倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈イベント週末〉

2011-10-03 | インポート
この土日は、まさにイベントウィークエンドとなり、地域のそここで行われた行事にカオを出させていただき、拍手を送ったり送られたり、また貴重な体験をしたり、でした。
土曜日は、保育園や幼稚園の運動会が一斉に開催されました。

Photo

この日は、雨こそ降らないまでも、気圧の変わり目に寒波が乗っかり、まるで晩秋のような寒さ。
それでも、主役の子どもたちは、半袖半ズボンで元気に園庭で演技をし、おうちの方々の大きな拍手を浴びていました。

Photo_2

こちらの保育園では、同じ園児でも競技に参加していない、でも活発に動き回る園児がいて「?」と思って聞いたら、年中サンが〝係員〟を担い、用具などを運んでいたのでした。

Photo_3

ただ単に演技させるだけでなく、運動会を通じて団体行動での役割を学ばせる、何ともイキな「教育」を施していたのでした。
午後は、地域の社会福祉協議会が主催する住民福祉大会が行われ、町民があい集いました。

Photo_7

永年に亘り、在宅介護に励まれる方々への表彰や、地元の中学校の福祉委員長による体験発表が行われ「福祉」をキャッチフレーズにする私にとって、みなさんとこの〝空気〟を共有でき、イイ時間を過ごさせていただいた思いでした。
アトラクションとして、フォークシンガーの「堀 六平さん」が懐かしいフォークソングのメドレーを披露してくれ、会場は堀さんの木訥(ぼくとつ)な語りも手伝い、何とも和やかな雰囲気に包まれていました。

Photo_8

それにしても感心したのは、堀さんがあらゆる懐メロをご存じなのと、また参加者のみなさんがそれらをヨク知っておられること。
堀サンのイントロに乗って、楽しげに口ずさみ「あの頃」に戻った感のみなさんだったのでした。

Photo_9

また、併せて地元の小学生による「金管合奏」が披露され、ヤンヤの喝采を浴びていました。

Photo_10

聞けば、現在の音楽の担任教諭が熱心で、子どもたちのために楽器を調達し、指導に臨んでいるとのこと。
その甲斐あって、この度東海地域で開催される大きな大会に出演するまでになったとのことです。
で、そのメンバーの中に、親交のある T さんの息子くんが。
でっかいチューバの担当で、身体がすっかり楽器に隠れてしまっています。

Photo_11

それでも楽器の陰から真剣な表情が垣間見られ、バンドの一翼をシッカリ担っていたのでした。

Photo_12

この土日は、地域で秋祭りが行われました。
こちらの地域は、休耕田が市に寄付され新たに造成された公園で、恒例となっている祭りが行われていました。

Photo_4

地域コミュニティが希薄になる昨今ですが、こちらの地域は理想的な形で世代間の継承がされており、いわゆる「青年団」を中心に、テキ屋カオ負けの本格屋台が供されています。

Photo_5

おでんも本格的、ヨク見れば、先端のコンニャクが抜け落ちないように、何と小さなコンニャクで「栓」をしていたのでした。

Photo_6

本部席には、普段は早起き野球でチーム先輩リーダーと現役リーダーが席を同じくし、地域の明日について談笑しています。
こちらの地域を「横の交流」のお手本とし、広く市域に伝播していくことを願って止まないところです。

Photo_15

土曜日から一転、日曜日は穏やかな陽気に恵まれました。
地域では防災訓練が行われ、自然災害発生年となった今年は、多くの住民が参加されました。

Photo_14

参加住民は、体験コーナー毎に分かれ、消火や非常食・怪我人運搬などを体験します。

Photo_16

Photo_17

〝意外〟だったのは、非常食のスープのオイシさ。

Photo_18

本格的ともいえるポタージュスープは、身体を中から温めてくれます。

Photo_20

防災訓練は、実際に行われないことが理想なのですが、いざという時のために何度でも体験し、いざという時に備えることが肝要、というところです。

Photo_19

運動会シーズンの週末は、地域でも町ぐるみの運動会が行われました。

Photo_21

当時の新興団地の造成の歴史に併せて開催されている運動会、今年で43回を数えます。
当時の入居者世帯が年を重ね、今ではお孫ちゃんと一緒に楽しく運動会を迎えています。

Photo_22

年に一度の異世代交流の場である町内運動会、まちの活性化のバロメーターでもあるなァと実感しました。
午後は、信州新町に足を運び、何とフルオーケストラと共に合唱する機会をいただきました。

Photo_23

というのは、縁あって知り合った篠ノ井信里の K さんのオ誘いで「信里コーラス会」にゲスト参加させていただくうち、この日行われた「新町イヤー音楽イベント」のオケとのアンサンブルにも声をかけていただいたものです。

Photo_24

音響への配慮のない体育館での演奏でしたが、その迫力は息を呑むほど・・・いろんな意味で演奏会を堪能させていただきました。
何と言ってもオーケストラをバックに歌を歌うなどという経験はなかなかできるものではないでしょう。
指揮者の方のタクトに乗せられ「信濃の国」や「おかあさんの歌」を精一杯歌うことができ、一同は何ともいえない達成感を味わうことができました。

Photo_25

慌ただしく東奔西走した週末でしたが、さまざまな場面で〝実り〟といただいた感しきり、なのでした。
☆おまけ・・・「もう一人の聴衆」
多くの聴衆が集った演奏会のさ中、ふと見ると、ステージ上の壁に何やらがとまっています。

Photo_26

目をこらして見ると、何とでっかいオニヤンマ(とんぼ)です。
壁に張り付き、ライブ演奏を間近に堪能しているようでした。

Photo_27