May The Force Be With Me

Whatever you do, wherever you are...

本とcafeと鍋。

2009-02-06 23:04:38 | book
夕方過ぎに出かけて久々にcafe246へ。渋谷から歩いたら意外と距離があって待ち合わせに遅れてしまった。まずはBOOK246へ。ここは相変わらず品揃えが他の書店と違って面白いのでついつい長居してしまう。旅物の雑貨とかも観ていて楽しいし。早速今回のお目当てoyadicaのブックカバーをゲット。ずっと探していて色々見てたけどイマイチ気に入ったものが見つからなかったので、今日やっと手に入れられて御満悦。これで電車でも一目を気にせず読める。って、たいした本を読んでいるわけでもないけど。ブックカバーと一緒に本も2冊お買い上げ。吉本ばななの『SLY 世界の旅②』と串田孫一の『ギリシャ神話』。吉本ばななは私が唯一その作者の名前だけで読もうと思う本で、今回は旅もの、しかもエジプトものだったので即ゲット。それから『ギリシャ神話』はとにかくいろんなバージョンが出ていてどれを読んだらいいかわからないのだけど、今回はブックカバーにもしっかり収まる文庫サイズだったので、家にある「面白いほどよくわかる」シリーズもまだ途中だけど、とりあえずゲット。エジプト神話とかギリシャ神話とか日本の神話とか、もうこれはライフワークの域に達してるな、とハッとした。

それからcafe246に流れてお茶タイム。相変わらずミッドセンチュリーどっぷり&ちょっと落とした照明でいい雰囲気。やっぱりここいい。なんとなく落ち着く。気の合う仲間と取り留めの無い話であっと言う間に時間が経つ。それからいつものように白いお宅へ雪崩込んで、またまた御馳走になってしまった。家にあるものとは言え、ぱっぱっと手際良く、おつまみやらお鍋が出てくるあたり、いつもながらすばらしいおもてなしで胸いっぱいでお腹いっぱい。今日もいろんな話題で盛り上がったけど、ある雑誌の話しから派生した相関図的な話しが面白かった。

終電間近の帰り、偶然同じ車両に乗り込んだ御近所様と遭遇して、おかげで満員電車が苦痛じゃなかったよ。

『潮騒』

2009-01-22 14:36:39 | book

三島由紀夫の『潮騒』を読んでみた。とても爽やかで気持ちのいい素直なラブストーリーがすごく真っ直ぐ心に響いてくる気がした。途中で?で?どうなるの?なんて、ちょっとやきもきしたりする箇所もあったけど、ハッピーエンドで大満足。文章も現代風でとても読みやすかった。ただ、なんせ昔の文学なので、意味のわからない言葉や読めない漢字なんかがいっぱい登場してちょっと時間がかかったけど、かなり面白かった。三島由紀夫のことはよく知らないけど、こういう時代の小説は自分が生まれる前の社会だったり生活ぶりや出来事が絡んでいたりして、いろんな意味で勉強になることもあって楽しい。

普通、この手の小説は、早い子は小学生、まぁ遅くても高校を卒業するくらいまでには読んだりするのかもしれないけど、なんにしても暗くなるまで外で遊ぶアウトドア派だったので、そういう代表的な日本文学の小説を数えるほどしか読んでこなかった。しかも大人になってから読む本は、小説がどうも苦手で、特に登場人物が多いものなんかは憶えられなくて、どうしてもエッセイ集とか論文書、雑誌系がメイン。特に雑誌なんかは写真も多くて、たぶん今まで一度も隅々まで読んだことはないと思う。もったいないなぁ~と自分でも思うんだけど。

そういえば、高校を出て留学していたころ体験した活字離れが原因ではまった読書は楽しかったなぁ。日本人の友達の間で本を回し読みしたりして、ようやくあのころ読書の楽しさを知ったのかもしれない。自分の中では読書には波があって、読むときは読むけど、全く読まない時が長く続いたりして、そうするとまた急に読みたくなる。今年はジャンルを気にせずにもっといろんな本を読んでみよう。

ずっと読みたいと思っていてなかなか進んでない本
・ギリシャ神話
・エジプト神話
・日本書紀
・出雲物語
・日本史、世界史の教科書
・安藤忠雄の本
などなど。あ、今年はスヌーピーの本を全部読むって目標もあるなぁ。


日本文化に触れる~七草粥編~

2009-01-07 08:27:51 | book

今日は1月7日ということで、朝からお粥を作って七草粥を食べてみた。七草はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブの葉)、スズシロ(大根の葉)。1月7日にこの七草のお粥を食べると災いを避け、長寿や富を得られるという言い伝えがあるそうで、もともとこの風習は中国伝来のものだそう。七草それぞれに効能があって、お正月の贅沢三昧なご馳走で疲れた胃を整える働きとかもあるらしく、中国から伝わった文化とは言え、タイミング的にちょうどヨイデワナイカ。せっかく時間があるから食べてみようと思い、たまっていたペットボトルやら発砲スチロールのお皿なんかを持って、昨日早速スーパーに買出しに行ったら、なんと便利な七草セットが売られていたので即ゲット。

                 
                 お手軽七草セット

          
          ご飯は炊いてあったのでさくっとできた。
          味も自由に調節して、朝からお粥っていいかも~
          あっと言う間に2杯食べれた。

セリ・・・消化を助ける働き
スズシロ(大根の葉)・・・胃・神経痛に効果あり
ナズナ(ペンペン草)・・・視力・内臓の働きをよくする効果
ホトケノザ・・・歯痛に効果
ゴギョウ(母子草)・・・吐き気・痰に効果あり
スズナ(カブの葉)・・・消化促進に効果あり
ハコベ・・・歯茎の腫れ、利尿作用に効果あり

七草は春と秋に登場するけど、春の七草は食べることを主としていて、秋の七草は基本的に見て楽しむものらしい。。。と、去年から気になっていた本『おうちで楽しむにほんの行事』をやっと買ったので、今年はこの本に習って、四季折々、季節の移り変わりを楽しむ行事を気軽に楽しんでみようかな。あー、時間があるってすばらしい。


『イルカ』

2008-11-17 23:15:23 | book
読みたい本ってあっと言う間に溜まるよなー。とりあえず読まなきゃいけない本は置いといて(汗)、読みたい本を先に。特定の好きな小説家がいるわけじゃないけど、よしもとばななはなんとなく好きで、今まで読んだ小説家としては自分の中では一番かな。で、今回は『イルカ』を読んでみた。本を読むのが苦手な私には、よしもとばななのストーリーって想像しやすいというかなんとなくリアルでわかりやすいのですらすら読めるのかな。難しい言葉使いもあんまり無いし(苦笑)。で、読んだあとにだいたいぼーっとする、みたいな。ちょっと不気味でちょっと楽しげな雰囲気とかがいい。

今回の『イルカ』は、作家本人が「この小説の中には、なにか私のほんとうに描きたいことの根源的な要素がいくつも入っている」と言っているのがよくわかった(ような気がする)。少しオカルト的な話しが出てくるんだけど、それがなんかしっくり来るというか、何か目に見えないものがこの世界を動かしたりする(ちょっと大袈裟)というか。時間の流れとか人との出会いとかつながりとか自分に降りかかってくること、全てに意味があるっていうこと。前から気付いていたつもりだったけど、そういうことに改めて気付かせてくれるのが私にとってのよしもとばななの小説のような気がする。

歩。

2008-03-20 09:39:30 | book
大橋歩っていう人が好きでだいぶ真似(ストーカーではない)できるようになってきた。イラストレーターでアルネっていう雑誌を編集していて、自分でデジカメで撮影した写真を載せたりしていて楽しい。特に別冊アルネにはまっていて4冊中3冊持ってる!最近買ったのは『家で食べるごはんが一番 アルネのかんたん料理』。レシピ本はいろいろあるけど見やすくてわかりやすくて自分の中ではヒット中。基本的にこの人のスタイルが気に入っていて、ひとつひとつのことを丁寧に楽しんでいるのが伝わってきてすごく見習いたいと思った。きっと意識してこうしなきゃっていうのではなく、自然とそうなっているのが彼女のスタイルなんだと思うけど、そういうふうに自然にちゃんときちんとできるっていうところがいい。丁寧なんだけど自分のペースで毎日楽しく過ごしている感じでいい。料理してるとついついずぼらで適当になりがちだけど、この人のやり方ならやっていけると思った。