May The Force Be With Me

Whatever you do, wherever you are...

想像力。

2010-03-13 09:05:13 | philosophy
そういえば、こないだ「プロフェッショナル」という番組に山岳警備隊の人が出たのを観ていて、「救助は想像力だ」と言っていたのがとても印象的だった。山という自然を相手に挑む仕事で、常に危険と隣り合わせ。次に何が起きるか、そして何かが起きたときに最善の方法は何か、ということを常に想定しながら動くことで、迅速で的確な判断をすることが求められる山岳警備隊。時に肉体を最大限に酷使しながら、目の前の一歩に全力を尽くす。それでいて山の前では謙虚であれ、という姿勢。すばらしい。まさにプロフェッショナル。感動した。

そして、観終わってからだいぶ経つけど、今頃になってふと、『想像力』ってあらゆる場面で必要な力だと思った。仕事してても少しでも先を見て動いていたほうがうまくいくような気がするし、料理してても無意識のうちにいろんな意味で想像(創造)しながら作っているんだと思うし、人と会話してるときでもなんとなく常に頭の中では何かを想像しているような気がする(上の空なわけじゃなくて)。

それからスポーツ選手にもすごく興味があって、特にバンクーバーオリンピックがあったのもあってか、ますます興味深々。スポーツ自体への興味というよりも、スポーツ選手として生きてる人の姿勢自体に興味がある。スポーツ選手としての生き方ってすごくシンプル。目標があってそれに向かってひたすら努力する。そして目標を無事達成することができたら次の目標のためにまた頑張る。でも、そこでも「想像力」っていうのがとても大事な役割を持っていて、その目標を達成するためにはどんなことをしたら達成できるのかっていう想定が根底にあってのことで、全てが想像の世界なんだろう、と思う。そしてそれもプロフェッショナル。

テレビとか雑誌とかで立派な仕事をしている人やスポーツで立派な成績を残したりしている人を見ると、つい自分と比べてしまって、あれ、私は大丈夫なのかな、ってすごく思ってしまう。そんなふうに想像力をうまく働かせて、何か一度でも「プロフェッショナル」として動いたことってあったのかなぁ(なぜか過去形)。「ザ・シークレット」にも書いてあったけど、イメージトレーニングってやっぱり大切なんだな。想像力を鍛えたい。


カチッと。

2008-07-04 23:22:21 | philosophy

タイトスカートもハイヒールもストッキングも履かないでカチッとしたいなぁ、そろそろ、と思う今日この頃。昔に比べたらだいぶ小奇麗になってきた(自分で言うな)と思うけど、最近またちょっと違うな、と思い始め。雑誌を見たりセールに出かけたりしてみてもなんかしっくりこない。すっかり着心地重視でやってきて、どっぷりそれに浸かってしまったので、カチッとする感覚を見失いつつあるような。このままでいいんかーい。

今日は仕事のあと久々に丸ビルに出かけてみた。舞妓さんがDJにあわせて舞うというイベントがあるということで、舞妓さんを一目見たくて。

            
            DJイベントの前にお茶会をしていました。
            金屏風の前にちょこんと座ってきょとんとしていた舞妓はん。
            きれいやね~

舞妓はんを見るとドキドキワクワクしてしまうのはなんででっしゃろか。なんでかこっちまでふんわりとした気持ちになりますわ~。ありがたいねぇ~。

なんて一目見れて幸せな気分に浸ったあと、そしてもちのろん、丸ビルもセール開催中~。丸ビルなら土地柄(丸の内OLの皆さんがいらっしゃいますので)カチッとしたアイテムが揃うかも、という淡くも何の根拠のない期待に(小さい)胸をふくらませていざ参戦。そしてなんとここで目の当たりにしたのが『ステージ』の違いでした。ここのビームスはそれはもうリュクスな雰囲気満載でなんかいつものビームスと違うし、奥のメンズなんていつものビームスとはまるで質感が違いすぎた。他にもいろいろとショップが入っているけど、なんとなく置いてある品物と客層を見て、丸ビル
は幅広いステージ展開をしていたんだ!と勝手に再確認。散々歩いて迷った挙句、いつも覗くドューズイエムでグレーのサルエルパンツをゲット。結局全くカチッととは対極のお買い物とあいなりました。あとかっこいい黒いかばんを見つけたけど怖くて値段が見れませんでした。あー、そうか。自分はしがないサラリーマンだったことをここでも再確認。未熟・・・。一生もんってなかなか手に入らないんだー。そして生意気にもいつの間にか自分の目が肥えていたことも再確認。なかなか納得できるものに出会えないような。勝手にこんなのがあったらいいなっていうイメージを固めすぎなのかも。ぐるぐるぐるぐる。考えすぎか!?

開き直って丸ビルのWest Park Cafeでおいしいハンバーガーにかぶりつく。ここのはパテの焼き具合を選べるのが他のバーガー屋さんとは違って新しい。もちろんミディアムレアで。ジューシーすぎて最後のほうではバンズがしっとりしすぎているのがたまにキズ。でもまいうーなのでよし。

                  
                  タヒチの地ビール、ヒナノ
                  ラベルがかわいい。

           
           マッシュルームチーズバーガーーーーー
           ジューシーうまうま

あ、そう言えば、食べ終わったころ、『ステージ』のことなんてすっかり忘れてた。まぁそんなもんだね。でもカチッとしたいっ。カチッ。


Photograph Life

2008-05-25 22:52:33 | philosophy

今日は一日写真三昧。まずは六本木のAXISギャラリーで開催中のチャールズ・イームズ写真展へ。しかも先着2500名には限定本付き。これが欲しかったのでとにかく今日行かなきゃいけなかったわけで。チャールズ・イームズ生誕100周年を記念して100枚の写真と100のメッセージが展示された会場。広くはないけどほどよくミニマルな感じで居心地がよかった。100枚の写真と100のメッセージで印象に残ったのは79枚目。写真は朝食の食卓を写した写真で、メッセージは「やりがいのある経験は、日々の生活から直接得られるはずである。」だったかな。無事ゲットした限定本には他にもたくさんいい言葉が載っているの何度も読み直してみたい。

そして次は恵比寿へ移動して東京都写真美術館で開催中の「森山大道展 Ⅰレトロスペクティブ 1965-2005 Ⅱ ハワイ」へ。

                   

白黒なのにこれだけ表現力があるのはどうしてだろう、といつも思う。その写真を一目見てぶわっと沸いてくる感動とかじゃなくて、しばらく観ているとじわじわと何かが沸いてくる。写真の途中に、森山大道のコメントが貼られていた。いつのまにか写真に没頭して、答えを見つけようと足掻いてスランプに陥って。スランプで見えたことは答えじゃなくて、ただそれまでと同じように写真を撮ることが答えだったと。素晴らしい。本人曰く、写真を撮り始めたころから何一つ変わらず路上を縄張りとして取り続けているだけ、らしいけど、きっとそんな単純じゃない何かを撮り続けてきたんだと思う。きっと自分では気付かないうちに自分を強烈に表現しているんだと思う。すごい。

            
世の中すごい人だらけだ。


『安藤忠雄』という考え方。

2007-05-24 23:10:49 | philosophy

途中からだったけど、今日のBS hi『100年インタビュー:安藤忠雄』を見れてよかった。安藤忠雄ってすごい人だ。かっこいい。本人曰く自分は「無我夢中」そのものだと。育った環境とか自分にできることとかやりたいこととかそのままを受け入れて、ただ無我夢中になってやってきただけ、と本人は言うけど、強い意志と熱意とそのエネルギッシュなパワーがうまい具合に化学反応を起こした結果が今の安藤忠雄の建築だったり、今の安藤忠雄そのものだったりするわけで。人生一度きりなんだからやりたいと思ったことをやるしかないっていう思い切り。もう一度それが欲しい。

考えてみれば、高校を卒業して、行きたかった大学に行けなくなって、大学に入ったら行こうと思っていた外国に思い切って行ってしまったあの思い切りが一度目。元々英語が好きだったのもあって英語圏の国に行くことが自分の中である意味目標にしていたことだったのかもしれない。英語学校に通った後大学に進んで、言語学・スペイン語・中国語を専攻。本当は環境学(Environmental Studies)を勉強したかったけど、あの頃はまだ今ほど環境問題も表面化していなくて将来が見えないというか、先につながるか不安で断念。でも結局大学1年目が終わったころには、また環境とか建築に興味を持ち始めていて、特に本気でインテリアデザイン科に編入しようとか考えたりもした。いろんな事情もありつつ、葛藤しながらも卒業。帰国して就職。就職して3年くらい経ったころ、また建築・インテリア熱再浮上で、会社に通いつつ学校に通う。本気で転職を考えたりもしたけどいろんな事情もありつつさらに葛藤し続ける。そしてさらに転職を重ね・・・。あいかわらず建築・インテリア・環境への興味は尽きない。

今回の安藤忠雄インタビューで印象に残ったのは・・・
・今のデジタル時代における『対話』の重要性
・周りと調和する建築
・地球のための建築
・建築における、ある程度将来性のある計画性
などなど。
社会の役に立つ、地球の役に立つ、そういう仕事が生きがいという安藤忠雄はかっこいい。


ANDO

2007-04-06 23:24:31 | philosophy

突然の提案で仕事帰りに東京ミッドタウンへ。つい先日オープンしたばかりの東京ミッドタウン。金曜日の夜、会社帰りに行くっていうほうが雰囲気的にはしっくり来るような印象。ちょっとオサレな大人のための遊び場的要素たっぷりで、内装やインテリア、カフェやショップにレストランと盛りだくさんで、ついついミッドナイトまでミッドタウンで(!)なんて引き込まれそうになる。今日は行きたかった「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」と題したANDO展を観て来た。もっと早く気づいていれば安藤忠雄の講演を無料で聴けたのに全然気づいたのが遅かった。夢の生安藤を見逃したっ。まぁ、機会があればいつかぜひ。

               
              21_21 DESIGN SIGHT
               設計:安藤忠雄
               今回の展示はこの会場ができるまでのまさに悪戦苦闘
               したプロセス(起案、原案、模型など)が紹介されている。
               実際にその中に自分がいるのが不思議な感じがした。

                     
             展示室から出口へ抜ける道のライトアップ演出がかっこよかった

               
で、やっぱり世界の安藤はすごい。そもそも独学で建築業界に挑んだそのチャレンジ精神がすごい。そしてこんな風に成功して世界で大活躍している。好きこそものの上手なれっていうことなのかなぁ。こうやって自分を表現することに成功している人がとてもうらやましい。建築家の頭の中って一体全体どうなっているんだろうといつも不思議に思う。何かを作るために試行錯誤したりとかひょっとしたらしないんじゃないかな。きっと、ぱっと何かをひらめいて、それをいかにうまくイメージどおりに形にしていくかっていう何か特別な技を持っているに違いない。建築家の作品を見るとやっぱり個性とかってあるものだし、その作品を通してそんなすごいものを作っちゃう建築家自体に興味が沸いてきたりして建築を見ていると楽しい。ジャン・ヌーベルとかザハ・ハディドとかどうしてあんなものが思いつくのか本当に不思議。フランク・O・ゲイリーとか!グッケンハイム行きたい。ビバ、アブダビ!

安藤忠雄の建築というとコンクリートの打ちっぱなしの壁っていうイメージが強いけど、個人的には冷たい感じがするコンクリートの壁はちょっと苦手だった。でも今日の展示を見てイメージが変わった。でもやっぱり「住吉の長屋」が一番好き。でもとにかく直島に行かなくては!地中美術館とベネッセハウスに行かなくては!!

                
                妙夢(このオブジェの名前)   
              外苑東通り沿いのエントランスに置かれたオブジェ

他にも東京ミッドタウン内にはいろんなアートワークが設置されていて、歩き回って探すのも楽しそう。今日は駆け足でデザインサイトを見ただけで終わってしまったので今度はゆっくりプラプラするのもいいかも。ちょっと大人なバーとかレストランとかで夜を楽しむのもいい。こういうところに行くとそんな気分になるのってなんか不思議。

帰りは六本木から表参道まで歩いてみた。なんとなく歩きたい気分で。少し寒かったけど金曜日の夜は街も賑やかで歩いているといろんな人がいて見ていて楽しい。前に銀座でご飯をしたあとに、なんとなく歩きたい気分になって表参道まで歩いたこともあったっけ。たまにこうやって歩くといい気分転換になってすごくリフレッシュできる気がする。これから暖かくなるしたまには知らない街とかいつもはべスパで走る道とかを歩いてみようと思う。何か新しい発見があるかも。
 
                     
                     歩いていて見つけたマンション
                     エントランスがとてもいい雰囲気だった
                


九州生まれ。

2007-01-08 23:24:17 | philosophy

去年200万部を越えるベストセラーとなった、リリー・フランキー原作の「東京タワー」。去年待ちに待った大泉洋主演でのドラマ特番。そして今回は速水もこみち主演での連ドラ。さらにこの春にはオダギリジョー主演の映画が控えている。ひとつの原作でここまで取り上げられたことなんて今まであったのかなぁって思うくらいすごい勢い。今回の連ドラは主演が速水もこみちということで前評判はいまいちだったけど、いざ観てみるとすっかり引き込まれてしまった。特番のときは主演が大泉洋だったこともあって注目度はかなり高かった(自分だけ?)けど、今回はあんまり観る気はなかった。でも、たぶん毎週観ちゃうな、この調子だと。

きっと、原作そのものがとても好きなんだと思う。自分が九州生まれのせいか、3歳までしか福岡(小倉)にいなかったのにしっかり福岡弁が身体に染み付いているみたいで、福岡弁が溢れている台詞を聞くととても懐かしく思うし、あんなおかんが居たリリーさんはとても幸せだなーとか、あんなにダメダメな生活をして好き放題やってきた人の今に至るところまで全部含めて大好きだー。おかんとまーくんの距離がふとした瞬間に縮んだり、お互い大好きなのに心にも無いことを言って時には離れたりするのがすごく切なくて。そんなやりとりをどうしても見守りたくなってしまう。

子供のころの記憶ってすごいと思う。大人になってから懐かしい~って思うことって、大体子供のころに感じたりしたことが強く蘇ってくることのほうが多いような気がする。福岡・熊本にいた時間は決して長くはないのに、福岡・熊本弁を聞くととても懐かしくなる。特におばあちゃん子だったから、夏休みとか冬休みはよく熊本と福岡のおばあちゃんのところに遊びに帰っていたし、帰るといつも親戚が大勢集まって宴会状態。みんなお酒が強くて知らないおじさんとかいっぱい居て酔っ払ってて、子供の私はちょっと怖がってた記憶がある。でもいとこがみんな集まって、一緒にいっぱい遊んで楽しかった。だから田舎に帰るのがとても楽しみだった。

うちは昔から転勤族で引越しが多くて、九州を出てからは大阪、東京(荻窪・阿佐ヶ谷)、川崎(百合丘・新百合ヶ丘)、千葉(稲毛)でやっと落ち着いた。高校卒業してからはシドニーか。帰ってきてからは東京で落ち着いたな~。途中疎遠になっていたけど、ようやく最近またみんなで会う機会が増えてきてとてもうれしい。今年はゆっくり田舎に帰ろうかな。そしてお墓参りとかしよう。


memo

2006-11-15 23:25:26 | philosophy

☆行かなきゃリスト
・マチュピチュ
・スペイン
・スウェーデン
・デンマーク
・オランダ
・イタリア
・タイ(バンコク、アユタヤ、スコタイ)
・カンボジア(アンコールワット)
・台湾
・ニューヨーク(マンハッタン)
・ハワイ島
・エジプト
・インド
・フランス(パリ、モン・サン・ミッシェル)
・中国(万里の長城、)

・釧路
・小樽
・知床
・白神山地
・白河郷
・蔵王(樹氷)
・金沢
・黒部ダム
・京都(春か秋)
・出雲大社
・伊勢神宮
・四国お遍路
・直島
・鹿児島
・屋久島

・木梨憲武と安田成美のカフェ
・ディズニーシー
・合羽橋
・生活の木


☆買わなきゃリスト
・スタンド
・マット
・ちゃんとした靴(パンプス、ブーツ)
・おしゃれポシェット
・備長炭

☆欲しがりリスト
・チャオ(黄色か白)
・テレビ
・かばん
・10gruppen


☆年内にしなきゃリスト
・大掃除(不用品処分、キッチン・洗濯機周り整理)
・模様替え
・ホームパーティ
・ヨガ


☆それからそれから・・・
・身体をやわらかくする
・視力回復
・コレステロール値を下げる
・体温を上げる
・もっと野菜
・もっとマクロビ

・・・もっとハッピー!!!
続く。

                   


Bad Communication!?

2006-04-25 21:55:37 | philosophy
はぁ~、疲れた~。今日は本当についてなかった。。。めざましTVの占いも最下位だったしな。納得。この疲れの原因は完全に仕事だ。やっぱり安請け合いしちゃったかなぁ。なんか裏目に出てる気がする。良かれと思って引き受けた仕事だけど、あんまり効果がなかった模様。まず基本的に言葉遣いがなってないから接客的な電話での対応は自分には適してないな。特に、理不尽なことを言われるとさらに理不尽なことを言ってしまいそうになる(ほとんど言ってしまってる時もあったりして)。ほとんどの人が私よりずっと大人のはずなのに、どうしてか憤りを感じずにはいられない会話に終わることがあると、もぅ本当にやる気を無くす・・・。自分はまだまだだ、なんて思えるくらい素直ならまだ楽なのにぃー。変に大人になっちゃてると負けん気が強くて嫌だねぇ。広~~~い心が欲しい。うぉーーーーっ。今日は早く寝て忘れちゃおうっと。

よぉーし、GWは爆発だっ。あっ、でも部屋も探さなきゃだった。な。

おかいもの。

2006-04-15 10:09:34 | philosophy
この本、会社のマクロビお姉さまにお借りしたのですが、写真もきれいだし読んでいて楽しかったので即購入してしまった。まだまだ初心者なのでひとつずつできることからやってみよう。最近ではだいぶ玄米食も定着したけどまだまだ炊き方とかアレンジに工夫が必要。毎日のように使う調味料なんかもすこしずつマクロビのものを揃えていきたいなぁ。やっぱり毎日食べるものが自分の身体を作っていくことを考えると少しでもいいものを、って考えるようになってきたかな。

Boom?

2006-03-29 23:15:35 | philosophy
今、世界的に世界遺産ブームが起きてるらしい。世界遺産に登録するための暫定リストに続々と候補があがっているんだって。現在、世界遺産に登録されているのは世界各地の文化遺産、自然遺産、そしてその複合遺産で812ヶ所。そのうち日本は13ヶ所。世界遺産として登録することの主な目的は、文化的、歴史的そして自然的に重要な価値があるものを次の世代に残していこうというもの。とは言うものの、いざ世界遺産として登録されると観光客が押し寄せ経済効果は期待できるが、今度はその保全という点でさまざまな問題が起きてくる。観光目的でその世界遺産の環境が大きく変わるだろう。人が大勢来ることで街や空気が汚染される、ごみが増える。。。いろんな環境の変化でその維持が危険にさらされているという危機遺産として認識されているものも沢山ある。

そういえば、こないだ会社帰りに地下鉄に乗って座っていたら、止まった駅から乗ってきたおじさんが通路のちょうど真ん中あたりに立ち、なんと恥ずかしげもなく紙くずをポロリと捨てていた。シーン・・・。何も言えなかった自分がもどかしかった。

今年は世界遺産に旅することがひとつの目標だけど、行く前に少なくともその世界遺産については勉強して、どうして重要な価値があるのかということを理解してから行くことにしよう。そうして少しでもその保全に貢献できるようにしよう(気持ちだけでも)。