倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈 人権意識を育む 〉

2013-07-14 | インポート
7/13 Sat. [ クラちゃんの起床時刻  5:55 AM ]

私の住む川中島地区で 「 人権問題を考える住民の集い 」 が開催されました。
人権問題は、社会水準が高まるのに比例するように遍在化し、さまざまな環境の下で さまざまな立場の方々の人権が侵害されたりするなどの問題が発生します。
人は、他者の人権をいかに尊重して社会生活を営んでいくか、そのためには 人は 人権の普遍性と重要性を学び、人権意識を育んでいくことが重要です。
そして その〝学習〟は、一朝一夕にして成らず、平素からあらゆる機会を通じて人権問題に触れることが肝要であり、もって この 「 つどい 」 の意義が推し量られるところです。
この日は、小学校と中学校の児童生徒による体験発表と、元長野市教育長の T さんの講演が行われ、参加された方々は それぞれに造詣を深められました。


共和小学校の4年1組の児童が、障がいを抱えるクラスメイトをいたわり合う学校生活を作文で表現し、大きな拍手を受けていました。

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長野市で一番最近 開校した共和小学校には、障がい者に対応できるエレベーターが設置されています。
そのため、共和小学校として 障害がいをもつ児童の受け入れを行っています。
作文のタイトルは 「 僕の大好きな4年1組の仲間たち 」 です。
車イス生活を送る男子児童から、クラスメイトへの感謝のことばとが贈られ、クラスメイトからは、障がいを抱えながらも、クラスを明るくリードしてくれる学友に、やはり感謝のことばが贈られました。

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呼びかけ風の作文の朗読を聞いた中に、互いを認め合い、支え合うことで、いつしか4年1組の中に 「 ノーマライゼーション社会 」 が構築されていることが伺い知られ、会場には 4年1組 の温かい雰囲気が共有されたのでした。
人権教育は、言って聞かせたりする形では、なかなか浸透するものではないと思います。
こちらの 「 4年1組 」 のように、日常生活の中での障がい者支援を送るような 経験的学習 こそが、他者を愛(いつく)しむ心を育てる原資になる、と改めて実感しました。



ところで、会場では、地域の授産施設 「 エコーンファミリー 」 のみなさんによるアトラクションが披露されました。
障がいを抱えながらも、明るくポジティブに社会生活を送るエコーンメンバー、この日は 「 AKB48 」 を元気に踊ってくれ、ヤンヤの拍手を浴びていましたヨ。
Photo_3

で、アトラクションで〝出演〟した彼ら、出番を終えると会場入口でパンを売る 売り子 に早変わり、 「 いらっしゃい! 」 と元気な声を上げていました。

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まさにマルチタレントぶりを発揮、あらゆる面で活発に活動するエコーンメンバーたちでした。
ちなみに エコーンさんのパンは、ホントにおいしいでっせ!
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コメント
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