私は専門学校で「秘書検定3級」の授業を担当しておりますが、
多くの学生にとって馴染みが薄いのが「郵便知識」のようです。
3級のいずれの回でも必ずと言ってよいほど出題される「郵便知識」。
授業では、私宛てに届いた「料金別納・後納(こうのう)・受取人払」を始め、
「速達」「書留」「親展」「ゆうメール」「レターパック」などの郵便物を見せ、
「往復はがき」では「御出席」「御住所」「お電話」「御芳名」を訂正させています。
実際に目で見て手に取った経験は、教科書の中で学ぶより印象に残るものですし、
得た知識は「秘書検定」に留まらず、公私共に様々な場面で活かせるものと思います。
それでは 郵便知識のまとめ をご確認ください。
【特殊取扱郵便物】書留・速達
一般書留:有価証券(小切手・チケット・商品券)
引き受けから配達まで記録 破損や不着は実損額を賠償 簡易書留より郵送料が高い
簡易書留:「秘文書」など重要書類・生原稿
引き受けと配達のみ記録 実損額5万円まで賠償なので5万円以下の有価証券には割安
現金書留:専用封筒を用いる のし袋ごと封入可 現金を送る唯一の方法 小銭可
郵便局の窓口で申告した封入金額で料金が決まる
とも 速達 可
本来 速達 は郵便ポストに投函可だが、書留 なので郵便局の窓口で手続きが必要。
【大量郵便物】
料金別納 同一料金の郵便物を10通以上送る際に便利 窓口で支払う
料金後納 郵便局の承認を得て毎月50通以上 1ヶ月分を翌月支払う
料金受取人払 郵便局の承認を得て100枚以上
差出人に料金の負担が掛からないのでアンケート回収に便利
信書(手紙や案内状)の同封・同梱
ゆうパック(小包)・ゆうメール・他に ゆうパケットもあります
「ゆう」と付けば信書不可 と覚えましょう。(ただし簡単な送り状は可)
郵便ポストに投函可 料金受取人払・ゆうメール・レターパック・速達
郵便ポストに投函不可 書留(一般・簡易・現金)・ゆうパック・料金別納
受領印必要(郵便受けに入れず対面で受け取る) 書留・ゆうパック・レターパックプラス
受領印不要(対面せず郵便受けに入れてくれる) ゆうメール・速達・レターパックライト
以上、お役立ていただけましたら幸いです。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
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多くの学生にとって馴染みが薄いのが「郵便知識」のようです。
3級のいずれの回でも必ずと言ってよいほど出題される「郵便知識」。
授業では、私宛てに届いた「料金別納・後納(こうのう)・受取人払」を始め、
「速達」「書留」「親展」「ゆうメール」「レターパック」などの郵便物を見せ、
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実際に目で見て手に取った経験は、教科書の中で学ぶより印象に残るものですし、
得た知識は「秘書検定」に留まらず、公私共に様々な場面で活かせるものと思います。
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【特殊取扱郵便物】書留・速達
一般書留:有価証券(小切手・チケット・商品券)
引き受けから配達まで記録 破損や不着は実損額を賠償 簡易書留より郵送料が高い
簡易書留:「秘文書」など重要書類・生原稿
引き受けと配達のみ記録 実損額5万円まで賠償なので5万円以下の有価証券には割安
現金書留:専用封筒を用いる のし袋ごと封入可 現金を送る唯一の方法 小銭可
郵便局の窓口で申告した封入金額で料金が決まる
とも 速達 可
本来 速達 は郵便ポストに投函可だが、書留 なので郵便局の窓口で手続きが必要。
【大量郵便物】
料金別納 同一料金の郵便物を10通以上送る際に便利 窓口で支払う
料金後納 郵便局の承認を得て毎月50通以上 1ヶ月分を翌月支払う
料金受取人払 郵便局の承認を得て100枚以上
差出人に料金の負担が掛からないのでアンケート回収に便利
信書(手紙や案内状)の同封・同梱
ゆうパック(小包)・ゆうメール・他に ゆうパケットもあります
「ゆう」と付けば信書不可 と覚えましょう。(ただし簡単な送り状は可)
郵便ポストに投函可 料金受取人払・ゆうメール・レターパック・速達
郵便ポストに投函不可 書留(一般・簡易・現金)・ゆうパック・料金別納
受領印必要(郵便受けに入れず対面で受け取る) 書留・ゆうパック・レターパックプラス
受領印不要(対面せず郵便受けに入れてくれる) ゆうメール・速達・レターパックライト
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