kyon's日誌

つれづれに・・・

「ロボット革命」を見て・・・

2013年03月18日 | 日記
「八重の桜」を見た後、「ロボット革命」の実態に迫る番組を見た。
考えるロボット、ヒュウマノイド・・・などと言うんだねぇ。
見始めは感動すらしてしまった。
限りなく人の動きを再現しつつあり、下世話な話だが、
アシモロボット、婆ちゃんの話し相手に一台欲しいわぁ~などと(^^ゞ
力加減の微妙さを使い分ける。あの繊細さ・・・
人工頭脳による簡単な会話が成り立つ・・・
凄いなぁ~。。。。
鉄腕アトムだぁ・・・!

原発事故は世界のロボット革命事情を一変させた・・・
初めてカメラ公開されるという映像も、
しかし、多分、ほんのごく一部に過ぎないのだろうと推測する。
番組の中では、世界がその進歩と開発改良にしのぎを削っている風だった。

軍事用に開発されたアメリカの数々のロボットのノウハウ、
日本の”人の為に役立つロボット”として開発されたアシモ君のノウハウ・・・
アシモを基本とし、軍事用のアメリカのロボットのノウハウを取り込み開発中の韓国のロボット・・・
其々の国々で開発中の優れた部分を共有して原発に役立てよう、災害などの緊急時に使えるロボットを作ろうとアメリカが提唱し、懸賞金まで出すというプロジェクトを進行させたとか。
東京大学の研究者達数名が参加しようと大学を出たとか・・・。
アシモのホンダは参加しなかった。

世界中のロボット産業は益々エスカレートし、
原発で役立つロボットを作るという、言わば大義名分を得た訳だ。

しかし、
やっぱり少し不安にもなった。
キレイ事を言っても、大義があるとしても、その先に見え隠れする不安だ。

番組最後に、ホンダの研究開発に取り組んでいる方が言っておられた。
立派なものを作り出せても、
現場で実際に使えない、使えなかったという事は絶対に避けねばならないと。
アシモのノウハウを生かし、現場で実際に使える部分ロボットを開発する懸命な姿に少しホッとした。
何だかね、その映像を見てる限り、研究開発者を見てる限り、
「頑張れ!ホンダ!」と声を掛けたくなった(^^ゞ

きしくも、フィンランドでは核燃料の最終処分地を地下に作る決断をして建設中と。
ただ、核燃料棒は100,000年を経てやっと放射能を出さなくなると。
何だか空恐ろしい現実ではある。

ロボットは確かに開発が進めば人の役に立つだろう。
人工知能を備えたロボットが、
いつか見た映画のようになる日が来るのだろうか?
妄想だけが一人歩きして膨らむ・・・。
コメント (2)
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