ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

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☆☆☆ リハビリ開始(仕事始め)~ 月曜日・・・

2010年01月04日 | トリプルスターの日常


寒気が引いてやや暖かな月曜日となりました。気持ち新たに、始動です。
朝の作業を完璧に済ませて一休みし、コーヒーを飲んでからリハビリセンターへ出掛けました。
センターの始動も今日からとあって、リハビリに取り組む入達の数は多く大変混雑していました。
30分遅れでスタートしたリハビリは、ストレッチ~筋トレ~ストレッチと、慣らし運転(今は死語)の様な内容のメニューでした。
正月前から下腿三頭筋(内側ふくらはぎ)の張りで悩んでいましたが、ストレッチが功を奏して歩行そのものも楽になりました。
新しいメニューも心配なくこなせて、膝の回復はほぼ順調に進んでいるようです。ヤレヤレ、、、、。
帰宅後、市内にあるフィットネスクラブ(セントラル)の資料を取り出し、見学の予定を考えてみました。


       フィオとジェシー
◇新年早々に「海浜公園」に行ったジェシーフィオちゃんから、ご報告の写真が届きました。楽しそうな二頭ですね~。
ジェシーはこの頃とみに落ち着きが増して、どんな場所に行ってもリラックス出来る様になったと言う様な事が、メールには書か
れていました(嬉しそうに)。
色んな事を経験して、信頼関係も深まってきたのでしょうね~。良い年になりそうで、万々歳のさとうご一家ですね。
       今日の笑顔

◇我家の午後は、運動場の片付けやら部屋の換気などと、徐々に、いつもの日常が戻って来た感じです。
そんな忙しい合間を縫って、モーガン・オニキス・タイニーの三頭は、リードを付けての歩行トレーニングに取り組んでいました。
      
◇この頃(生後100日)の子犬には、基礎教育となるトレーニングを施すことがとても重要です。
社会性を身につける時期から~階級を確立するための時期に差し掛かっていて、将来を左右する難しい時期とも言えます。
良く食べて、良く遊び、良く学ぶ、、、?良い子の典型の様な三頭の子犬達ですが、三番目の、学びの時間がなかなか確保
できず、ちょっとばかり心配です。
      
◇子犬が成長するにつれて、この時期はこんな行動が特徴的であり、身体の成長(成熟度)はこんな風だ、等と正確に言うのは
ラブラドール種に限っても、とても難しいものです。
飼育に幾ら気を遣ったとしても、個体によってあるものは早熟であり、あるものは成長が遅いと言った現象が必ず起こります。
それだけに、肉体的あるいは精神的な成熟度を上手に見極めることが「子犬間の階級が確立されようとしている時期」、特に
大切な作業とも言えます。
      
◇今日は、一つのサークル(8平方メートル)に三頭を纏めて入れたり。三頭を三つのサークルに其々分けて入れたり、二頭と
一頭に(二通り)組み合わせてみたりと、試行錯誤しながら其々の場合の三頭の様子を観察してみました。
      
トゥルムラーの書いた「犬の行動学」の第一章、子犬から成犬へ~の序文
『私達が見ている成犬は、親から受け継いだ遺伝と、生後の環境の二つの要素から作り上げられたものです。この二つの要素
のいずれが重要ということはできず、非常によい遺伝を持って生まれても、生後の環境が良くなければ、その良さは失われてし
まいますし、反対に、いくら良い環境で注意深く育てても、悪い遺伝を消し去ることはできません。』
と言う部分のことが、この時期(子犬間の階級確立の時期)特に重要だと思っているからです。
      
◇子犬間の階級とは、単純に体力の強弱によって決まるものでもなく、どうやら知力があって、うまく立ち回ることのできる個体
が常に上位の階級に立っているようです。
体力の強いもの、知力に優れるもの⇒階級の上位を占める。
体力(体格)⇒知力に優れるもの(子犬)は上手く立ち回り(立ち回ることが出来)、他の兄弟達より多くの、しかも上質な食べ物
(餌)を手に入れる事が出来る→大きく育つ→体力(体格)が強くなる。(野生では)
知力のあるものが優位に立つ。犬の様に、「学習を行う動物」に於いての重要な側面であるようにおもいます。


◇話変わって、「子供の教育」(犬ではなく、人間の)について面白い記事を目にしました。
今日付けの「日本経済新聞」文化面≪私の履歴書≫に載った、細川護煕(元首相)の一文です。


      
こんな風に書かれてあって、参考になりました。
◆わんぱく少年~『父が漢文や和歌などの素読を子どもたちに叩き込もうとしたのは、京都大学時代の恩師である哲学者、
西田幾太郎先生の影響が大きかったようだ。西田先生はある時父に「君は生死の関頭に立った時に何を思うか」と尋ねられた。
父は「まだそのような経験をしたことがないのでわかりませんが、先生は何を思われますか」と逆に質問したところ、先生は「子
どもの頃に暗唱した古典だ。昔の人は4、5歳の時から『子のたまわく』と古典を暗唱したものだ。その時に意味はわかりっこな
いが、しかし、それが生死の関頭に立った時にふっと頭に浮かぶのだ。そこで人間が開ける。子供には是非素読をさせろ。それ
が本当の教育というものだ」といわれたのだそうだ。
       
◇「読書百篇意自ずから通ず」などと言います。
しかし素読と言われても、、、、犬に文字は理解不能ですし、耳から聴かせるとしても、、、、、、、難儀な話です。
しからば、成人用の本から~歎異抄を読み解いて聴かせるといったことなどは如何なものでしょうか?
注1:善人なおもって往生を遂(と)ぐ、いわんや悪人をや、、、、、なんて余りにも××でありますが。
注2:万のこと皆もって そらごと・たわごと・真実(まこと)あるなし、、、、なんて辺りはいいかもしれません、、、、、、、。
注1現代語訳:善人ですら極楽浄土へ行くことができる。まして、悪人は、極楽浄土へ行くのは当然ではないか、、、、
注2現代語訳:およそこの世界で人間がすることは、すべて空しいこと、ばかばかしいこと、真実のことは全くありません、、、、

◇野生では決してない、100年もの間、飼育され続けてきた犬(ラブラドール)をみていて思います。
体力は知力の裏付けによって付くものでもなく、知力や体力があるからと言って階級の上位に立つものでもない事、ある種の
侠気や、更にもっと深い何かを持っている個体がいるような、、、、、、、。


  皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
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