ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 長い長い一日でした、動物病院にて~木曜日・・・

2014年06月05日 | ラブラドールの病気や怪我

    

先月30日に「愛犬の痛み」の事で相談(経緯説明)のあった飼い主さんがいらっしゃいます。
の内容を読んで、実は暫く放っておく事にしました。
そして今日あたりが頃合いかと思い、相談の有った飼い主さん宛てに直接電話を入れてみました。
事態は進展しておらず、飼い主さんの考え方にも納得がいきませんでした。
患犬の年齢やら、今までの飼育の様子、飼い主さんの飼育のスキル等を考慮し、ジジイなりの意見を
伝えました。
結果、設備の整った動物病院を訪ね経験豊富な獣医師の診断(判断)を仰ぐことになりました。

相談者からのメール(5歳のラブラドール牝・不妊処置済み)
月曜日(26日)に○○にベタベタしようとしたところ「キャン」と啼きました。
その時は、体中を触ってチェッしましたが特に異常は感じられず、散歩を短めにするなどして、
その後様子を伺っておりました。
昨夜(29日)になり立ったり座ったりする時、悲痛な叫び声をあげるようになり、兎に角ケージで安静
にさせて置き、
今朝(30日)獣医に行って参りました。
今日は、痛がる事も無かったのですが、椎間板だろうという診断でした。
ステロイドの飲み薬を処方され、安静にしています。
今思えば、10日程前に大型のラブ(牡)にしつこくマウンティングされた事が原因かと思われます。
去勢済なのですが、○○にだけマウンティングをするらしく、普段は良い子なのですが、飼い主さん
コントロールが出来なくなっていました。
止めさせてもらう様に飼い主さんに強く言えなかった自分を反省しています。

※病院への予約を18時半とし、手術の予定が有った獣医師さんには粗方の経緯を話し、19時からの
診察をお願いしました。
17時までに我が家の犬達の世話を済ませ、18時過ぎに動物病院到着。同時刻に相談者から電話、少し
遅れそうであるとの事。
手術の終った獣医師さんと雑談をしながら患者さんの到着を待っていました。
立場上、獣医師さんと話す話題には事欠きません。熱いコーヒーを入れて戴きました。



 患者さんが到着し、診察室での問診などが終って、触診と歩様などを診るために
長い通路のある待合へ、、、。
滑り止めを施した通路での触診。見ている飼い主さんには(専門の獣医師の診察の仕方が)大変参考に
なったと思います。


 後肢への比重の掛かり具合を診ています。

 神経系に問題が無いかを診ています。

 股関節(悪化による反応具合)を診ています。

肩関節から肘関節にかけての関連性を診ています。

肘関節を診ています。

 股関節(可動域の確認)を診ています。

 馬尾神経系統を診ています。

 沈思黙考・・・


◇歩様検査~一連の触診を終えて、「レントゲン撮影」「採血」など終えて患犬が処置室から戻って来たのは
20時過ぎ。
その後別室にてレントゲン写真の読影と説明。血液検査(院内)のデータからの考察などが説明されて、ある
種の診断(椎間板が原因ではなかった)が下されてお薬の処方~会計を済ませて病院を出たのは21時半を回っ
ていました。
そして患者さんは病院から三時間半掛かってF県の自宅に無事帰着(午前様)。



◇折に触れて飼育管理に関してのご相談に乗っている方でさえ、今回の様に自分本位の判断をして
しまいがちですが、動物病院へかかる場合の心積もりは普段からシッカリとした考え方でいた方が宜しい
かと思います。(先ずブリーダーなどへの相談を優先する)

  飼い主さんからのメール。
今回、データで原因を割り出していって、そういった作業の大切さを痛感しました。
(理詰めで)原因を正しく突き止めなければ、対処法を間違ってしまい大変な事になるところでした。

※レントゲン撮影の結果
肩関節・肘関節・股関節・膝関節等に全く異常はなく、過去に異常の有った形跡も読み取れませんでした。
左右の各筋肉量のバランスも良好、肩肘股関節の可動域やナックルの返り反応にも問題なし。
熟練獣医師の目からは特段の異常は認められませんでした。
ではなぜ今回の患犬は「キャン」と言う様な「痛み・違和感」を何度も訴えたのでしょうか?
この辺りの部分に関しては、獣医師さんよりも私達飼育に係り続ける立場の人間の方が、推測をし易い
経験を豊富に持っているのではないかと考えております。
※今回お世話になった動物病院は深谷市にある「アニマルクリニックこばやし」。担当して戴いたのは
院長の小林先生でした。 

お知らせ:ホームカミングディーは雨天延期となりました。
15日に改めて行いますので「参加希望者」はご連絡ください。

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