10月5日(金)18時から、高知県立県民文化ホールで、平成30年度の高知県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会が開催されました。
台風の影響で、時おり強い風が吹く中、たくさんの学生さんや先生方が参加。
この発表会は、高知県の定時制通信制課程で学ぶ生徒が自らの生活体験を発表することによって、同じ課程で学ぶ生徒同士の連帯意識を深め、将来への希望と展望を持ってもらう、という目的をもって毎年開催されています。
各学校から選ばれ、さらに県の一次審査を経て、この日の発表者に選ばれた8人の皆さん、さすがに素晴らしい内容の発表でした。
それぞれに、自らのつらい過去あるいは納得できなかった過去を冷静に振り返りつつ、将来の目標に向かう姿が、輝いて見えました。
審査会の間、高知県を拠点に活動しているアコースティックデュオ「スーパーバンド」による演奏が会場を盛り上げ、
審査の結果、
高岡高等学校の谷川実優さん「夢に向かって~新しい自分を探して~」が最優秀賞:高知県教育長賞を獲得しました。
発表順に・・・
高知東工業高等学校の川島主幹さん「遠回り」が、高知県立学校教頭・副校長会定時制通信制部会長賞、
中芸高等学校夜間部の和田竜也さん「まもりたいもの」が、同じく高知県立学校教頭・副校長会定時制通信制部会長賞、
山田高等学校の大西章花さん「新しい私」が、高知県高等学校定時制通信制教育振興会長賞、
高知商業高等学校の有澤勇輝さん「これまでの、そしてこれからの私」が、高知県立学校教頭・副校長会定時制通信制部会長賞、
高知北高等学校夜間部の小石梨代さん「母からの手紙」が、同じく高知県立学校教頭・副校長会定時制通信制部会長賞、
高知工業高等学校の佐々木大悟さん「自分の意志で」が、高知県高等学校長協会長賞、
高知北高等学校通信制の澤田姫良理さん「変えられない過去と変えていく今」が、NHK高知放送局長賞、
をそれぞれ受賞しました。
続いて行われた表彰式で賞状やトロフィーが授与され、高知新聞社からは全員に入賞メダルが渡されました。
発表者の皆さん、関係の皆様、お疲れ様でした。
今年も貴重な発表をありがとうございました。