May The Force Be With Me

Whatever you do, wherever you are...

北千住の夜。

2007-01-26 22:09:01 | gourmet
久々に再会した友達たちと女3人で北千住でバリ料理に舌鼓大会。バリ料理はそれはもうおいしくて、初めて飲むアラック(東南アジアで親しまれている蒸留酒で主原料はやしの実や米、ほんのりとココナッツの甘みがある)というお酒もおいしくて、代表的なインドネシア料理はもちろん、テンペ揚げやバナナリーフの包み焼きとか鮪のカルパッチョもおいしかった~。こんなにおいしいものを食べながらも、3人のおしゃべりは絶好調なわけで、約5時間ほとんどノンストップトーク炸裂。。。女が3人集まるといつだって話しは尽きない。

一人は彼女が大学時代に知り合った同じ大学のだんな様とそのときからずっと今でも釣りに出かける釣りフリーク(もっぱら磯釣り)で、メニューの「本日のお魚」欄にあったここのレストランオーナーの磯釣りの写真が載ってたのはもちろん見逃さず、「これはメジナだね」と写真の魚もその正体を見事に言い当てるあたりはさすがだと思った。聞くところによると、釣りに出かけるのもボードに出かけるのとそっくりなタイムテーブルで、夜中3時ごろ出かけてって船に乗り換え、早朝磯に着いたら夕方前3時か4時くらいまで釣りをして、日帰りの場合はそのまま帰るし、泊まりの場合は温泉にでも入ってゆっくりするんだと。全く同じじゃん。最近は日帰りも減ってきて回数より中身で勝負な釣りスタイルだそうで。それも全く同じじゃん!ボードも昔は回数で稼いでたけど、最近日帰りは結構きつくて、泊まりで出かけたり中身で勝負派になってきてるのが現実です。

もう一人はその昔ある特殊な雑誌の編集者だったんだけど、それをきっぱり辞めて一人旅に出たときの話を聞いて、とてもそんなことをするような女子には見えなかったのでそのギャップに友達ながらにグッときたりして。カナダからメキシコを通って、南米入りしたらしく、高速バスでアンデスを移動中にバスが突然止まってしまい、ヒッチハイクしたタクシーを降りたときに首を絞められ気がついてみると一文無しになり、とりあえず日本に居る家族や友達と連絡を取るために高級ホテルに飛び込んだという。泊めてもらうお金はないので、ネットを借りるためにPCデスクに座っていていつの間にかぐったりしていたら、ハウスキーピングの恰幅のよくて優しいおばちゃんが出来損ないで残飯になっていたパンやケーキをエプロンに隠して持ってきてくれたことに感動したこととか、「お金がないならここで働けばいいじゃない」と言われたけど、いざ日本への飛行機代を稼ぐには一体どれだけ働けばいいのかを思うと少し途方にくれたこととかを聞いて、そんな貴重な体験(ポジティブ)をしたことにとても感心していたりして。ちょうど彼女がペルーに居たときは世間がバケーションシーズンで何かと$要りのため国全体が強盗モードになるらしく、カトリックなペルー人は懺悔すれば許されるという宗教的な理由から物盗りもアリなのらしい。まぁなにはともあれ、とりあえず無事に帰ってこれてよかったよかった。

私はと言えば、職場が外資系なだけにいろんな国民性に触れる中で、最近自分の中で発見した外人嫌いなこと(長くなる&独断と偏見なので詳細は省く)とか、南米に一人旅した友達と少しスペイン語でおしゃべりして楽しかったりとか、釣りフリーク友達とはアウトドアウェアのことで盛り上がったり、彼女は株にも最近はまっているらしく少し説明してもらったけどちんぷんかんぷんだったりで色々あった。

まぁ何はともあれ美味しいものを食べて楽しい時間を過ごせたとてもヘルシーな夜でした。

               
               テンペ揚げ(ケチャップをつけて)
               マクロビにも登場するテンペ

               
               インドネシア風バウムクーヘン
               普通のよりしっとりがっちりしてた

               
               通りすがりに発見したいい感じの銭湯