秘書にゃんこ*平塚神社 ~ 飛鳥山

2015-10-20 | おでかけ
 JR 京浜東北線 上中里(かみなかざと) の駅を降りますと、上り坂の始まりです。


     
     両側を石垣に囲まれた 「蝉坂(せみざか)」 は、江戸時代の後期から。

坂の途中には 「平塚神社」 に通じる近道の階段がありますが、坂の上まで歩くことにしました。


     
     坂を上りきった所にある 「平塚亭 つるをか」
     内田康夫氏の 「浅見光彦シリーズ」 に、たびたび登場する和菓子屋さんです。
     この場所で、縁台に腰を下ろしてお団子を味わうのは、ドラマの中だけ
     浅見光彦が愛車ソアラで現れないかと見回しましたが・・・こちらもドラマの世界



     
     建物の角を曲がり、本郷通りに面しているこちら側が、お店の玄関です。
     みたらし団子におはぎ、豆大福においなりさん。
     素朴な味を求める人々で、こぢんまりとしたお店は中も外もいっぱい。
     前の方でおいなりさんが売り切れてしまい、最後の1本であるみたらし団子をゲット



     
     平安時代に築城された 「平塚城」 の城址とされる 「平塚神社」



     
     お参りをすませ、先ほど買い求めたお団子をいただきながら、境内でひと休み。



 平塚神社から 20分ほど歩いて、「飛鳥山公園」 に到着しました。

江戸幕府 第8代将軍 徳川吉宗(時代劇でおなじみ 「暴れん坊将軍」) が、

「享保の改革」 の一環として造成を行ない、江戸の庶民がお花見を楽しんだそうです。



     
     明治6年には、上野公園などと共に、日本で最初の公園に指定されました。



     
     公園内には、幕末の武士であり 「資本主義の父」 と呼ばれた、渋沢栄一ゆかりの建物。
     「青淵文庫(せいえんぶんこ)」 は、鉄筋コンクリート造2階建ての書庫。



     
     「晩香廬(ばんこうろ)」 は洋風茶室で、「バンガロー」 の音に当てたとも言われ、
     「青淵文庫」 と共に、国の重要文化財に指定されています。



     
     「飛鳥山(あすかやま)」 は 東京都で一番低い山と言われていますが、
     なだらかに続く小高い丘は、今も昔も人々の憩いの場です。



     
     かつては都内を網羅していた 「都電」 も、今では 「荒川線」 を残すのみ。
     


     
     飛鳥山公園のふもとで、甘納豆ひと筋70年。


 雨上がりの週末、豊かな緑と大好物の甘いものに囲まれて、身も心も癒された秘書にゃんこです。


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