４時前から６時頃まで小雨が降っていました。
１０時頃から日が出て来て、一見秋晴れの良いお天気に、、しかし湿度が高く蒸し暑い一日でした。
午後６時の時点で外気温２５度、、、、気象学者が言う様に、確かに日本は亜熱帯化していますね。
急な出張が入り、１１：３０～の一時間だけ以前から約束の有った二組の相談者への対応にあたりました。
一組目はハンドリングに関して勉強中の飼主Ｍさん。
問題犬（引っ張り癖ほか）化し始めた愛犬（１歳）のトレーニングを初めて、約半年余りが経過しました。
前回と今回は愛犬のトレーニングをお休みして、此処で抱えている複数のトレーニング中のワンコのハンドリングを試しに行っ
てみて貰う事にしました。（路面の荒れた砂利の坂道を下る事が難関の一つです）
一段高くなった広場（一部駐車場）に停めてあるワンコの運搬車から、当該のワンコを降ろして５０メートル程の行程を歩み、
ランの入り口までワンコを連れてくる事が課題です。
強烈な引っ張り癖のついたこの犬をハンドリングしてみるのは二回目のＭさんでしたが、見事一回目はすってんころりとひっくり
返されてしまいました。
倒れ方が良く、怪我が無くて幸いでしたが、、、誰でもそれで済むと言うわけではありません。
一度目の帰りから工夫の見られたハンドリング、良くコントロールの効いたワンコは動作が安定して来ましたね。
帰りの道はさしものワンコも余り引っ張らないので、ハンドリングを見直し修正するには良い機会なのです。
安定してきた同じワンコの二度目のハンドリング。
そして別のワンコ（引っ張り癖矯正中）の初回のハンドリング。
随分と安定した姿勢でハンドリングする事が出来ています。
強烈に引っ張る犬への対応も何気なく行えるようになりましたので、愛犬をトレーニングしてきた半年間の努力は確実に結実し
ていると判断出来ますね。
幾つかのハンドリングスキルが向上するにつれて、犬の事（実態としての）も良く理解できるようになります。
手や身体、頭（思考）を使った基本的なハンドリングスキルは、独学で身に付けるには意外に長い時間がかかります。
初心者の方は、なるべく早いうちに良いトレーナーに巡り合う事が大切ですね。
Ｍさんの愛犬は、トレーニングをお休みして母犬も含めたほかの犬達と楽しく遊んで嬉しそうでした。
次回からは身体造り（肉体づくり仕上げに向けて）と、色々な遊びに関しての勉強段階に入ります
Ｍさんの左の肩には転んで着いた泥汚れが、、、、、、。
◇ハンドリングを学ぶことは犬を飼い、犬を育てて行く上で大変重要なことです。
子犬の頃から辛抱強く毎日少しづつでも頑張ってみた結果は必ず出ますから、諦めない事が大切ですね。
良い目をもったトレーナーが傍にいてくれる事や、自分の飼い犬以外の犬をハンドリングする機会があること等は、幸せな事です。
今日Ｍさんにアドバイスしたのは、境界線（円）で囲まれた部分の動作のことになります。
ある程度ハンドリングを真剣に考えている方にはすぐに理解できる部分かと思いますが、常に注意しておくべき基本の動作になります。
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