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倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

長野市内の公園における飼い犬の散歩を開放させるよう要望

2022-10-27 | 日記

この日(26日)、地域の愛犬育成団体とのコラボレーションにより、長野市(都市整備部/一部スポーツ課)に対し、長野市内の公園における飼い犬の散歩を開放させるよう要望いたしました。

 

 

 

 

ところで、この日の朝は ことのほか冷え込み、気象報道によると 長野市内で「初霜」を観測したとのこと。

なるほど、近隣の住宅街に混在する圃場に目をやれば 稲刈りが終わった黄土色の田は、表面をパウダーコーティングしたかのように薄(うっす)らと白い霜が降りていました。

 

 

 

何だか ついこないだまで半袖で過ごしていたような気がしますが、10月に入って急に秋めいてきて 今や初冬の趣(おもむき)となっています。

こういう季節の変わり目(それも急変)には体調を崩しがちになるので、私も含め気をつけたいところです。

 

 

 

 

(話しは戻って)標記の課題について、市民団体の代表者の方々と 市都市整備部長はじめ関係職員が同席し、要望書の提出に併せて意見交換を行ないました。

 

私が〝コラボ〟をお願いしたのは、長野市内で 犬の「育成」に取り組む『NPO法人 家庭犬育成協会パドックNAGANO』さんです(以下 パドックさん)。

と いうのも、これまでも 複数の愛犬家の方々から個別に「長野市内の公園の殆(ほとん)どは犬の散歩(連れ込み)が禁止されている。どうにかならないものか。」との切実な声をいただき さきの9月議会の本会議でも発言したところですが、いかんせん議員の立場だけでの発信では 何というか目に見える形での市民意見のバックボーンが弱くなってしまうため、この際は 日常的に愛犬の育成に取り組む市民(団体)の方々と協調したうえで市に向き合った方が より効果的であると考え、パドックさんに白羽の矢を立たさせていただいたものです。

実は 私はパドックさんとは何の面識も無く、ネットで検索して いわば偶発的に連絡を取らせていただき、もしかしたら無理かもしれない〝コラボ〟を いわば飛び込み営業的にお願いしたのですが、当のパドックさんは 私の心配をイイ意味で裏切ってくれ、今回の要望に一も二も無く賛同してくださり 今回の要望に至ったところです。

したがって 当日まではメールやLINEでやり取りしたものの、この日の要望の合流が 互いに「初めまして…」ということだったのですが、人と人との機微(きび)は不思議なもので 同じ目標をもって歩き始めた者同士は初対面から意気が通じるものがあり、いわば阿吽(あうん)の呼吸の中で要望(意見交換)に臨むことができました。

 

 

 

 

協会のHPによると、 パドックさんは「犬の飼い主に対し 家庭犬として適正かつ終生飼育するための啓発および知識・技能を学ぶ機会を提供し、人と犬が豊かに暮らせる社会の実現に寄与する」を目的として設立され、そのために

①家庭犬の飼い方についての知識・技術習得に関する事業

②災害時同行避難推進事業

③動物介在教育事業 等を積極的に行なっておられるそうです。

 

[参考]NPO法人 家庭犬育成協会パドックNAGANO HP

             ↓

 

犬のしつけ | 長野市|家庭犬育成協会パドックNAGANO

人と犬が豊かに共生する社会をめざし、家庭犬のしつけ方についての勉強会やお楽しみイベントを開催しています。パドックNAGANO設立の目的について綴っています。

パドックNAGANO

 

 

 

そのうえで パドックさんは、私同様 イヤそれ以上の愛犬家から「長野市の殆どの公園は、犬の散歩(連れ込み)が禁止されている」との嘆きにも近い声を聞いておられるほか、県内外から移住してきた方々が 長野市内の公園の多くが犬を連れて入れないことに驚きと戸惑いを示すことも少なからずあるとのことです。

市内に数多(あまた)ある公園の中で 犬の散歩が容認されているのは数カ所に止まり、他の殆どの公園については「犬の連れ込みを禁止します」との看板が掲げられています。

公園で愛犬と余暇を楽しみたいと思っても、犬を伴っての散歩はシャットアウト。愛犬家はいつも残念な思いを抱きつつ 公園の周りの道路や歩道で、往来する車や歩行者に気を遣いながらの散歩を余儀なくされています。

その背景には、市民の中には犬を忌避する人がいること・幼児等が遊ぶこともある公園に犬が入ることで危険を感じる親御さんがおられること等の諸問題があることを含め、最大の課題は 犬自身の問題ではなく いわゆる「飼い主マナー」であることをパドックさんはじめ関係者は承知しています。その多くは「糞の放置」など排泄物を適切に処理しないことであり、この一部の飼い主の無責任行為には 多くの心ある愛犬家も心を痛めています。

これらの社会問題を踏まえ、パドックさんをはじめ それぞれの動物愛護団体は飼い主マナーの向上に向けた教育・啓発活動に勤しんでいるところですが、それら諸活動の効果はもとより 昨今では飼い主ご自身の意識向上も伴い、飼い主マナーは確実に向上していることが実感されています。

それに加え、最近では 市民を対象にしたアンケートでも、公園での犬の散歩を容認する回答が多数を占めるなど〝世論〟にも変化が生じはじめたこと、また さきの9月市議会では、市の代表監査委員からも「公園における犬の散歩は順次開放に向けて取り組むべき」と発言されるなど「容認論」は市民権を得(え)つつあることが示されるようになっています。

そのうえでパドックさんは、公園に犬を連れて入ることは 飼い主の要望というだけでなく、広く市民にとっても有益であると考えておられます。

昨今の社会状況下において、さまざまな研究や実践により 動物の存在が人々に安らぎや癒(いや)しをもたらすばかりでなく、人々のコミュニケーションを引き出したり (犬の散歩による)運動のきっかけになったりすることが明らかになっています。

そのうえで これら犬に起因するプラス効果は、飼い主のみならず 広く市民にとっても豊かな地域づくりや健康増進につながるものと考えておられます。

それら飼い主マナー向上傾向と 犬の公園散歩を容認する社会状況の変化を踏まえ、また動物がもたらすプラスの効果に期待しながら、この際は 長野市においても公園への犬の連れ込みの解禁に向け舵を切っていただきたいと切望しておられました。

 

そのうえで、開放にあたっては とりわけ私の方から、今までのように 一・二の公園を限定的に開放するのではなく、概ね市域全域に亘り開放すべきと申し上げました。

確かに 管理する所管課は、開放に伴い糞害の苦情などが一斉に寄せられることへの懸念があること、また 新たな看板等の経費や準備作業に応分の負担が生じることは承知するところですが、市内には多くの愛犬家が遍在していることから、ある公園だけを開放しても そこに愛犬家が集中して不測のトラブルが発生したり、そこまで足を運ぶことが難儀である人も少なからずおられたりすることから、そこは市内公園を偏り無く開放したうえで、多くの市民ニーズに応えるべきと考えるところです。

但し、そこは市内の全ての公園を開放してほしいと申し上げているのではなく、たとえば自治会などが管理する いわゆる小さな公園は、まさに管理の面で住民に負担をおかけしていることから それらは従来どおり連れ込み禁止とする一方で、市が管理する一定規模以上の公園については偏り無く開放すべきではないか。

そのうえで それぞれの飼い主においては、多くの市民 とりわけ幼児などが無邪気に遊ぶ公園においては、犬を連れて入ることで迷惑や不快感を与えることの無いよう「公園は公共の施設である」ことを再認識し、リード(手綱)の装着や、糞の回収袋(容器)の持参等の最低限のマナーを遵守すべきことは言うまでもありません。そのためには、パドックさんをはじめ動物愛護団体においても これまで以上に飼い主マナー向上に向けた普及啓発に努め、愛犬家もそうでない方々も 共に笑顔で公園を利用できるよう最大限の努力を払うべきことは論を待たないところです。

 

そのうえで パドックのH理事長は「地域に暮らす多くの愛犬家は ペットを大切な家族と考え、愛犬と共に暮らすことで生活にハリができたり 癒(いや)しや安らぎを感じたりしながら日々の生活を送っています。「共生社会」と言われて久しい昨今、人と動物が共に生きる豊かな社会は 私たち人間に多くの恩恵をもたらします。しかし、配慮に欠ける行為があれば 周囲に不快感を与えてしまうのも事実です。犬の飼い主に向けては、公序良俗に副(そ)った行動ができるよう 犬のしつけはもとより、飼い主ご自身にも適切な指導・アドバイスを行なってまいりますので、愛犬家の願意と昨今の社会意識の変化を踏まえ、特段のご配慮をいただきますよう、お願い申し上げます。」と 心を込めて述懐されていました。

 

そのうえで、願意を下記の3点とし要望されました。

・市内公園への犬の散歩(連れ込み)の禁止を解除し、開放してください。

・開放に際しては、一定規模以上の公園を市域内の偏り無く開放してください。

・飼い主マナー一層の向上に向け、市保健所・獣医師会・動物愛護団体等関連機関と連携した啓発・指導を積極的に行ない、飼い主マナー向上への啓発・指導に向けたさらなるお取り組みをお願いいたします。

 

今回の要望に対し、市都市整備部長は「願意を受け止め、前向きに検討したい。」としたうえで「さまざまな社会状況(の変化)を踏まえ、また 今回要望をいただいたことなどから、今後 新たな公園について、犬の散歩が開放できるよう 順次準備作業を進めています。但し 一斉に開放というワケにもゆかない行政事情もありますが、少なくとも 今までの(行政の)認識とは明らかに変わってきていますので、それらを踏まえて 鋭意取り組んでまいります。」という旨の回答でありました。

 

その後 話しは意見交換に及び、そこでは「犬の(公園)散歩開放が、市の活性化や市民の健康増進につながる」旨の〝ポジティブ議論〟が交わされました。

犬を(モラル遵守を前提に)自由に散歩させることで 犬自身はもとより「人」の交流が深まり、コロナ禍などで途絶えがちな地域コミュニティの復活(醸成)につながるのではないか。

市民アンケートによると 長野市民が多く行なう運動は「散歩」であり、そういう面で言うと ただ独りで歩くよりも、傍らに犬が居る(一緒に歩く)ことで 自(おの)ずと市民の運動量も増え、健康増進(=健康寿命の延伸)につながるのではないか、など〝犬効果〟は無限であることが交わされたところです。

 

 

最後に私の方から〝まとめ〟として「今回の要望が最初で最後ではなく、今後も愛犬家(愛護団体)⇔市担当部課が適切に意見交換・情報交換を行なうことで、状況がより良い方向に進むように計(はか)らってゆきましょう。」と述べ、一方の見解だけで事(こと)が進まぬよう〝バランス感〟を大切にすべきことを申し上げました。

 

 

 

市内の公園も、市民の公共物(公共施設)であることから、あまねく市民の方々が有効に活用できるよう計らうことが肝要です。

私の立場においても、適切な仲立ち役となり、誰もが笑顔で過ごせる長野市づくりに取り組んでゆきたいと思いを新たにいたしたところでありました。

 

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