県内の優れた作文教育に贈られる「小砂丘賞」と、小中学生の優れた作文を表彰する「こども小砂丘賞」の表彰式が、1月27日(土)に高知会館において行われました。
これらの賞は、高知県出身で生活つづり方教育の生みの親と言われる小砂丘忠義(ささおか ただよし)氏を顕彰して創設された「小砂丘賞委員会」が毎年選考し、表彰しているものです。
宮田速雄理事長(高知新聞社社長)の挨拶、越智康夫常務理事からの審査報告に続いて、まず個人賞、団体賞の表彰が行われました。
【個人賞】 高知市立一宮小学校 金井 五輪 教諭
【団体賞】 日高村佐川町学校組合立 加茂小学校 (岩本初美校長)
本年度の「こども小砂丘賞」には、県内の小・中学校から555点の応募がありました。その中から最優秀9点、優秀55点、優良248点が選ばれ、表彰式では、最優秀、優秀の子どもたちに表彰賞と楯が贈られました。
保護者や指導された先生、来賓の皆さんに見守られながら、一人一人が立派な態度で表彰状を受け取っていました。
受賞者を代表して、最優秀賞を受賞した今井菜摘さん(土佐女子中3年)が『今も生き続ける』と題する作文を朗読しました。亡くなった祖父母に対する優しい思いを、祖父を待ち続ける愛犬モコの姿も重ねながら描いた感動的な作文でした。
最優秀の9人の作品は、2月4日(日)の高知新聞で紹介されます。
また、最優秀・優秀の全作品は、「こども小砂丘賞作品集43」として高知市民図書館から発行され、定価1,000円で販売されることになっています。(写真は、昨年度の作品集)
なお、表彰式の様子は、
1月28日(日)付高知新聞朝刊29面に掲載されています。