ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆犬作り...

2021年02月19日 | ブリーディング


日本海側は大荒れの天気が続き

太平洋側の東北では大きな地震がありました

何が起きても不思議ではない世の中になったように思います。


子犬と若犬のトレーニングを開始しました

二月も半ばを過ぎて 寒さもだいぶ和らぎ

ポツポツと人の出入りも多くなり始めました。

萎んだ様になっていた老人も 重い腰を上げて

犬舎の施設を整備したり、枯れ草を刈ったり、

それから今まで以上に犬と遊ぶようになりました。

ドッグショー出陳の望みは依然として絶たれたままですが、

今まで、ほぼ放りっぱなし状態にあった可哀想な犬達に

生きていく上で大事なマナーを、初歩から教えていくことを始めました。

フィールドトライアルタイプのラブラドールのようになっているジェームス君は

遊び感覚で始まった簡単なエクササイズが殊のほか気に入ったようでした。


ジェームス君 DOB:2020/10/11

生まれて初めて人間から比較的に簡単な指示を出されて、

はじめは戸惑いを見せていましたが...

すぐに指示される意味を理解したようでした。

このフィールドトライアル犬に似た犬は、

姿かたちは兎も角、

なにをどうやったら良いかと言うことが

一応(既に)頭の中にインプットされています。

ジェームスにとってみれば、

スタンディングポーズをとるのは生まれて初めての経験でしたが、

ある意味で”お茶の子さいさい”のことだったのかも知れません。

代々、引き継がれるべき技能を備える様に繁殖された子犬の場合、

或る動作を無理なく自然に行えるという本能に根差す部分のDNAは

見事に書き換えられていて、

黙っていても(教えなくても)すぐに出来るようになると言うことなのです。

別の捉え方をすると、DNAの違いで(ブリーディングポリシーが影響した)、

世の中にはどうしようもなく手のかかる子犬も、多くいると言うことなんですね。

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若犬(一歳)のトレーニング

一歳になったばかりのパールさんは

我が家の犬には珍しくなく

これまで な~んも 勉強をせずに

野放図に育てられてきました。

コロナの影響も多少はありましたが、

食べて、遊んで、寝て、、、という暮らしを

ここまで飽きもせずに続けてきたというわけなのです。

しかし実はあるところで、少し恥ずかしいことを経験して、

これではいかん、しつけは正しく行わなければ…ということで、

善は急げ、さっそく 翌日の今日、

ケンネルワークが一段落した夕方に簡単なエクササイズを行ってみました。


DOB:2020/01/24

通常 ドッグショーに出陳してみようとセレクトされた犬は、

小さな子犬のころから時間の許す限りトレーニングして育てるのが通例です。

しかしそれと同数くらいの犬が、普通の家庭犬として育てられた後に頭角を現す

ことが往々にしてあります。

そんな子を気の向くままにほんの少しトレーニングして、ショーに出せる機会が

得られるとほんとうに楽しいのですが。

※パールの姉妹犬にはパール以上に確かな資質を持った子がいて、いつかその子を

磨き上げて、何処かのショーに出陳できることを願っています。

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英国のLegendたち (私たちの恩人達)

私は英国のブリーダー達とは人間的なお付き合いを重ねて、今も昔も親しい関係に

あります。

ラブラドールという犬種を学び研究するには、英国を訪ね英国の犬を目の当たりにし、

それらを子細に観察し、丁寧に触ってハンドリングしてみることが良いと思います。

それが出来ないことには、ラブラドールのことも英国のことも、なにも語ることが

できません。

私は 英国の友人達から、ラブラドールという犬種について多くのことを学び取りま

した。が然し、ことブリーディングとなると、全く思うような結果が出せていません。

それには多くの理由が考えられますが、その一つ一つを消去法で消していっても答えは

余り変わらず、悩みを抱えたまま過ぎゆく時に身を任せているのが現状でしょうか。

ラブラドールのブリーダーとしては余りにもセンスがないのかも知れません。

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◇サンディーランズ エリカジェイズ女史

英国のブリーダーの中でも、この方ほど人間的に暖かく人を公平に見る方はいません。

ラブラドールに関しての私の知識の80%は、サンディーランズに於けるエリカ女史との

交流から生まれたものと言って、過言ではありません。


2003/03/11

このときは、骨格の質問に答えるべく、生まれて間もない子犬を何頭も連れてきてくれて、

触り方や判断基準などに言及して下さいました。


2003/03/11

◇ロチェビー マリオンホプキンソン女史

日本にはマリオンと親しい人(自薦他薦で)が数多くいらっしゃいますし、相当古くから

日本にラブラドールを送り出していて、私が最初に飼う羽目になったラブラドールも

その流れをくむ犬でした。

彼女とは今も相当に親しい間柄なのですが、不思議と彼女の犬はたった一頭しか輸入

していません。彼女の犬は世界中の誰しもが認める素晴らしい犬ですが、私が好むタイプ

とは若干異なる気がします。


2016/02/16  FB 2/16の投稿より無断拝借

なにはともあれ、若い方でこれからラブラドールを研究し一旗揚げようと思う方が若しも

いらっしゃったら、なにを差し置いても英国に行くべきであると思います。

ラブラドールを遠回りせずに一直線に(最短距離で)学びたかったら、できるだけ早く英国を

目指すべきだと断言します。

人は色々なことに於いて、学んだことは口に出して言えますが、聞きかじりの

ことは、口が裂けても言うべきではありません。

たったそれだけのことで、生涯信用を失うことに至った人は今ここで、指折り

数えても沢山いらっしゃることは事実です。

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