18 Jul
日曜日から降り始めた雨は、今日になっても依然として止む気配がありません。
気温が上がらずその点では助かっていますが、犬舎の数台の「扇風機」は静かに回っています。
エアコンを使うほどではありませんが、ワン達の濡れたからだから発散される湿気を取るのに苦労します。床上５０センチの「湿度計」は８５％の目盛りをさしています。かと言って室温が低く（＜２０度）「除湿機」を使うほどでもありません。
そろそろ最後の換毛が始まる頃なので、デリケートになっている皮膚を刺激したくはありません。
犬舎室温が２５度を超えると「除湿機」を使うタイミングを見極めます。
一般的な「室内飼育」対応の金属ケージを使って飼育されているワンには、「エアコン＋扇風機」が絶大な効果を発揮します。「扇風機」は弱風の場合は、1～１．５メートルの距離から直接風をあてるようにします。常に被毛をドライ状態に保つ事が（特に室内の場合）良い結果（コンディション）をもたらします。
少し元気になってきたかな？ 一寸遊ぼうか、、、？ どうする、、、？？
雨が上がると、近くの広い公園で柔らかな牧草を踏んでの「強制運動」を行います。
「強制運動」ですので、それを行う犬自身に「意欲」がなくては効果を得る事が出来ません。それどころか、嫌々行う運動は疾患の治癒減退を招いたりするものです。
「意欲」があるか無いかは「顔」の表情に良く表れます。それを「見抜いて」やる事が私の仕事でしょうか。
早く、逞しい犬に戻って欲しいところです。が、此処をぐっと我慢する事が最短で回復に向かう唯一の方法です。
「四肢の疾患」の回復（リハビリテーション）には、よく水槽・プールが使われますが、リスクが無い訳ではありません。そのリスクを判って行うか、判らず闇雲に行うかで、予後は大きな違いを見せます。
アスリートの場合の「回復の目標」は、「競技生活」に戻れる事が最低の目標です。
ショーイングドッグの場合の回復の目標は、ただ歩けるだけ、ただ走れるだけではありませんから、当然リハビリテーションのメニューは熟慮された内容になります。
雨が止むといいね！
今日も元気で、
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できれば此方も、御願いします。
気になる各地のお天気です！
