kyon's日誌

つれづれに・・・

手仕事

2012年05月22日 | 日記
老いる・・・ということは、親を見ていると、
ん・・・そういうことなんだね・・・と思わせられることが多い。

昔の思い出を話す時は言葉も滞りなく次から次と止めどなく楽しげ。

母はお話が好きだ。
幼い頃には大家族で、8人もの兄弟姉妹と暮らしていたのだから・・・
まぁ、賑やかでワイワイ暮らすのが苦ではない。

が、
まぁ、自分は二人だけの姉妹だから、特別にワイワイ賑わったりしないのが普通で・・・
昔とは随分違う育ち方な訳です。
田んぼも無いし、庭も無い・・・
家の中で何か子供がやれるような仕事?が無い環境で育った訳で・・・
TVが出回りはじめ、何だかね・・・デカイ顔をして部屋の真ん中にデ~ンとあるような時代です・・・お喋りは勝手にTVが喋ってくれて、こちらは見てるだけ・・・
誰かと常に話をしてる状態は無くなっていく・・・
カナシイかな、人の生活に文明の利器が入りこんだ時から何かを失い始めていく時代に生まれた訳です。。。

そういうこと自体、85歳の母の年代とは違う訳です。
そのお喋り好きな母と向き合う為に、
縫物でもしようと針仕事の道具を持参・・・(^^ゞ
   
で、
まぁ、手仕事は役に立ちました(笑)

何度も古い話と、丁度、母の大好きな大相撲の中継中の幸運とで、
無口になって行きそうな母との会話も・・・どうにかこの手仕事で救われました(笑)

会う毎に老いたと感じさせられる親の姿はちょっと悲しい気もしますがね・・・
年寄りから会話とすべき事を取り上げるとボケが早まる・・・
ん~~・・・少しは活性化させられたかしらね・・・(笑)(^^ゞ

ま・・・自分はちょっとお疲れモードでしたが・・・
ちょっとの無理は自分をも活性化したかなぁ~?・・・(^^ゞ
コメント (2)
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