May The Force Be With Me

Whatever you do, wherever you are...

DEPARTED

2007-01-27 22:47:25 | film
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ウィリアム・モナハン
出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ、
    マーティン・シーン、アレック・ボールドウィン、ケビン・コリイガン・・・

香港映画『インファナル。アフェア』のハリウッド版リメイクのアクションサスペンス。確か、デカプリオはマーティン・スコセッシ監督の作品に出演するのはこれが3作目(?間違ってたらごめんなさい)で、今までにも「アビエイター」、「ギャング・オブ・ニューヨーク」にも出てた気がする(どっちも観てないけど)。ディカプリオの印象はやっぱり「タイタニック」が強くて、でもタイタニックでのデカプリオはあまりに線が細すぎてピンとこなかったけど、「ビーチ」のディカプリオは逆に線の細い童顔のデカプリオではまり役だと思ったし、とてもあの危なっかしい感じの主人公のキャラクターにマッチしてたような気がする。で、今回の「ディパーテッド」。これが意外と良くて、映画を観終わったあとには、ちょっとデカプリオにホロっときてたりして、とりあえずかっこよかった。まぁ映画の後ってかなりの確率で主人公にホロっときてるんだけど。それにしても、いやらしい悪党を見事に演じきっているジャック・ニコルソンもすごかったけど、デカプリオも負けず劣らずで、常に危険と隣り合わせという覆面警官としての任務遂行中に時折見せる苦悩&繊細な表情なんかには、それを観てる側としてはどうしても同情せざるを得ない不思議な魅力を放っていた。マット・デイモンにも「ボーン・スプレマシー」でのアクション&演技に感動したくらい、今回はデカプリオに感激した。

デカプリオはマーティン・スコセッシ監督の映画に出るのが夢で俳優になったらしく、その夢を見事にかなえてしまっているなんてすごい。尊敬。