そして、観終わってからだいぶ経つけど、今頃になってふと、『想像力』ってあらゆる場面で必要な力だと思った。仕事してても少しでも先を見て動いていたほうがうまくいくような気がするし、料理してても無意識のうちにいろんな意味で想像(創造)しながら作っているんだと思うし、人と会話してるときでもなんとなく常に頭の中では何かを想像しているような気がする(上の空なわけじゃなくて)。
それからスポーツ選手にもすごく興味があって、特にバンクーバーオリンピックがあったのもあってか、ますます興味深々。スポーツ自体への興味というよりも、スポーツ選手として生きてる人の姿勢自体に興味がある。スポーツ選手としての生き方ってすごくシンプル。目標があってそれに向かってひたすら努力する。そして目標を無事達成することができたら次の目標のためにまた頑張る。でも、そこでも「想像力」っていうのがとても大事な役割を持っていて、その目標を達成するためにはどんなことをしたら達成できるのかっていう想定が根底にあってのことで、全てが想像の世界なんだろう、と思う。そしてそれもプロフェッショナル。
テレビとか雑誌とかで立派な仕事をしている人やスポーツで立派な成績を残したりしている人を見ると、つい自分と比べてしまって、あれ、私は大丈夫なのかな、ってすごく思ってしまう。そんなふうに想像力をうまく働かせて、何か一度でも「プロフェッショナル」として動いたことってあったのかなぁ(なぜか過去形)。「ザ・シークレット」にも書いてあったけど、イメージトレーニングってやっぱり大切なんだな。想像力を鍛えたい。