前回 「やりきれない」 と書いた後で、そういえば 「やるせない」 も似た心持ちと考えるうちに、
この二つの言葉が歌詞として登場する 「悲しくてやりきれない」 という曲を思い出しました。
1968年(昭和43)年に、ザ・フォーク・クルセダーズが歌ってヒットした曲ですが、
作曲家の加藤和彦さんが出来立ての曲を持ち込んだ先は、作詞家のサトウハチローさん宅。
あの 「ちいさい秋みつけた」 の歌詞を書いた方です
それでは、今日は 「申し訳ない」 についてお話しいたしましょう。
こちらも 「やりきれない」 と同様、もともと 「申し訳ない」 でひとつの言葉であり、
「申し訳ない事をいたしました」 「申し訳ない気持ちでいっぱいです」 というように、
「事」 や 「気持ち」 に掛かる形容詞です。
ところが、謝罪の言葉といえば 「申し訳ありません」 「申し訳ございません」 が一般的であり、
ビジネスの場面では誰しも、詫びる側、そして言われる立場になった経験がおありでしょう。
この言い方が一般的になった理由として、私は二つの事が考えられると思います。
ひとつは、「申し訳」 という名詞がある ため。
「申し訳程度の雨」 「それでは申し訳が立ちません」 のように、後ろに 「ない」 が付かなくても、
「申し訳」 だけで存在できるところが、「やりきれない」 「やるせない」 などと異なります。
そしてもうひとつは、謝罪の場面で使われる言葉である ため。
「ない」 だけを見てみますと、「ありません」 や 「ございません」 に比べて丁寧さに欠け、
謝罪の意を表すのに、「ない」 では相手に対する敬意が感じられないという思いからか、
「ありません」 「ございません」 へと、より丁寧と思われる言い方に変化したのでしょう。
「申し訳ありません」 や 「申し訳ございません」 がここまで一般的になりますと、
言葉はいきものであり、時代の流れと共に変化しているのだと、つくづく思うしだいです。
さて、お次の 「ございません」 は、何が登場しますやら?
お読みくださいまして、ありがとうございます。
クリックしていただけますと励みになります。
この二つの言葉が歌詞として登場する 「悲しくてやりきれない」 という曲を思い出しました。
1968年(昭和43)年に、ザ・フォーク・クルセダーズが歌ってヒットした曲ですが、
作曲家の加藤和彦さんが出来立ての曲を持ち込んだ先は、作詞家のサトウハチローさん宅。
あの 「ちいさい秋みつけた」 の歌詞を書いた方です
それでは、今日は 「申し訳ない」 についてお話しいたしましょう。
こちらも 「やりきれない」 と同様、もともと 「申し訳ない」 でひとつの言葉であり、
「申し訳ない事をいたしました」 「申し訳ない気持ちでいっぱいです」 というように、
「事」 や 「気持ち」 に掛かる形容詞です。
ところが、謝罪の言葉といえば 「申し訳ありません」 「申し訳ございません」 が一般的であり、
ビジネスの場面では誰しも、詫びる側、そして言われる立場になった経験がおありでしょう。
この言い方が一般的になった理由として、私は二つの事が考えられると思います。
ひとつは、「申し訳」 という名詞がある ため。
「申し訳程度の雨」 「それでは申し訳が立ちません」 のように、後ろに 「ない」 が付かなくても、
「申し訳」 だけで存在できるところが、「やりきれない」 「やるせない」 などと異なります。
そしてもうひとつは、謝罪の場面で使われる言葉である ため。
「ない」 だけを見てみますと、「ありません」 や 「ございません」 に比べて丁寧さに欠け、
謝罪の意を表すのに、「ない」 では相手に対する敬意が感じられないという思いからか、
「ありません」 「ございません」 へと、より丁寧と思われる言い方に変化したのでしょう。
「申し訳ありません」 や 「申し訳ございません」 がここまで一般的になりますと、
言葉はいきものであり、時代の流れと共に変化しているのだと、つくづく思うしだいです。
さて、お次の 「ございません」 は、何が登場しますやら?
お読みくださいまして、ありがとうございます。
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懐かしい曲ですね。
何年も前のことになりますが、佐藤愛子さんの「血脈」を
読んだ折に、異母兄のサトウハチローさんの詩について
触れていた部分が印象的でした。
短いフレーズを繰り返し繰り返し織り込む独特の感性。
「悲しくてやりきれない」にも、表れていますね。
やりきれない、やるせない、限りない、救いはない...
様々な「ない」が続きます。
若かった日には気付かなかったことに
Julietさんのお話で、いろいろなことが胸によぎります。
先日 Passy さんのブログで拝見した 「風」、この 「悲しくてやりきれない」、そして 「花嫁」 は、
いずれも はしだのりひこさんが所属したグループの曲ですが、どれも心に染みます
そうそう、サトウハチローさんと佐藤愛子さんとは異母兄妹の間柄なのですよね。
遠藤周作さんが 「通学電車のマドンナ」 と語っていたことを思い出しました。
>若かった日には気付かなかったこと
過ぎた時間だからこそ、大人になったからこそ、あの時代をしみじみと味わえるのでしょうか。
Passy さん、また時空の旅にお付き合いくださいね
ブックマークどうも有り難うございます♪
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
悲しくてやりきれないという曲は、
そのサビの部分しか知らないので、何故悲しいのか?
あとで歌詞を探してみようと思います^^
「風」は大好きな歌でした♪
youtube探してみようかな、聴きたくなりました^^
秘書ニャンコさんですが、お友達の手作りとお聞きして、私も作ってみたくなりました。
私も、旅行に連れて行くセレナのマスコットを以前作ったのですが、可愛くなくて^^;
車で連れて歩いているネコちゃんは、持ち歩くにはちょっと大きくて^^;
秘書ニャンコさんは本当に可愛らしいです(=^v^=)
ブックマークに載せてくださいまして、ありがとうございます
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
>悲しくてやりきれない
この曲のひとつ前に発売された 「イムジン河」 という曲が、当時の政治情勢から発売禁止になりました。
その悲しさを歌ったのではないかと思っておりましたが、作詞したのはメンバーではありませんので、
歌う人の、その時の心情に合わせて解釈してよいような気もいたしますよ。
>秘書ニャンコ
もぉ、ホントにお出かけ好きで困ります・・・って、誰が
20cmほどですので、 と一緒に に入れて持ち歩くには便利なサイズです。
ドレスは作ってもらっていますが、 はリカちゃん人形の物で、バッグはキタムラの小さな です。
時折り二度見されるので、その点だけはご覚悟を