしか見れないというジレンマが・・。(まぁそんな時は好きな曲を聴いていますけどね~)

そうそう、この大型連休も終わった5月中旬にはNHKのBSプレミアムと名前も変わりましたが16日の月曜から毎日午後、BSシネマにて下記日程でジャッキー・チェンのポリスストーリーシリーズが一挙放送されますよ~。(なぜか最初の日は「サンダーアーム」をやります(笑))

カレンダーはこちら
http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/calendar.html

5/16(月)13:00~ サンダーアーム『龍兄虎弟』
5/17(火)13:00~ ポリス・ストーリー香港国際警察『警察故事』
5/18(水)13:00~ 九龍の眼クーロンズ・アイ『警察故事續集
5/19(木)13:00~ ポリス・ストーリー3『警察故事III 超級警察』
5/20(金)13:00~ 新ポリス・ストーリー『重案組』

放送時間を念のためチェックしてみると、新ポリスストーリーだけ
DVDより短い時間になっていました。(他はDVDより1~2分長い時間)

そういえばパラマウント社「九龍の眼」DVDは買っていなかったですが、
今回は確か日本語音声が入っているんですよね。安いですが、まだチェックしてなかったなぁー。

BS放送ですが洋画のほうも今月は面白そうなラインナップでした。
「シャレード」「おしゃれ泥棒」もいいけど、「エイリアン」とかマックィーンの「華麗なる賭け」は見逃せないなぁ。
エイリアンなんてしばらく見てないので楽しみです!

 

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『愛心無國界311燭光晩會』

2011-03-30 00:04:32 | その他・研究

先日のチャリティイベントについての続報になりますが、
CS局のムービーアジアで当日、生中継があるようですね。

『愛心無國界311燭光晩會』
4/1 20:00-24:20

詳細はこちら
http://www.matv.jp/movie_detail/110401_01.html

エリック・ツァンも出演するのかな?
無料放送だそうなのですが、残念ながらウチでは見れません。。。
またいろいろ情報を集めようと思います。

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テレビで中国語

2011-03-29 07:35:38 | その他・研究
昨日からはじまったテレビで中国語。
今回の司会者は紀香です。毎回日本の有名人を使ってますがこの新しい四月期からの放送は紀香さんのファンはもちろん、誰でも楽しみながら覚えられる中国語会話です。
私はケータイに録画して翌朝見ています。便利になったものですね。
初回を見てみると、きょうのお題目が出るとき懐かしい響きが。
黒のバックに白い字がカシャカシャ鳴る、あのルパン三世のアレです!
BGMも大野ワールドが一瞬広がります。毎回こうならうれしいな~。
この番組は毎週月曜に放送してますが再放送が金曜にもやってますよー。
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ロケ地へ行こう! 韓国編その1

2011-02-09 23:38:14 | その他・研究

前回ご紹介しました台湾には「拳精」や「少林門」などのロケが行われた行天宮なども中影文化城の割とすぐそばにありますが、ほんとに道路に面した場所にあるのでよくこんなところで撮影が出来たのだなぁと思ったりします。

今回は一気に北へ。・・・キムチの国、韓国です。韓国は寒いところというイメージがありますが、70年代の香港映画ではこの韓国でのロケが頻繁に行われていたことは周知の事実でありますね。ドラマなどでも使われているという場所が民族村というところです。

それでは、韓国で有名な野外博物館の村、民族村に行ってみましょう!

東京から約1100キロ離れた土地に韓国民族村はあります。

分かりずらいのですが、だいたいこの辺りです。
(赤い稲妻の先端)


ここで現地の生活様式や伝統の文化を見学することができます。

その中の建物などが映画の撮影に使われていました。王道が出演した『南拳北腿』などもこちらと思います。

78年頃に撮影された「龍拳」ではここが舞台となっていました。

全景がこちらになります。緑に覆われていて表面が白っぽい部分が見えますね。

映画を見ると、当時はまだ門や柱などの木材の色が白っぽくて新しい感じでした。

それでは、映画の一場面に近い風景の民族村をご覧ください。

 

「龍拳」のラストで使われた百忍道場が東軒です。この場所がメインになりますね。

 


実際に現地に行ったらきっと感動するでしょうね。

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香港映画と「トータル・リコール」の意外な関係

2011-02-02 01:19:58 | その他・研究

シュワちゃんの「トータル・リコール」は実は私が一番好きな洋画です。

その「トータル・リコール」と香港映画の意外な接点・・・。

 

それは、

このポスターを御覧ください(笑。

ねっ、面白いでしょ。(よく見ると”肥”だけ浮き出ていますね!)

当時「トータル・リコール」でさえもパロディーにしていた香港映画界だったというお話です。香港でもヒットしていたのかもしれませんね。(香港では『宇宙威龍』の名前でした。

http://www.hmv.com.hk/product/dvd.asp?sku=536495

↑香港のHMV

(あれ?サモハン&カール・マックの方はどんな映画だったっけ?)

 

 

 

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