秘書検定 96*第126回 秘書検定 2級 お辞儀

2021-12-17 | 秘書検定
 第126回 秘書検定の受付が始まりました。(~ 1月11日)

2月の筆記試験に向けて着々と準備を進めていらっしゃる皆様に、

今日は「お辞儀」についてお伝えいたします。





 私が専門学校で担当している学生たちは、今回2級を受験します。

筆記試験に合格するためには、一にも二にも過去問題を解くこと。

数多くの問題に取り組むことで、秘書Aの思考や行動のパターンを知ることができ、

それが試験本番で初めて見る問題に対して活かせると考えております。

 先日、学生に課した過去問題に「お辞儀」に関する記述問題がありました。

本来「お辞儀」などの所作は準1級・1級の面接試験で「行う」ものですが、

「書く」ことを求められる場合に備えて、2級を受験なさる皆様も知っておく必要がありそうです。





 記述問題が出されたら、まず 問題文のポイントに下線 を引きましょう。

この場合、「どのようにすればきちんとしたお辞儀になるか」と「箇条書きで四つ

下線を引くことで、何を問われているかを正確に認識します。

いきなりイラストに目が行ってしまいますと、

「どのようにすればきちんとしたお辞儀になるか」のはずが、

早合点して、「間違っているのはどこか」を書いてしまうこともあるからです。

そして、イラストの秘書A子を観察します。

正解は・・・

 角度を深くする。
 背筋を伸ばす。
 手は握らず、指を伸ばして組む。
 かかとを付ける。

「手は握らず、指を伸ばして組む」は、秘書検定のこだわりポイント です。

指というものは伸ばしていても自然と丸くなり、丸味を帯びた方が柔らかい印象を与えるので

そのような所作が好ましいと考える企業もあろうかと思いますが、

秘書検定においてはとにかくピンと伸ばす

準1級や1級の面接試験に臨む方は、秘書検定の面接対策 をご覧になることをお薦めします。

姿勢や所作を、ご家族やお友だちに見ていただいたり感想を述べていただいたりしますと、

「私はこう思う」「うちの会社では・・・」など、どうしても個人の主観が入り、

それが秘書検定の求める所作と離れてしまうこともありますので、ご参考までに。


 ただでさえ慌ただしい年末年始ですので、くれぐれもお体を大切になさいまして、

筆記試験や面接試験に向けて励まれるようお祈りいたします。


お読みくださいましてありがとうございます。
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2 コメント

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秘書検定での解答のしかた (Yuki)
2021-12-19 13:58:59
こんにちは。

こちらの記事を拝読し、学生時代に秘書検定対策の授業で言われたことを思い出しました。
試験では「私ならこうする」のではなく、「秘書検定ではこう求められている」という答え方をしなさいと教わりました。
といっても実際はなかなか難しいですよね…。
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Yuki さんへ (Juliet)
2021-12-19 22:07:30
Yuki さん、こんばんは

今日も寒かったですね

>試験では「私ならこうする」のではなく、「秘書検定ではこう求められている」という答え方をしなさいと教わりました。

おっしゃる通りです。

敬語や立ち居振る舞いって「これだけが正しくて、他は全部間違い」というものではありませんので、
その検定が求めているものを深く理解して応えなくてはならないんですよね。

>といっても実際はなかなか難しいですよね…。

テキストに「役割演技」と書いてありますが、どれだけ秘書A子になりきれるかが合否の分かれ道かと。
学生には「女は生まれつき女優よ」と言っています
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