電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

必殺ドラゴン鉄の爪

2011-09-30 00:00:00 | 劇場公開作品研究

ブルース・リャンの主演作が74年のブームのとき劇場公開されました。『生龍活虎小英雄』という原題の「必殺ドラゴン鉄の爪」です。過去、ブログ記事でも確か書いたことがありました。(何を書いたのかまったく記憶なしですが(汗)。

ブルース・リャンをはじめてみたのはいつだったのかなぁ?最近は70年代のさまざまな映画の香港での出来事ばかり研究していたので日本国内での劇場公開作については少し遠のいていました。

 『生龍活虎小英雄』オープニング
ストーリーのお浚いはこちらで。
出演したスターはブルース・リャンをはじめ、「クレイジー・パートナー」のウォン・ユンサン、ジェームス・ナムなど。女性は少ないのですがフー・チンさんも出演。
では名場面集をどうぞ。

彭老大ことブルース・リャン登場!

テレビではここから始まった(!?)


探偵(黄一清)のウォン・ユンサン(左)


”鉄の爪”木野中佐、ジェームス・ナム

敬礼!(左から孟海、王元泰、韓国材、呉明才)

フーチンとリャン

若き日のチャン・ウーロン

せまい道をゆくハン・コーツァイ

そういえば先日、知り合いの大先輩からこの「必殺ドラゴン」に関するお話を教えていただきました。「必殺ドラゴン」を当時劇場でも鑑賞されていたそうで(これだけでもかなり貴重な体験談と思います)、少しあとになってテレビで放送されたときは大幅にカットされていて番組解説の後、チェン・ラウの変装を見破った後のリャンのアクションシーンあたりから始まったそうです(少し編集かな?)。日本軍も某民族連合と呼び名を変えられてたんだそうです。当時はまだ70年代前半でしたから今とは世の中も随分違っていたかと思うのですが日本の置かれた立場はいまとさほど変わっていないようにも思えます。
先日挙げました倉田氏の数々の出演作もブームに乗っていくつかの作品は日本の劇場でもかかっていました。私は「復讐のドラゴン/武道大連合」ぐらいしか知らなかったのですが、倉田さんの出演した香港や台湾の映画でも結局のところ日本人が大いに関係ありますし私のように古い作品が大好きなファンだって日本には大勢いるのですからね。日本のこと、日本の将来、そんな話はここでは置いといて、いつでもそんな昔の映画をみていたい。敵が日本人であろうとなかろうと戦う(もちろん、スクリーン上で。)映画を見る理由なんて不要で、気軽に映画を楽しむ。私はそんな楽しみ方をしています。
またいつか74年頃のようなブームが何かをきっかけに起きて欲しいなぁと思います。新作もいいけど旧作の上映。どれか一本だけでいいのですが(でもやっぱりコレ。「必殺ドラゴン鉄の爪」!!!)劇場で上映したのならファンは絶対足を運ぶはずです。いまの映画館の宣伝マンは軍服を着ているじゃないですか、・・ってあっちは鷹の爪だったか(爆。

でもチョビヒゲと言い、マントといい、このオッサンてば総統に似すぎだなぁ(笑)

 

 

 

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カンフー映画クイズpart1

2011-09-29 00:00:00 | カンフー映画クイズ

石天(ディーン・セキ)がジャッキーの「蛇鶴八拳」みたいに食堂で戦っているこの映画のタイトルはなんでしょう?

 わかるカナ?

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カンフー・エグゼキューショナー『生死邊縁』

2011-09-28 00:00:00 | その他・研究

ビリー・チョン主演のバイオレンス・アクションムービー。当時はアメリカでも評判が良かったみたいですが香港でのタイトルは『手指拗出』と、ちょっとなじみの無い響きになっています(下の記事参照)。実際の タイトル『生死〜』の方が断然馴染みがありますね。

ところで、ビリー・チョンの恒生(エターナル・フィルム)作品はどれもクオリティが高くて良質のカンフー映画が揃っています。(ビリーだけでよくもこれだけの作品を次々と制作できたなぁと思います)これらの作品を一気に流して見るととても見応えがあります。『生死~』もいきなりのっけから共演者のカール・スコットの演舞も格好いいですね。 これはどうしてなのかと考えると、邵氏で助監督として育った林展偉が『武状元』で監督デビューを果たし、この人も詳細不明ながら70年代後半には実力を発揮して来ていたんですね。

本編は陳星が刑務所から脱走するシーンからはじまります。陳星が逃走するシーンだと初期の『蕩寇灘』なども思い出されますね。
その陳星も76年頃の『跳灰』などではイメージがかなり変わっていました。
ただこのカンフーエグゼの陳星を見ているとちょうど『蕩寇灘』のころのイメージにまた戻っています。ちょっと不思議な感覚に見舞われてしまいました。これはどうしてなんでしょうね。
江島のおっさんはビリー主演の恒生作品にはなくてはならない(?)存在で大方レギュラー出演、しっかり『生死邊縁』にも参加しています。江島の登場でより楽しくなってきます。いろいろなところで楽しませてくれますね、彼は(笑。


当時の記事

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盲劍血滴子

2011-09-27 00:00:00 | 七十年代作品【1977】

ギロチンの登場する映画はいくつかありますが、某日本人俳優の『盲劍血滴子』もそうでしたね。 
 『盲劍・血滴子』
台湾の書籍をめくっていると、富華公司のところにこの『盲劍血滴子』の記述があります。(ここではとりあえず、『盲劍血滴子』が台湾では77年に公開されてることがわかりました。)

そしてこの映画では江島が登場します(笑)。今回のオッサンは何と血滴子を武器に座頭…じゃなかっためくら坊主と対決です(爆。
 ギロチンを持った江島さん

チェン・ホンリエ(陳鴻烈)が出てきますが、田野と共演した何かの古い映画をくっつけているような???
映画のデータはKFSシステムでキーワード(血滴子)で検索してみてください。
ログインはこちら(ID=guest,PASS=guest)
ちなみにKFSもまだシステム改修中ですがいろいろいじっています。ジャッキーの70代作品も取り敢えず入力だけしてみました。ちょっと忘れていたのが何夢華監督の『金毛獅王』。初期の邵氏作品も研究してみると面白いですよ!

 

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ぴあ最終号

2011-09-11 00:00:00 | その他・研究

やっと手にしてみました、ぴあ最終号。最終?と聞いて書店に行ってみると置いてなかったのであきらめてたんですけど、たまたま別の書店にあったんです。

また雑誌の廃刊か。って当たり前みたいになっているのが、どうしてなのか(?)自然のなりゆきとしか言えませんが、いまさら驚くも何もありません。
とはいっても昔はこの雑誌だけを頼りにしていた映画少年でしたのでかなり役に立っていた情報誌でした。表紙の絵がやはり特徴のあるもので、今週はこの人なんだぁとその時に少しは話題になっている人物が誰であったのか把握できたりして楽しみにしていた部分もありました。

香港スターが表紙を飾ることは非常に少なかったと思いますが、例えばジャッキーもそんな表紙の顔をかざった時がありましたね。
これがそのときの物。

 1057号

終わってしまえばその殆どが古い情報になってしまうのですぐに処分するという運命の雑誌なのでありますが、しっかり捨てずにまだ取ってありました(よく残ってたねー)。まぁいつなくなっても分からないような状態ですのでいまのうちにパラパラと読み返してみようかと。

 
このときは「メダリオン」が公開された頃で巷で流行っていた時期だったんでしょうね。 イラストの絵は今見ると鼻は大きいとしても、ちょっとふっくらしすぎちゃってるなぁ(笑)。でもちょっと面白い絵だなと思います。

他にも表紙を飾ったスターもいたと思いました。
歴史はこの最終号を見れば分かる内容になっているように思います。
長い間どうもお疲れ様でした。

 

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功夫小子

2011-09-09 00:00:00 | 七十年代作品【1977】

右下に小さい子が(笑。

ワン・ユー&リュー・チャーフィの2人がダブル主演した『功夫小子』。(脚本:ニークワン)このオープニング曲はなつかしのシューティング・ゲーム「バンクパニック」で使われた曲でディキシーという曲です。こちら

 髪型は気にしないで。(チャーフィ)

後述しますが、実はこれも江島の映画でもあるんですよね(笑。

今回監督さんのリュー・チャーヨン。
一応、この映画では兄弟対決も見せてくれてます・・。

隊長といえばこの人!こんなところでもしっかり登場しちゃってます。

 隊長のカール・マックです!

バックステージじゃありません。


この女優さん。
あんまり見ない顔だけど、ちょっと気になってきた。

 この気の強い女優さんは誰?

とにかくカンフースター(・・の若い頃)の対決が見物。
この3人が対戦!
他にも例えばマースVSチャーフィ、チュンファVSチャーフィなどが楽しめます。


そして、江島のおじさんは、堂々のボス役を演じてます!まぁこの方が大ボスを演じてるということでもこの映画のいいところでもあり、どうなっているの?というケースでもあります(笑。個人的にはもうちょっと若い江島も見てみたいなぁ。

顔切れてるけど、ワシが江島じゃ。

ワン・ユーとチャーフィのコンビネーション・バトルもとても面白いです。


みなさん若くてなんかいいですね。

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