倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈新たな会派「改革ながの」を結成〉

2011-10-04 | インポート
私は、長野市政で新たなスタートを切り、どのように活動することが市民のみなさまの真の期待に応えられるかを模索していました。
「原点回帰」を掲げ当選を果たさせていただき、これから私は地方議員としてどうあるべきか・・・を自問自答してきたところです。
無所属での活動も視野に入れて検討してきましたが、議会において自分の考えを具体的に反映させるためには、やはり会派に属することが不可避、という結論に至りました。


しかし、会派、といっても単なる数合わせでは意味がありません。
あくまで市民代表として是々非々で議論に臨み、行政側のためではなく、市民のための地方政治に取り組むべく、同じ意識を持った者がグループを構成することが必定です。

そのうえで、この度「改革ながの」という会派を結成、新たな活動を開始しました。
「改革ながの」は、旧「政信会」に属した議員を中心に構成され、これまでの取り組みを更に強化し、市政改革・議会改革・議会活性化を実現するため、新たな政策グループとして、さきの市議選を通じて寄せられた市民のみなさまの期待に応えるべく活動展開してまいります。


私たちは、今回の市議選の投票率が、過去最低の46,32%にとどまったことを問題視しています。
このことは、市民のみなさまが、長野市政に対する問題意識や期待を抱く一方で、現在の長野市政の閉塞状況により、市政に対する関心が高まらないこと、つまり市政への不信感を表したものと重く受け止めざるを得ず、それぞれの議員は、この状況を率直に反省し、市民が抱く市政への不信感を払拭するべく努力するところから新たにスタートする必要があると考えるところです。


これまでも旧「政信会」は、数による結論ありきの現状を変えなければ市民の期待に応えられないとの信念で議会改革に取組み、これまでも、最大会派の数による横暴を許さず、市民のみなさまに見える形での是々非々の議論展開に努めてきました。
私自身、二期目の改選と同時に最大会派を飛び出し、自ら安住を許さず、身をもって議会改革に取り組んだ自負心があります。


そして今回、改めて選挙を通じて選ばれた議員の中から、意欲ある議員が結集し、さらなる市政と議会の改革の推進に取り組むこととなったところです。

私たち「改革ながの」は、会派として議案審査・政策提言に取り組むことはもとより、広く門戸を開け、市政課題に応じて会派・所属を越えた「政策フォーラム」を提唱・主催し、議員として横断的に市行政をチェックする、新たな体制をつくってまいります。
今までの、各会派⇔行政の個別の対応の枠を越え、議会⇔行政という形を作りあげ、課題ごとに会派横断的な取り組みを行い、市民の意見が具体的に市政に反映できる体制を構築するために、ある時は先頭に立ち、ある時は「接着剤」的な役割を担いつつ、もって市民益向上を図っていきます。
さらに、情報公開・市民参加を推進するため、市政に積極的に参加する市民グループや地域団体などと積極的に意見交換を行い、市民のみなさまが抱く市政に対する「思い」を実現するべく取り組んでいきます。


「改革ながの」の結成に際し、不肖わたくしが「会派代表」の任を仰せつかり、責任の重さを実感しています。
これまでの会派活動をさらに進化させた新たな取り組みとなるため、試行錯誤の連続になろうと思いますが、これまでのあらゆる経験を傾注し、全力を尽くしてまいる覚悟です。

Photo_2