バッグに続き、今日は靴についてお話しいたします。
実は私は外反母趾のため、「好きな靴」 と 「履ける靴」 にズレがあります。
靴屋さんの店先で目に留まった靴を手に取り、履いたとたん 「無理」 と断念することも。
ところが昔から歩くことが大好きで、1時間くらいなら休まずに平気で歩く健脚の持ち主。
道端に咲く季節の花々の移り変わりを楽しめるのは、歩いていればこそのご褒美ですが、
そのため、ようやく手に入れた 「履ける靴」 も、履き潰してしまうのが早いようです。
そんな私にとって 「パンプス」 は、苦手な靴の代名詞です。
パンプスとは・・・
「甲の部分が広く開いた、締め紐や留め金のない婦人靴。本来は正装用・舞踏用」
と、辞書に書いてあります。
紐や留め金がない分、脱げてしまわないようにフィットした作りになっているんですよね。
舞踏用って、、、あれで踊れる方がうらやましいと言いますか、私には別世界の出来事です。
あ、話題がすっかり逸れてしまい、失礼いたしました。
少し気が重い中、秘書検定の面接試験を前にパンプスを新調することにいたしました。
リクルート用と書かれた棚に並べられた黒いパンプスを、片っ端から履きましたが、
黒と言っても色調はさまざま、同じサイズでも幅はさまざま、靴先の形もさまざま。
店員さんにも相談しながら、ようやく合う靴を選ぶことができました。
とはいえ、試験が行なわれる会場まで、その靴を履いて歩いて行く自信はありませんので、
パンプスは書類用のバッグの底にしのばせて、履き慣れた楽な靴で出かけました。
それが良かったのか、埃で白っぽくなる事も、駅の階段でヒールがめくれる事もなく、
会場の化粧室で履き替えて、試験中は優雅に振舞えた・・・ような気がしております。
1級の 「集中講義」 の 「身だしなみで留意すべきこと」 には、次のように記載されています。
・ 靴は5~6㎝程度の中ヒールで、歩きやすく機能的なものが望ましい
・ シンプルなものを選び、色はスーツに合わせる
・ ビジネスの場なので、ブーツやサンダルなどカジュアルなものは不可
・ 面接が雨の日の場合は、道中は別の靴を履き、会場で履き替える
黒と限定されているわけではありませんし、そういえば 「面接合格マニュアル」 の では、
淡いピンクのスーツを着た受験者が、リボンの付いたベージュのパンプスを履いていました。
ただ最近、若い女性の靴で気になることがあります。
甲が広く開きすぎて、足の指の付け根まで見えるデザインが増えたような気がします。
流行なのかも知れませんが、カジュアルというより、妙に生々しい感じがして、
私個人の考えではありますが、面接試験の場にはそぐわないような気がいたします。
さて、面接試験で目に留まるのは、「靴」 よりも 「歩き方」 です。
履く靴が決まったら、履き慣れると同時に歩き慣れましょう。
背中が丸くなっていませんか?
膝が曲がったまま歩いていませんか?
自分では気がつかない 「歩きぐせ」 は、誰にでもあるものです。
お友達に録画してもらって、ご自分を客観的に眺めてみるのも良いかも知れませんね。
男性も女性も、きちんとした印象の靴をきちんと手入れして、自信を持って臨みましょう。
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