電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

笑拳の続編(?)

2007-05-29 00:31:56 | 成龍的電影
前回、「年羹堯」について触れましたが、この企画は、当初李小龍のための企画だったといいます。(邵氏に入った際の最初のシナリオとして用意されていた。)
しかし、李小龍は亡くなり、時代の流れで成龍へと受け継がれようとしていたが結局はそれも流れてしまったということだと思います。
年羹堯は、史実では、雍正帝(ようせいてい)により自殺に追い込まれる悲劇のヒーローであった人物です。
本作では結末が異なっていますが、当時羅維の元にいた徐少強が雍正帝となり、帝に仕える将軍年羹堯(主人公)を龍方が演じることになってしまったのです。
(題名も「雍正與年羹堯」に変更)
羅維の映画によく登場していた李昆や陳慧樓、「拳精」の鳳子(=女優の武文秀)も出演。そして、この後「龍騰虎躍」にも出演していた權永文の姿もありましたが、この映画は残念ながらヒットすることは無かったと思います。

龍方はこれより前、79年に羅維の「笑拳怪招続集」に出演すべく台湾に向かっていたそうです。(実際に撮影まで行っているとは思いますが、その全貌は謎に包まれています。)この「笑拳怪招続集」とはいったい何を指すのでしょうか?

その前にまず、日本における「醒拳」の扱いについて、気になる点があります。(次回へ)
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「笑拳」とその周辺

2007-05-18 23:31:18 | 成龍的電影
79年の香港で最大のヒット作となった笑拳ですが、いつ頃製作されたのでしょうか?
ただ、これは整理しないと簡単には答えは出てこないと思います。
とりあえず分かっているのは79年2月香港公開という事です。

ところで日本における「ミスターブー」も79年2月公開ということで78年末あたりには酔拳大ヒットのニュースが日本の配給会社の担当者の耳にも入ってきていたことでしょう。

そういえば何かの雑誌に載っていたと思いましたが、撮影中の成龍が珍しく昼食中だった写真がありました。「酔拳」パンフに記載の記事では最新作が笑拳ということでこのインタビューはこの頃の「笑拳」でしょうか?
でも国境近くの寺院(?)って台湾じゃないような?(それともヤンマスだったか?)

「酔拳」の後、羅維監督は何を思っていたのでしょう。
この頃、羅維の未公開映画の手持ちは「龍拳」と「天中拳」、「笑拳」は豊年影業で、以上が完成した作品だったと思います。あともう一本、未完の「鬼手十八翻」がありました。
当時のこの「鬼手~」について証言する人物が李氏でした。彼によれば「鬼手~」は結局「笑拳」に変わったがこの2本を誰かに売却したということのようです。(つまり羅維の映画ではなくなったという意味か?)
豊年影業の作品には、「ザ・ルート」や「雍正與年羹堯(ねんこうぎょう)」がありますが、この「雍正~」には成龍の出演も予定されていたと聞きます。
「雍正與年羹堯」は当初、「年羹堯」だったとの事で、成龍の単独主演のつもりであったということだったのでしょうか。その後、龍方(ジミー・リー)主演に変更されてしまいましたが。
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2007-05-12 22:57:44 | ソフト情報
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2007-05-10 23:52:35 | ソフト情報
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http://www.universalpictures.jp/_present/hongkong1800/index.html
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