久々に心に沁み入るような本を読んだ。
「桜のいのち庭のこころ」佐野籐右衛門氏の聞き書き・・塩野米松氏が聞き取って文章に起こしたらしい。
本の帯に「桜守三代、とっておきの桜のはなし」などと書かれている。
京都の庭師で16代目の佐野氏、代々の名前を世襲するという。
何だかTVか雑誌かで写真を拝見したことがあってふぅ~ん凄い人がいるなぁ・・ぐらいだったが、文庫本になっていたので何気に手にとってパラパラめくると、京都弁・・・
話し言葉なのですぅ~っと入ってくる。
ご本人は”桜守”などと呼ばれるのは厭らしいが、誰が考えたってもう、この方以外に桜に詳しい方が居ようか・・・と素人の自分だって思える・・・先生、師匠、巨匠・・(笑)
まぁ、その辺の拘りも職人気質というか、経験に裏打ちされて積み上げられた思いなのかな・・・。。
桜を通して見えてくる200年・・・の技と世界観・・・
桜に係わることで現代のあらゆる職人技を持つ職人達の悲哀・・・
言われる事が一々なるほど、と納得。
何故本物と呼ばれる方達が今の時代に少なくなってしまったのか・・・
技が伝えにくくなっている世の中のシステムや考え方、時代背景・・・
これはもう、日本人ならちゃんと一読して考え直した方がいい・・・とさえ思えた。
是非一読をお勧めしたい本だなぁ・・と。
余談だけど、
今の時代はまっすぐな気性の子供たちが育ち難い、生き難い時代だと常々思うところだけど、
そうなった原因や経過は、時代の流れや政治家だけの問題で解決出来そうなことではないのだね・・・
日本人である自分達にその究極の原因があるのじゃないか・・・とふと思ってしまった。
やっぱり・・・あらゆる意味で急ぎ過ぎてるよね・・・。
「桜のいのち庭のこころ」佐野籐右衛門氏の聞き書き・・塩野米松氏が聞き取って文章に起こしたらしい。
本の帯に「桜守三代、とっておきの桜のはなし」などと書かれている。
京都の庭師で16代目の佐野氏、代々の名前を世襲するという。
何だかTVか雑誌かで写真を拝見したことがあってふぅ~ん凄い人がいるなぁ・・ぐらいだったが、文庫本になっていたので何気に手にとってパラパラめくると、京都弁・・・
話し言葉なのですぅ~っと入ってくる。
ご本人は”桜守”などと呼ばれるのは厭らしいが、誰が考えたってもう、この方以外に桜に詳しい方が居ようか・・・と素人の自分だって思える・・・先生、師匠、巨匠・・(笑)
まぁ、その辺の拘りも職人気質というか、経験に裏打ちされて積み上げられた思いなのかな・・・。。
桜を通して見えてくる200年・・・の技と世界観・・・
桜に係わることで現代のあらゆる職人技を持つ職人達の悲哀・・・
言われる事が一々なるほど、と納得。
何故本物と呼ばれる方達が今の時代に少なくなってしまったのか・・・
技が伝えにくくなっている世の中のシステムや考え方、時代背景・・・
これはもう、日本人ならちゃんと一読して考え直した方がいい・・・とさえ思えた。
是非一読をお勧めしたい本だなぁ・・と。
余談だけど、
今の時代はまっすぐな気性の子供たちが育ち難い、生き難い時代だと常々思うところだけど、
そうなった原因や経過は、時代の流れや政治家だけの問題で解決出来そうなことではないのだね・・・
日本人である自分達にその究極の原因があるのじゃないか・・・とふと思ってしまった。
やっぱり・・・あらゆる意味で急ぎ過ぎてるよね・・・。